このページでは、菓子のホワイトチョコレートを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
ホワイトチョコレートのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはホワイトチョコレートの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 588 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 50.9 | g | |
└糖質 | 52.0 | g | 多い |
└食物繊維 | 0.6 | g | 普通 |
たんぱく質 | 7.2 | g | 普通 |
脂質 | 39.5 | g | 多い |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、菓子分類に所属する正式名称「<チョコレート類> ホワイトチョコレート」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、ホワイトチョコレートがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
ホワイトチョコレートはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:Nadia
ホワイトチョコレートとは?どんな食材?
ホワイトチョコレートとは、菓子の一種であり、チョコレートの一種です。しかし、一般的なチョコレートとは異なり、カカオの代わりにカカオバターを主成分としています。そのため、ホワイトチョコレートは見た目も白く、甘い味わいが特徴です。
ホワイトチョコレートの主成分
ホワイトチョコレートの主成分は、カカオバターです。カカオバターはカカオ豆から抽出される脂肪成分であり、チョコレートの風味や口溶けを担当しています。ホワイトチョコレートには、カカオバターの含有量が高く、そのために色白でクリーミーな食感が生まれます。
ホワイトチョコレートの甘さと風味
ホワイトチョコレートは、砂糖やバニラエッセンスなどの甘味料を加えることで、甘くて香り高い味わいが楽しめます。カカオの苦みがないため、一般的なチョコレートよりも甘さが際立っています。また、バニラの風味が加わることで、さらに香り豊かな味わいを楽しむことができます。
以上のように、ホワイトチョコレートはカカオバターを主成分とし、甘くてクリーミーな味わいが特徴です。その甘さと風味により、多くの人々に愛されています。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はホワイトチョコレートがダイエットにどう役立つか説明します!
ホワイトチョコレートはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:Eレシピ
1. エネルギー補給に役立つ
ホワイトチョコレートは、100gあたり588kcalのカロリーがあります。これは比較的高い数値ですが、エネルギーを効率的に摂取するためには必要な栄養素です。特に、運動や体力を必要とする活動をする場合には、ホワイトチョコレートの摂取によってエネルギー補給ができます。
2. 疲労回復に効果的
ホワイトチョコレートには糖質が52g含まれており、これは多いとされています。糖質は体内でブドウ糖に分解され、エネルギー源として利用されます。疲労した体を回復させるためには、十分な糖質の摂取が必要です。ホワイトチョコレートの糖質は、疲労回復に効果的なエネルギー源となります。
3. 心のリラックス効果がある
ホワイトチョコレートは脂質が39.5g含まれており、これも多いとされています。脂質は体内でエネルギーとして使われるだけでなく、脳や神経の機能にも関与しています。特に、ホワイトチョコレートに含まれるカカオバターには、セロトニンと呼ばれる神経伝達物質の合成に関与する成分が含まれています。セロトニンは心のリラックス効果をもたらし、ストレスの軽減や気分の安定に役立ちます。そのため、ホワイトチョコレートの摂取は心の健康にも良い影響を与えると言えます。
おすすめ:ホワイトチョコレートのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
ホワイトチョコレートに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:Eレシピ
ホワイトチョコレートの特徴
ホワイトチョコレートの栄養データを見ると、以下の3つの特徴があります。
1. カルシウムやカリウムが多い
ホワイトチョコレートには、カルシウムやカリウムが多く含まれています。カルシウムは骨や歯の形成に重要な役割を果たし、カリウムは神経や筋肉の正常な機能を維持するために必要です。ホワイトチョコレートを摂取することで、これらの栄養素を効果的に摂取することができます。
2. リンが多い
ホワイトチョコレートには、リンも多く含まれています。リンは骨や歯の形成に不可欠な栄養素であり、体内のエネルギー代謝にも関与しています。ホワイトチョコレートを摂取することで、リンを効果的に摂取することができます。
3. 鉄や銅、マンガンが低い
一方で、ホワイトチョコレートには鉄や銅、マンガンが低い量しか含まれていません。これらの栄養素は体内で重要な役割を果たしており、不足すると貧血や免疫力の低下などの問題が生じる可能性があります。そのため、ホワイトチョコレートを摂取する際には、他の食材と組み合わせてこれらの栄養素をバランスよく摂取する必要があります。
以上のように、ホワイトチョコレートはカルシウムやカリウムが多く含まれており、リンも豊富ですが、鉄や銅、マンガンは少ないです。栄養バランスを考えながら摂取することが大切です。
ホワイトチョコレートに含まれるビタミンを解説!
引用元:Eレシピ
1. ビタミンAの特徴
「ホワイトチョコレート」に含まれるビタミンAは、レチノール、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量、およびレチノール活性当量の6つがあります。これらのビタミンA成分は、可食部100gあたりでそれぞれ47 μg、4 μg、38 μg、0 μg、39 μg、および50 μg含まれています。特にレチノールとレチノール活性当量は多く含まれており、ビタミンAの補給に効果的です。
2. ビタミンEの特徴
「ホワイトチョコレート」に含まれるビタミンEは、α-トコフェロール、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、およびδ-トコフェロールの4つがあります。可食部100gあたりで、α-トコフェロールは0.8 mg、β-トコフェロールは0 mg、γ-トコフェロールは5.8 mg、δ-トコフェロールは0.5 mg含まれています。特にγ-トコフェロールとδ-トコフェロールは多く含まれており、ビタミンEの補給に効果的です。
3. その他のビタミンの特徴
「ホワイトチョコレート」にはビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、およびビオチンも含まれています。これらのビタミンは可食部100gあたりでそれぞれ9 μg、0.08 mg、0.39 mg、0.2 mg、0.05 mg、1.05 mg、および4.4 μg含まれています。特にビタミンK、ビタミンB2、パントテン酸、およびビオチンは多く含まれており、栄養補給に役立ちます。
なお、「ホワイトチョコレート」にはビタミンD、ビタミンB12、葉酸、およびビタミンCは含まれていません。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はホワイトチョコレートの使用例としてレシピをご紹介します。
ホワイトチョコレートを使ったレシピ20選!
#1 ホワイトチョコレートモカ
ホワイトチョコレート、牛乳、インスタントコーヒー、熱湯、ホイップクリーム
インスタントコーヒーを使ったホワイトチョコレートモカレシピ。いつものインスタんコーヒーがカフェ風の飲み物にアレンジできる一品です。…
レシピを見る#2 ホワイトチョコレートモカ
牛乳、ホワイトチョコレート、コーヒー、バニラエッセンス、生クリーム、砂糖、シナモンパウダー
このレシピはホワイトチョコレートと生クリームを使ったカフェ風のドリンク料理です。牛乳を加熱し、ホワイトチョコレートとコーヒーを加え、溶けるまで混ぜます。…
レシピを見る#3 ホワイトチョコレートのムース
グラニュー糖、薄力粉、ココアパウダー、ホワイトチョコレート、グランマニエ、卵黄、板ゼラチン、生クリーム、アラザン、等
材料としては、卵、グラニュー糖、薄力粉、ココアパウダー、ホワイトチョコレート、グランマニエ、卵黄、板ゼラチン、生クリーム、水、アラザン、クリスマス用の飾りが必要です。…
レシピを見る#5 抹茶とホワイトチョコレートのガトーショコラ
ホワイトチョコレート、抹茶パウダー、薄力粉、グラニュー糖、牛乳、無塩バター、粉糖
抹茶とホワイトチョコレートを使った、おやつにおすすめのガトーショコラのレシピ。抹茶のほろ苦さ、ホワイトチョコレートの濃厚な風味が絶妙にマッチ。…
レシピを見る#6 濃厚なおいしさ♪ ホワイトチョコレートのレアチーズ
ホワイトチョコレート、レモン汁、オレオ
このレシピはホワイトチョコレートを使ったレアチーズケーキです。ホワイトチョコレートの甘味とコクが溶け込んだ濃厚な味わいが特徴で、2色のコントラストがシンプルでおしゃれな仕上がりになります。…
レシピを見る#7 カシスホワイトチョコレートドリンク
カシス、牛乳、ホワイトチョコレート
このレシピはカシスを使ったホワイトチョコレートドリンクです。チョコレートの甘さとカシスの甘酸っぱさが絶妙なバランスで、一口飲めば幸せな気分になれます。…
レシピを見る#8 パルテノとホワイトチョコレートのブリュレ仕立て カタラーナ風
ギリシャヨーグルトパルテノ、ホワイトチョコレート、グラニュー糖、飾りのチャービルなど
ギリシャヨーグルトのさわやかな酸味がいいアクセントになっていて、ホワイトチョコレートのコクのある濃厚な味わいと相性が良いです。仕上げに、ガスバーナーで炙ったグラニュー糖がこおばしく、綺麗な焼き色で上品に。…
レシピを見る#9 ニラと抹茶のフローズンドリンク~ホワイトチョコレートの香り~
ニラ、牛乳(ボイル用)、ブラックチョコレート、抹茶アイスクリーム、牛乳、ホワイトチョコレートのシロップ
ニラが入ったフローズンドリンクのレシピ。抹茶のフローズンにニラを投入したなかなか珍しい一品。…
レシピを見る#10 ホワイトチョコレートのムース
砂糖、薄力粉、ココア、卵黄、粉ゼラチン、コアントロー、ホワイトチョコレート、牛乳、生クリーム、等
チョコレートスポンジをホワイトチョコレートのムースでデコレーションしたケーキのレシピ。黒いスポンジと白いムースのコントラストが美しい、華やかなスイーツです。…
レシピを見る#11 ホワイトチョコレートのケーキ
ホワイトチョコ、ケーキ用マーガリン、ホワイトラム、薄力粉、卵黄、卵白、グラニュー糖
ホワイトチョコレートのふわふわケーキレシピ。卵白5個分とグラニュー糖100gでしっかりメレンゲを作って、3回に分けて入れるのがポイントです。…
レシピを見る#12 グレープフルーツとホワイトチョコレートのブランマンジェ
生クリーム(乳脂肪分38%)、牛乳、グレープフルーツの外皮、ホワイトチョコレート、板ゼラチン、コアントロー、グレープフルーツジュース、コーンスターチ、グラニュー糖、等
グレープフルーツとホワイトチョコレートのブランマンジェのレシピ。白い食べものという意味のブランマンジェをなめらかに仕上げるコツは、ゼラチンで冷やし固めるときに氷水をあて、とろみがつくまで根気よく混ぜつづけることです。…
レシピを見る#13 ちぢみほうれん草のホワイトチョコレート・トライフル
ちぢみほうれん草、ホワイトチョコレート、無塩バター、卵黄、卵白、砂糖(グラニュー糖)、牛乳、薄力粉、ベーキングパウダー、等
ちぢみほうれん草を使った、おもてなし向きの華やかなデザート「トライフル」のレシピ。透明なグラスや器にスポンジ生地とクリーム、フルーツを盛りつけます。…
レシピを見る#15 ワインに合う大人デザート!抹茶とホワイトチョコのムース
抹茶、ホワイトチョコレート、卵黄、グラニュー糖、ブランデー、生クリーム、クッキー、バター
抹茶とホワイトチョコのムースのレシピ。抹茶を使った大人向けのデザートで、ワインにも合います。…
レシピを見る#16 ホワイトチョコとしょうゆのマーブルムース
ホワイトチョコレート、牛乳、生クリーム、砂糖、ゼラチン
しょうゆが味の決め手の、ホワイトチョコレートを使ったデザートのレシピ。ホワイトチョコレートの甘いムースと、しょうゆの塩味が絶妙なバランスです。…
レシピを見る#17 オレンジピールとホワイトチョコのマンディアン
ホワイトチョコレート、オレンジピール、ミックスナッツ、ドライベリー、ピスタチオ
オレンジピールやミックスナッツで作るチョコのお菓子のレシピ。マンディアンはフランス語で修道士のこと。…
レシピを見る#18 ホワイトチョコとマーブルしょうゆのチーズケーキバー
クリームチーズ、ホワイトチョコレート、クルミ
しょうゆがほんのり香る「ホワイトチョコとマーブルしょうゆのチーズケーキバー」のレシピ。ホワイトチョコとクリームチーズを混ぜて作った、濃厚でクリーミーなチーズケーキバーに「ヤマサ絹しょうゆ」を使い、竹串でマーブル模様を描いた一品です。…
レシピを見る#19 塩生チョコ
ミルクチョコレート、牛乳、バター、ココアパウダー(無糖)、粗塩
塩をアクセントにしたチョコレートのレシピ。生チョコレートのこっくりとした舌触りに、塩が軽やかさを与えます。…
レシピを見る#20 程よい酸味がアクセントの"酒粕と干しあんずのトリュフ"
ホワイトチョコレート、酒粕、干しあんず、粉糖
酒粕の香り高さを活かしたボンボンショコラのレシピ。材料をすべて合わせるだけで簡単に作れますが、酒粕の香りとチョコレートの甘み、干しあんずの酸味が合わさった深い味わいに驚きます。…
レシピを見る最後に、ホワイトチョコレートの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ホワイトチョコレート」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 588 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 50.9 | g | |
└糖質 | 52.0 | g | 多い |
└食物繊維 | 0.6 | g | 普通 |
たんぱく質 | 7.2 | g | 普通 |
脂質 | 39.5 | g | 多い |
「ホワイトチョコレート」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 0.8 | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.6 | g | 普通 |
コレステロール | 22 | mg | 普通 |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「ホワイトチョコレート」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 92 | mg | 普通 |
カリウム | 340 | mg | 多い |
カルシウム | 250 | mg | 多い |
マグネシウム | 24 | mg | 普通 |
リン | 210 | mg | 多い |
鉄 | 0.1 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.8 | mg | 普通 |
銅 | 0.02 | mg | 低い |
マンガン | 0.02 | mg | 低い |
ヨウ素 | 20 | μg | 多い |
セレン | 5 | μg | 多い |
クロム | 1 | μg | 多い |
モリブデン | 8 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | 47 | μg | 多い |
└α-カロテン | 4 | μg | 多い |
└β-カロテン | 38 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 39 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 50 | μg | 多い |
ビタミンD | Tr | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.8 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 5.8 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0.5 | mg | 多い |
ビタミンK | 9 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.08 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.39 | mg | 多い |
ナイアシン | 0.2 | mg | 低い |
ビタミンB6 | 0.05 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | - | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 1.05 | mg | 多い |
ビオチン | 4.4 | μg | 多い |
ビタミンC | - | mg | 無し |
ポリフェノール: Tr
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。