このページではホワイトチョコレートのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
ホワイトチョコレートのカロリーは588kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:Nadia
ホワイトチョコレートの可食部100gあたりのカロリーは、588kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中45位です。これは多い順にすると上位2%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。
また、日本食品標準成分表の「菓子」ジャンルのでホワイトチョコレートのカロリーを評価すると、137件中1位です。これは上位から0%に位置するカロリーで、評価は同じく「高い」となります。
カロリー | 588Kcal |
全体での評価 | 45位 / 1592件中(上位2%…高い) |
「菓子」ジャンル内での評価 | 1位 / 137件中(上位0%…高い) |
ホワイトチョコレートはカロリーが高いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜホワイトチョコレートのカロリーは高いの?なにが含まれているの?
引用元:Eレシピ
ホワイトチョコレートのカロリーが高い理由
ホワイトチョコレートは、可食部100gあたり588kcalのカロリーがあります。他の食材と比較して、このカロリーは非常に高いと評価されています。では、なぜホワイトチョコレートのカロリーは高いのでしょうか。
糖質の多さ
ホワイトチョコレートには、可食部100gあたり52gの糖質が含まれています。この量は他の食材と比較しても多い部類に入ります。糖質はエネルギー源として利用されるため、ホワイトチョコレートのカロリーが高くなる一因となっています。
脂質の多さ
また、ホワイトチョコレートには、可食部100gあたり39.5gの脂質が含まれています。脂質もエネルギー源として利用されるため、ホワイトチョコレートのカロリーが高くなっています。脂質は他の食材と比較しても多いため、カロリーが高くなる要因となっています。
食物繊維やタンパク質の量
一方で、ホワイトチョコレートには食物繊維やタンパク質の量は少ないです。可食部100gあたりの食物繊維は0.6g、タンパク質は7.2gとなっています。これらの栄養素はエネルギー源としては利用されにくいため、ホワイトチョコレートのカロリーが高くなる要因ではありません。
以上のように、ホワイトチョコレートのカロリーが高い理由は、糖質や脂質の多さによるものです。糖分や脂質はエネルギー源として利用されるため、カロリーが高くなる要因となります。食物繊維やタンパク質の量は少ないため、カロリーの増加には寄与していません。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「ホワイトチョコレート」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 52.0g | 4 | 208kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | 0.6g | 2 | 1.2kcal |
たんぱく質 | 7.2g | 4 | 28.8kcal |
脂質 | 39.5g | 9 | 355.5kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「ホワイトチョコレート」のカロリー内訳です。一番多いのは脂質で、355.5kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
ホワイトチョコレートは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:Eレシピ
ホワイトチョコレートは、低糖質ダイエットに使える?
ホワイトチョコレートは、菓子の中でも特に甘くて美味しいと人気のあるチョコレートです。しかし、低糖質ダイエットを実践している人にとっては、ホワイトチョコレートは避けるべき食品とされています。その理由を詳しく見ていきましょう。
ホワイトチョコレートの糖質量は52g
ホワイトチョコレートは、一般的なチョコレートと比べて糖質量が非常に高い食品です。一般的なホワイトチョコレートの糖質量は、52gとされています。糖質制限を行っている方にとっては、この糖質量はかなりの負担となります。
ホワイトチョコレートは血糖値を急上昇させる
ホワイトチョコレートには、砂糖や乳製品が多く含まれています。これらの成分は血糖値を急上昇させる作用があります。低糖質ダイエットでは、血糖値の急激な上昇を避けることが重要です。そのため、ホワイトチョコレートは低糖質ダイエットには不向きな食品と言えるでしょう。
ホワイトチョコレートの代替品を選ぶべき
低糖質ダイエットを実践している方は、ホワイトチョコレートの代替品を選ぶことをおすすめします。代替品としては、ダークチョコレートやカカオ分が高いチョコレートがあります。これらのチョコレートは糖質量が比較的低く、血糖値の急上昇を抑える効果があります。
まとめ
ホワイトチョコレートは、糖質量が52gと高く、血糖値を急上昇させる作用があるため、低糖質ダイエットには不向きな食品です。低糖質ダイエットを実践している方は、ホワイトチョコレートの代替品を選ぶことをおすすめします。ダークチョコレートやカカオ分が高いチョコレートを選ぶことで、糖質摂取を抑えることができます。健康的なダイエットのために、ホワイトチョコレートの摂取は控えるよう心がけましょう。
ホワイトチョコレートは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:Eレシピ
ホワイトチョコレートは、低脂質ダイエットに使える?
ホワイトチョコレートは、多くの人にとっておいしいお菓子の一つです。しかし、低脂質ダイエットを行っている方にとっては、ホワイトチョコレートが不向きな食品であることを知っておく必要があります。
ホワイトチョコレートの脂質量
ホワイトチョコレートは、一般的なチョコレートと比べて脂質量が非常に高いです。例えば、一般的なホワイトチョコレートの脂質量は39.5gです。これは、低脂質ダイエットを行っている方にとってはかなりの量です。
脂質の影響
脂質は、体重管理に大きな影響を与えます。脂質は高カロリーであり、摂りすぎると体重が増える原因となります。低脂質ダイエットを行っている方は、摂取する脂質量を制限する必要があります。そのため、ホワイトチョコレートのような高脂質の食品は避けるべきです。
代替品の選択
低脂質ダイエットを行っている方にとっては、ホワイトチョコレートの代わりにより低脂質なお菓子を選ぶことが重要です。例えば、フルーツやヨーグルトなどは低脂質であり、ダイエットに適しています。また、ホワイトチョコレートの代わりに、ダークチョコレートを選ぶこともできます。ダークチョコレートは脂質量が低く、抗酸化物質も含まれているため、健康的な選択と言えます。
まとめ
ホワイトチョコレートは、低脂質ダイエットを行っている方にとっては不向きな食品です。脂質量が高く、体重管理に悪影響を与える可能性があります。代わりに、低脂質なお菓子やダークチョコレートを選ぶことをおすすめします。健康的な食生活を実現するために、脂質量に気を付けながら食品選びを行いましょう。
最後に、ホワイトチョコレートの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ホワイトチョコレート」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 588 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 50.9 | g | |
└糖質 | 52.0 | g | 多い |
└食物繊維 | 0.6 | g | 普通 |
たんぱく質 | 7.2 | g | 普通 |
脂質 | 39.5 | g | 多い |
「ホワイトチョコレート」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 0.8 | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.6 | g | 普通 |
コレステロール | 22 | mg | 普通 |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「ホワイトチョコレート」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 92 | mg | 普通 |
カリウム | 340 | mg | 多い |
カルシウム | 250 | mg | 多い |
マグネシウム | 24 | mg | 普通 |
リン | 210 | mg | 多い |
鉄 | 0.1 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.8 | mg | 普通 |
銅 | 0.02 | mg | 低い |
マンガン | 0.02 | mg | 低い |
ヨウ素 | 20 | μg | 多い |
セレン | 5 | μg | 多い |
クロム | 1 | μg | 多い |
モリブデン | 8 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | 47 | μg | 多い |
└α-カロテン | 4 | μg | 多い |
└β-カロテン | 38 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 39 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 50 | μg | 多い |
ビタミンD | Tr | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.8 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 5.8 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0.5 | mg | 多い |
ビタミンK | 9 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.08 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.39 | mg | 多い |
ナイアシン | 0.2 | mg | 低い |
ビタミンB6 | 0.05 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | - | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 1.05 | mg | 多い |
ビオチン | 4.4 | μg | 多い |
ビタミンC | - | mg | 無し |
ポリフェノール: Tr
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。