このページでは、料理のぎょうざを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
ぎょうざのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはぎょうざの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 209 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | (22.3) | g | |
└糖質 | (23.3) | g | 普通 |
└食物繊維 | (1.5) | g | 普通 |
たんぱく質 | (6.9) | g | 普通 |
脂質 | (11.3) | g | 多い |
食塩相当量 | (1.2) | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、料理分類に所属する正式名称「中国料理 点心類 ぎょうざ」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、ぎょうざがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
ぎょうざはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:キューピー
ぎょうざとは?どんな食材?
ぎょうざは、日本の伝統的な料理であり、アジア料理の一つです。主に中華料理に分類されます。ぎょうざは、小麦粉で作られた皮で包まれた餡を具材として使用した、蒸し焼きや揚げ焼きにした料理です。
ぎょうざの皮
ぎょうざの皮は、小麦粉を主成分とした薄い生地で、円形に成形されます。皮は薄くてもちもちとした食感があり、焼くことで香ばしさが加わります。ぎょうざの皮は、包む際にはしっかりと閉じるための弾力性も必要です。
ぎょうざの具材
ぎょうざの具材は、主に豚肉やキャベツ、ニラ、ニンニク、ショウガなどが使われます。これらの具材は細かく刻まれ、調味料とともに混ぜ合わせられます。豚肉はひき肉にすることが一般的で、キャベツやニラは水分を含んでいるため、餡がしっとりとした食感に仕上がります。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はぎょうざがダイエットにどう役立つか説明します!
ぎょうざはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:ヒガシマル
ぎょうざの栄養データ
カロリー:209kcal(平均的)
炭水化物:22.3g
└糖質:23.3g(普通)
└食物繊維:1.5g(普通)
タンパク質:6.9g(普通)
脂質:11.3g(多い)
塩分:1.2g(普通)
ぎょうざの健康的な食事への役割
1. 糖質の摂取源としての役割
ぎょうざには炭水化物が含まれており、その中でも糖質の量が普通とされています。糖質はエネルギーの主要な供給源であり、体の機能を維持するために必要です。ぎょうざを摂取することで、適切な糖質を摂ることができます。
2. タンパク質の摂取源としての役割
ぎょうざにはタンパク質も含まれています。タンパク質は体の組織や筋肉の構成要素となる重要な栄養素です。ぎょうざを食べることで、適度なタンパク質を摂取することができます。
3. 食物繊維の摂取源としての役割
ぎょうざには食物繊維も含まれていますが、量は普通とされています。食物繊維は腸内環境を整え、便通を促進する働きがあります。ぎょうざを摂取することで、一部の食物繊維を摂ることができます。
以上のように、ぎょうざは糖質、タンパク質、食物繊維の摂取源として役立つ食材です。適度な量で摂取することで、健康的な食事に貢献することができます。
おすすめ:ぎょうざのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
ぎょうざに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:ニッスイ
「ぎょうざ」の栄養データ
「ぎょうざ」の無機質栄養データ(可食部100gあたり)は以下の通りです。
- ナトリウム:460 mg(多い)
- カリウム:170 mg(普通)
- カルシウム:22 mg(普通)
- マグネシウム:16 mg(普通)
- リン:62 mg(普通)
- 鉄:0.6 mg(普通)
- 亜鉛:0.6 mg(普通)
- 銅:0.07 mg(普通)
- マンガン:0.20 mg(普通)
- ヨウ素:1 μg(普通)
- セレン:5 μg(多い)
- クロム:1 μg(普通)
- モリブデン:4 μg(普通)
「ぎょうざ」の特徴
「ぎょうざ」の特徴は以下の3つです。
1. ナトリウムが多い:1食あたりのナトリウム摂取量が460 mgと多いです。ナトリウムは体内の水分バランスを調整するために必要ですが、摂りすぎると高血圧や水分の過剰摂取につながる可能性があります。
2. セレンが多い:1食あたりのセレン摂取量が5 μgと多いです。セレンは抗酸化作用があり、免疫力の向上や細胞の損傷を防ぐ効果があります。
3. その他の栄養素は普通:カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、クロム、モリブデンの栄養素は普通の量が含まれています。これらの栄養素はバランスの良い食事に欠かせないものであり、体の機能をサポートします。
ぎょうざに含まれるビタミンを解説!
引用元:サントリー
「ぎょうざ」に含まれるビタミンの特徴
「ぎょうざ」には以下のようなビタミンが含まれています。
1. ビタミンA
「ぎょうざ」にはレチノール、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量、レチノール活性当量のビタミンAが含まれています。特にレチノールやβ-カロテンは多く含まれており、ビタミンAの補給には適しています。
2. ビタミンD
「ぎょうざ」にはビタミンDも含まれています。ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きがあり、骨の健康に重要な役割を果たします。
3. ビタミンE
「ぎょうざ」にはα-トコフェロール、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールのビタミンEが含まれています。特にγ-トコフェロールが多く含まれており、抗酸化作用があります。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はぎょうざの使用例としてレシピをご紹介します。
ぎょうざを使ったレシピ20選!
#1 マヨネーズで!ジューシーぎょうざ
豚ひき肉、キャベツ、にら、しょうが、にんにく、ぎょうざの皮、こしょう、サラダ油、キユーピーマヨネーズ、等
マヨネーズが隠し味のジューシーぎょうざのレシピ。たねにマヨネーズを加えて調理することで、ジューシーに焼き上げることができます。…
レシピを見る#2 大根ぎょうざ
大根(中心の太い部分・皮をむき、厚さ2~3mmの輪切りにしたもの)、豚ももひき肉、切り干し大根、白ねぎ、おろししょうが、しょうゆ、砂糖、ごま油、片栗粉、等
大根を皮にした大根ぎょうざのレシピ。ぎょうざの皮だけでなくあんにも切干大根をふんだんに使った大根ずくしのぎょうざ。…
レシピを見る#3 さんま蒲焼の水ぎょうざ
さんま蒲焼」、セロリ、長ねぎ(白い部分)、こしょう、ぎょうざの皮、長ねぎ(青い部分)、黒酢、ラー油
さんま蒲焼の缶詰とセロリを使った、簡単にできる水ぎょうざのレシピ。具材にさんま蒲焼を使うことで、手間がなく時短で作れます。…
レシピを見る#4 なすぎょうざ
なす、キャベツ、大葉、しょうが、にんにく、豚ひき肉、しょうゆ、ごま油、こしょう、等
ぎょうざの皮になすを活用したなすぎょうざレシピ。なすは塩をふりかけ水分を出しておくのがポイント。…
レシピを見る#5 くるみのネバネバ揚げぎょうざ
納豆、くるみ、餃子の皮、揚げ油、しょうゆ、辛子、パセリ
くるみと納豆をタネにした、ご飯のおかずやおつまみになる揚げぎょうざのレシピ。ぎょうざのタネは材料を混ぜ合わせるだけなのでお手軽に作れます。…
レシピを見る#6 ホットプレートで!ぎょうざ ドレッシングでつけだれ
キャベツ、にら、豚ひき肉、しょうが、にんにく、ぎょうざの皮、こしょう、サラダ油、キユーピーテイスティドレッシング黒酢たまねぎ、等
ドレッシングでさっぱり、ぎょうざのレシピ。タネにマヨネーズを入れることで、コクをプラス。…
レシピを見る#7 簡単!さっぱり!ぎょうざ鍋
キャベツ、ねぎ、にら、豚ひき肉、ギョウザの皮、豆苗、もやし、しょうゆ、ゆずポン酢、等
手作りの簡単ぎょうざ鍋のレシピ。具材をみじんぎりし混ぜるだけなのでとっても簡単。…
レシピを見る#8 おさかなのソーセージの揚げぎょうざ
魚肉ソーセージ、スライスチーズ、パセリ、ぎょうざの皮(大判)、揚げ油、しょうゆ、練りからし
魚肉ソーセージとチーズを使った揚げぎょうざのレシピ。パリパリの皮に中には、トロトロのチーズと魚肉ソーセージがたっぷり。…
レシピを見る#9 ぎょうざ
豚ひき肉、キャベツ、にら、しょうが、にんにく、だし醤油、ごま油、ぎょうざの皮、サラダ油、等
牡蠣風味のお醤油が味の決め手のぎょうざのレシピ。牡蠣のエキスが凝縮された醤油で、風味が豊かな仕上がりになります。…
レシピを見る#10 ぎょうざの皮の簡単ピザ
魚肉ソーセージ、たまねぎ、ピーマン、活ちくわ」、大葉、焼さけあらほぐし」、じゃがいも、白みそ、みりん、等
ぎょうざの皮を使ったピザのレシピ。好きな食材に自由にトッピングできる一品です。…
レシピを見る#11 ぎょうざ
豚ひき肉、キャベツ、にら、ぎょうざの皮、ラーメンスープ、サラダ油、ごま油
キャベツの旨味を存分に味わう「ぎょうざ」レシピ。タネに混ぜるキャベツは茹でて丁寧に絞ります。…
レシピを見る#12 油揚げのぎょうざ風
豚ひき肉、キャベツ、にら、青ねぎ、油揚げ、おろししょうが、おろしにんにく、しょうゆ、オイスターソース、等
油揚げであんを包みぎょうざ風にしていただくレシピ。油揚げにあんを詰めたら、ぎゅっと口を押さえるように留めるのがコツ。…
レシピを見る#13 お魚を使って♪ サンマぎょうざ
サラダ油、しょうゆ、ゆずこしょう、片栗粉、こしょう
このレシピはサンマを使ったぎょうざ料理です。サンマの身をたたいてぎょうざのタネにし、ゆずこしょうの風味がアクセントになっています。…
レシピを見る#14 【時短で旨いっ!】スタミナにら棒ぎょうざ
豚ひき肉、にら、餃子の皮、しょうが、醤油、塩こしょう、サラダ油
ひだを作らずに包む、手軽な棒ぎょうざのレシピ。ひき肉が多めのタネなので、しっかりとお肉を感じることができ、食べ応えのある餃子に仕上がっています。…
レシピを見る#15 焼きぎょうざ
豚ひき肉、キャベツ、にら、しょうが、にんにく、ぎょうざの皮、こしょう、ごま油、サラダ油、等
豚ひき肉を活用した餃子レシピ。みじん切りのにんにくとしょうがを入れて、しっかりとねばりが出るまで混ぜるのがコツ。…
レシピを見る#16 ぎょうざ
豚ひき肉、キャベツ、にら、しょうが、にんにく、うどんスープ、ごま油、ぎょうざの皮
肉だねにうどんスープを練り込んで作るぎょうざのレシピ。鶏がらだしではなくうどんのスープを使用することで、和の風味が感じられるぎょうざが出来上がります。…
レシピを見る#17 ぎょうざの皮で簡単おつまみ☆ツナとくるみのミニピザ
ぎょうざの皮、ツナ缶、くるみ、マヨネーズ、にんにく(チューブ)、たかのつめ、ピザ用チーズ
ツナのうまみとくるみの風味が楽しめる、かんたんピザのレシピ。餃子の皮をピザ生地代わりに使うことで、クリスピーな食感が楽しめます。…
レシピを見る#18 えびぎょうざのケチャップソース
むきえび、豚ひき肉、キャベツ、長ねぎ、こしょう、ごま油、ぎょうざの皮、サラダ油、レモン汁、等
えび入りのぎょうざを作り、ケチャップソースにつけていただくレシピ。ケチャップソースは、レモン汁、マヨネーズ、トマトケチャップを混ぜ合わせて作る、コクがあるけれどさわやかな味わい。…
レシピを見る#19 ぎょうざ
豚ひき肉、キャベツ、にら、しょうが、にんにく、ぎょうざの皮、めんスープ、ごま油、サラダ油、等
肉だねの下味やつけだれに「めんスープ」を活用して作る、ぎょうざのレシピ。ぎょうざの皮の内側に詰まった野菜とひき肉の濃厚なうま味を味わえる定番の一品です。…
レシピを見る#20 ドーナッツぎょうざ
豚ひき肉、長ねぎ、にら、キャベツ、にんにく、片栗粉、ごま油、ぎょうざの皮(市販)、サラダ油、等
ドーナツ状に焼いた餃子のレシピ。一つ一つ包むのではなく大きくドーナツのような形に包んで焼くため、調理時間も短縮できます。…
レシピを見る最後に、ぎょうざの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ぎょうざ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 209 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | (22.3) | g | |
└糖質 | (23.3) | g | 普通 |
└食物繊維 | (1.5) | g | 普通 |
たんぱく質 | (6.9) | g | 普通 |
脂質 | (11.3) | g | 多い |
「ぎょうざ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (57.8) | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | (1.6) | g | 普通 |
コレステロール | (19) | mg | 普通 |
食塩相当量 | (1.2) | mg | 普通 |
アルコール | 0 | g | 無し |
「ぎょうざ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (460) | mg | 多い |
カリウム | (170) | mg | 普通 |
カルシウム | (22) | mg | 普通 |
マグネシウム | (16) | mg | 普通 |
リン | (62) | mg | 普通 |
鉄 | (0.6) | mg | 普通 |
亜鉛 | (0.6) | mg | 普通 |
銅 | (0.07) | mg | 普通 |
マンガン | (0.20) | mg | 普通 |
ヨウ素 | (1) | μg | 普通 |
セレン | (5) | μg | 多い |
クロム | (1) | μg | 普通 |
モリブデン | (4) | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | (3) | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | (77) | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | (1) | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | (77) | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | (10) | μg | 普通 |
ビタミンD | (0.1) | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (0.6) | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | (0.1) | mg | 多い |
└γ-トコフェロール | (1.9) | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | (0.3) | mg | 多い |
ビタミンK | (28) | μg | 多い |
ビタミンB1 | (0.14) | mg | 多い |
ビタミンB2 | (0.07) | mg | 普通 |
ナイアシン | (1.4) | mg | 普通 |
ビタミンB6 | (0.11) | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0.1) | μg | 普通 |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0.44) | mg | 普通 |
ビオチン | (1.8) | μg | 普通 |
ビタミンC | (4) | mg | 多い |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。