このページでは、豆のいんげんまめ(ゆで)を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
いんげんまめ(ゆで)のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはいんげんまめ(ゆで)の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 127 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 24.5 | g | |
└糖質 | 13.5 | g | 普通 |
└食物繊維 | 13.6 | g | 多い |
たんぱく質 | 9.3 | g | 普通 |
脂質 | 1.2 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、豆分類に所属する正式名称「いんげんまめ 全粒 ゆで」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、いんげんまめ(ゆで)がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
いんげんまめ(ゆで)はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
いんげんまめ(ゆで)とは?どんな食材?
「いんげんまめ(ゆで)」は、食材の一つであり、主に日本料理や和食でよく使われる豆の一種です。その名の通り、いんげんまめはゆでた状態で食べることが一般的です。
いんげんまめ(ゆで)の特徴
いんげんまめは、独特の形状と色を持っています。一般的には、細長い形状で、緑色をしています。また、食感はシャキシャキとした歯ごたえがあり、風味は爽やかでありながらも豊かな旨味があります。
いんげんまめ(ゆで)の栄養価
いんげんまめには、さまざまな栄養素が含まれています。特に、食物繊維やビタミンC、ビタミンK、カリウムなどが豊富に含まれており、健康に良い影響を与えるとされています。また、低カロリーでありながらも、食物繊維のおかげで満腹感を得ることができます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はいんげんまめ(ゆで)がダイエットにどう役立つか説明します!
いんげんまめ(ゆで)はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 糖質が普通で食物繊維が多い
いんげんまめ(ゆで)は、可食部100gあたりで糖質が13.5gあります。この量は普通の範囲です。また、同じく可食部100gあたりで食物繊維が13.6g含まれています。食物繊維は腸内環境を整え、便通を促進する効果があります。食物繊維の多いいんげんまめ(ゆで)は、健康な消化をサポートする食材として役立ちます。
2. カロリーが平均的で脂質が低い
いんげんまめ(ゆで)は、可食部100gあたりで127kcalのカロリーがあります。このカロリーは平均的な範囲です。また、脂質は1.2gと低い量です。低脂肪の食材として、いんげんまめ(ゆで)はヘルシーな食事に適しています。カロリーを気にしながらバランスの取れた食事を心がけたい方におすすめです。
3. 塩分が無し
いんげんまめ(ゆで)には可食部100gあたりで塩分が0g含まれています。塩分の摂取が気になる方や塩分制限が必要な方にとって、塩分が無いいんげんまめ(ゆで)は適した食材です。塩分を控えたい方にとって、健康的な食事の一部として取り入れることができます。
おすすめ:いんげんまめ(ゆで)のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
いんげんまめ(ゆで)に含まれる無機質の栄養を解説!
1. カリウム、カルシウム、マグネシウムが多い
いんげんまめ(ゆで)は、カリウム、カルシウム、マグネシウムが豊富に含まれています。カリウムは体内の水分バランスを調整し、血圧の上昇を抑える効果があります。カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、マグネシウムは神経や筋肉の正常な機能を維持するために重要です。
2. リン、鉄、銅、マンガンが多い
いんげんまめ(ゆで)には、リン、鉄、銅、マンガンが多く含まれています。リンは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、鉄は酸素の運搬や免疫機能の維持に重要な役割を果たします。銅は体内の酵素の働きを助け、マンガンは抗酸化作用や骨の形成に関与しています。
3. モリブデンが多い
いんげんまめ(ゆで)には、モリブデンが多く含まれています。モリブデンは体内の酵素の働きを助け、代謝や免疫機能の維持に関与しています。
以上のように、いんげんまめ(ゆで)はカリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、銅、マンガン、モリブデンなどの無機質栄養素が豊富に含まれています。これらの栄養素は、体内の機能や健康維持に役立つ重要な役割を果たしています。
いんげんまめ(ゆで)に含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンAの特徴
「いんげんまめ(ゆで)」に含まれるビタミンAは、レチノールやα-カロテンなどの形で存在しません。ただし、β-カロテンという成分が3 μg含まれています。これは一般的な量であり、普通のビタミンA含有量と言えます。
2. ビタミンEの特徴
「いんげんまめ(ゆで)」には、α-トコフェロールやβ-トコフェロールは含まれていません。しかし、γ-トコフェロールという成分が1.3 mg含まれており、これは多いと言えます。また、δ-トコフェロールも0.1 mg含まれています。したがって、「いんげんまめ(ゆで)」はビタミンEを多く含む食材と言えます。
3. その他のビタミン含有量の特徴
「いんげんまめ(ゆで)」には、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、ビオチンが含まれています。これらのビタミンの含有量は、普通または多いと言えます。ただし、パントテン酸の含有量は低いです。
なお、「いんげんまめ(ゆで)」にはビタミンD、ビタミンB12、葉酸、ビタミンCは含まれていません。
最後に、いんげんまめ(ゆで)の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「いんげんまめ(ゆで)」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 127 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 24.5 | g | |
└糖質 | 13.5 | g | 普通 |
└食物繊維 | 13.6 | g | 多い |
たんぱく質 | 9.3 | g | 普通 |
脂質 | 1.2 | g | 低い |
「いんげんまめ(ゆで)」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 63.6 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.4 | g | 普通 |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「いんげんまめ(ゆで)」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | Tr | mg | 無し |
カリウム | 410 | mg | 多い |
カルシウム | 62 | mg | 多い |
マグネシウム | 46 | mg | 多い |
リン | 140 | mg | 普通 |
鉄 | 2.0 | mg | 多い |
亜鉛 | 1.0 | mg | 普通 |
銅 | 0.32 | mg | 多い |
マンガン | 0.84 | mg | 多い |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | Tr | μg | 無し |
クロム | Tr | μg | 無し |
モリブデン | 27 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 3 | μg | 普通 |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 3 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 0 | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 1.3 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0.1 | mg | 多い |
ビタミンK | 3 | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0.22 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.07 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.6 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.08 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.15 | mg | 低い |
ビオチン | 3.7 | μg | 多い |
ビタミンC | Tr | mg | 無し |
金時類、白金時類、手亡類、鶉類、大福、虎豆を含む
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。