このページでは、菓子のどらやきを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
どらやきのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはどらやきの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 282 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (58.4) | g | |
└糖質 | (57.5) | g | 多い |
└食物繊維 | (1.5) | g | 普通 |
たんぱく質 | (6.6) | g | 普通 |
脂質 | (3.1) | g | 普通 |
食塩相当量 | 0.3 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、菓子分類に所属する正式名称「<和生菓子・和半生菓子類> どら焼 こしあん入り」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、どらやきがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
どらやきはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:ヒガシマル
どらやきとは?どんな食材?
どらやきとは、和菓子の一種であり、主に小豆あんやこしあんを包み込んだもちもちとした生地で作られるお菓子です。
小豆あん
どらやきの一つの主要な食材は小豆あんです。小豆あんは、小豆を煮込んで砂糖を加え、滑らかなペースト状に仕上げたものです。小豆の風味と甘さが絶妙に調和し、どらやきの中にほんのりとした甘さをもたらします。
こしあん
もう一つの主要な食材はこしあんです。こしあんは、砂糖を加えた煮豆を細かく砕いて作られるもので、小豆あんとは異なる食感と風味を持っています。こしあんを使ったどらやきは、豆の粒々感が楽しめる一方で、しっとりとした食感もあります。
もちもち生地
どらやきの生地は、もちもちとした食感が特徴です。もち米を粉にして練り込み、蒸して作られます。このもちもちとした生地が、小豆あんやこしあんを包み込んでいるため、どらやき特有の食感と味わいを楽しむことができます。
以上のように、どらやきは小豆あんやこしあんを包み込んだもちもちとした生地で作られる和菓子です。小豆の甘さと風味、こしあんの粒々感、そしてもちもちとした生地の食感が絶妙に組み合わさって、一つのお菓子として楽しむことができます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はどらやきがダイエットにどう役立つか説明します!
どらやきはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:DELISH KITCHEN
「どらやき」の栄養データ
「どらやき」の栄養データを見ると、以下のような結果が得られました。
- カロリー:282kcal(高い)
- 炭水化物:58.4g
- 糖質:57.5g(多い)
- 食物繊維:1.5g(普通)
- タンパク質:6.6g(普通)
- 脂質:3.1g(普通)
- 塩分:0.3g(普通)
1. エネルギー補給に役立つ
どらやきは、カロリーが282kcalと高いため、エネルギー補給に役立ちます。特にスポーツや運動後のリカバリーには、エネルギーが必要です。どらやきの高いカロリーは、短時間で多くのエネルギーを摂取するのに適しています。
2. 炭水化物の供給源として優れている
どらやきは炭水化物が多く含まれており、糖質も57.5gと多いです。炭水化物は私たちの体にとって重要なエネルギー源であり、特に脳の働きには欠かせません。どらやきは炭水化物を豊富に含んでいるため、エネルギーを効率的に補給することができます。
3. 食物繊維を摂取する機会を提供する
どらやきには食物繊維が1.5g含まれており、普通の量と言えます。食物繊維は腸内環境を整えるために重要な栄養素であり、便通を促進する効果もあります。どらやきを食べることで、食物繊維の摂取量を増やすことができます。
以上のように、「どらやき」はエネルギー補給や炭水化物の供給源、食物繊維の摂取機会を提供する点で、健康的な食事に役立つ食材と言えます。ただし、カロリーや糖質の摂取量には注意が必要です。適度な量を摂取することで、バランスの取れた食事を心掛けましょう。
おすすめ:どらやきのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
どらやきに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:Nadia
1. ミネラルバランスが良い
「どらやき」はナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガンといった様々なミネラルを含んでいます。これらのミネラルは体内の機能を維持するために重要な役割を果たしており、バランスの良い摂取が必要です。特にカルシウムや鉄は骨や血液の健康に関与しており、どらやきはこれらのミネラルを含んでいるため、バランスの良い食事に貢献することができます。
2. ヨウ素やセレン、クロム、モリブデンを多く含む
「どらやき」にはヨウ素、セレン、クロム、モリブデンといった微量元素が多く含まれています。これらの微量元素は体内の代謝や免疫機能の維持に重要な役割を果たしており、適切な摂取が必要です。特にヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に関与し、セレンは抗酸化作用を持ち、クロムは血糖値の調節に関与し、モリブデンは酵素の働きを助けます。どらやきはこれらの微量元素を多く含んでいるため、バランスの良い食事に取り入れることができます。
3. ナトリウムやカリウムの含有量が適度
「どらやき」はナトリウムとカリウムを含んでいますが、その含有量は適度です。ナトリウムは過剰摂取すると高血圧や心臓病のリスクを増加させることがありますが、どらやきのナトリウム含有量は普通であり、過剰摂取の心配は少ないです。一方、カリウムは体内の水分バランスや神経伝達に関与しており、不足すると筋肉の疲労や不整脈のリスクが高まりますが、どらやきのカリウム含有量は低いため、適度な摂取が可能です。
以上のように、「どらやき」はミネラルバランスが良く、ヨウ素やセレン、クロム、モリブデンを多く含み、ナトリウムやカリウムの含有量も適度です。これらの特徴から、どらやきはバランスの良い食事に取り入れることができる食材と言えます。
どらやきに含まれるビタミンを解説!
引用元:Eレシピ
「どらやき」のビタミン含有量の特徴
ビタミンAの特徴
- レチノールの含有量は39 μgで、多いです。
- α-カロテンおよびβ-カロテンは含まれておらず、無しです。
- β-クリプトキサンチンの含有量は2 μgで、多いです。
- β-カロテン当量は1 μgで、普通です。
- レチノール活性当量の含有量は39 μgで、多いです。
ビタミンDの特徴
- ビタミンDの含有量は0.7 μgで、多いです。
ビタミンEの特徴
- α-トコフェロールの含有量は0.3 mgで、普通です。
- β-トコフェロールは含まれておらず、無しです。
- γ-トコフェロールの含有量は0.4 mgで、多いです。
- δ-トコフェロールの含有量は1 mgで、多いです。
ビタミンKの特徴
- ビタミンKの含有量は4 μgで、普通です。
ビタミンB1の特徴
- ビタミンB1の含有量は0.04 mgで、普通です。
ビタミンB2の特徴
- ビタミンB2の含有量は0.09 mgで、普通です。
ナイアシンの特徴
- ナイアシンの含有量は0.1 mgで、低いです。
ビタミンB6の特徴
- ビタミンB6の含有量は0.02 mgで、低いです。
ビタミンB12の特徴
- ビタミンB12の含有量は0.2 μgで、普通です。
パントテン酸の特徴
- パントテン酸の含有量は0.33 mgで、普通です。
ビオチンの特徴
- ビオチンの含有量は5.4 μgで、多いです。
葉酸およびビタミンCは含まれていません。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はどらやきの使用例としてレシピをご紹介します。
どらやきを使ったレシピ7選!
#1 どらやき
薄力粉、重曹、きび砂糖、しょうゆ、はちみつ、粒あん
市販のあんこを使った手軽に作れるどら焼きです。生地にはちみつと淡口しょうゆを加えてほんのり甘じょっぱい味わいに仕上げました。…
レシピを見る#2 ひな祭りにおすすめ♪ 3色の生どらやき
砂糖、はちみつ、抹茶、フリーズドライいちごパウダー、サラダ油
このレシピははちみつ、抹茶、フリーズドライいちごパウダーを使ったひな祭りにおすすめの生どらやきです。断面がひし餅の色合いを再現した3色のどらやきは、見た目も華やかで楽しい一品です。…
レシピを見る#3 子どもと作れる! ふんわりチョコどらやき
砂糖、プレーンヨーグルト(無糖)、牛乳、薄力粉、ココア、ベーキングパウダー、板チョコ、バター(食塩不使用)
おやつにおすすめの、チョコどらやきのレシピ。ココア風味のふんわり生地に、甘いチョコレートがたっぷり。…
レシピを見る#5 BIGどらやき
小豆、砂糖、薄力粉、重曹、はちみつ、いちご、バナナ、ホイップクリーム、バター、等
あんこから手作りする、大きなどら焼きのレシピ。どら焼きの皮をきれいな円形に焼き上げるために、高い位置から生地を流すことがポイントです。…
レシピを見る#6 簡単フルーツどら焼き
どら焼き、ホイップクリーム、お好きなカットフルーツ、どら焼き、ホイップクリーム、お好きなカットフルーツ
市販のどら焼きをリメイクした、フルーツサンドどら焼きのレシピ。お好きなフルーツをあんこクリームで挟むだけ。…
レシピを見る#7 簡単イチゴ入りどら焼き
イチゴ、どら焼き、マスカルポーネチーズ
このレシピはイチゴを使った簡単などら焼きの作り方です。まず、イチゴはヘタを切り落とし、3~4等分にスライスします。…
レシピを見る最後に、どらやきの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「どらやき」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 282 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (58.4) | g | |
└糖質 | (57.5) | g | 多い |
└食物繊維 | (1.5) | g | 普通 |
たんぱく質 | (6.6) | g | 普通 |
脂質 | (3.1) | g | 普通 |
「どらやき」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (31.5) | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | (0.7) | g | 普通 |
コレステロール | (97) | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.3 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「どらやき」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 120 | mg | 普通 |
カリウム | 61 | mg | 低い |
カルシウム | 31 | mg | 普通 |
マグネシウム | 12 | mg | 普通 |
リン | 65 | mg | 普通 |
鉄 | 1.1 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.5 | mg | 普通 |
銅 | 0.09 | mg | 普通 |
マンガン | 0.27 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 6 | μg | 多い |
セレン | 5 | μg | 多い |
クロム | 1 | μg | 多い |
モリブデン | 18 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | 39 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | (Tr) | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 2 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 1 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 39 | μg | 多い |
ビタミンD | 0.7 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.3 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | (Tr) | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.4 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 1 | mg | 多い |
ビタミンK | 4 | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0.04 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.09 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.1 | mg | 低い |
ビタミンB6 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB12 | 0.2 | μg | 普通 |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.33 | mg | 普通 |
ビオチン | 5.4 | μg | 多い |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
小豆こしあん入り/部分割合: 皮 5、あん 4
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。