このページではえごのりのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
えごのりのカロリーは179kcal(100gあたり)!これってどうなの?
えごのりの可食部100gあたりのカロリーは、179kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中670位です。これは多い順にすると上位42%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。
また、日本食品標準成分表の「藻」ジャンルのでえごのりのカロリーを評価すると、39件中18位です。これは上位から46%に位置するカロリーで、評価は同じく「平均的」となります。
カロリー | 179Kcal |
全体での評価 | 670位 / 1592件中(上位42%…平均的) |
「藻」ジャンル内での評価 | 18位 / 39件中(上位46%…平均的) |
えごのりはカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜえごのりのカロリーは平均的?なにが含まれているの?
えごのりのカロリーは平均的な理由
えごのりは、可食部100gあたり179kcalのカロリーを持ち、他の食材と比較して「平均的」と評価されています。この評価は、えごのりの栄養データを参照することで明らかになります。
糖質は低い
えごのりは、可食部100gあたり8.9gの糖質を含んでいます。この値は他の食材と比較して低い部類に入ります。糖質の摂取量が気になる方や糖質制限をしている方にとって、えごのりは適した食材と言えます。
食物繊維は多い
えごのりは、可食部100gあたり53.3gの食物繊維を含んでいます。この値は他の食材と比較して非常に多いです。食物繊維は腸内環境の改善や便通の促進に役立ちます。えごのりを食べることで、十分な食物繊維を摂取することができます。
タンパク質は普通
えごのりは、可食部100gあたり9gのタンパク質を含んでいます。この値は他の食材と比較して普通と言えます。タンパク質は体の組織や筋肉の修復に必要な栄養素です。えごのりを摂取することで、必要なタンパク質を摂ることができます。
脂質は低い
えごのりは、可食部100gあたり0.1gの脂質を含んでいます。この値は他の食材と比較して非常に低いです。脂質の摂取量を気にする方やダイエット中の方にとって、えごのりは適した食材と言えます。
以上の栄養データを考慮すると、えごのりのカロリーが平均的である理由が分かります。糖質は低く、食物繊維は多く、タンパク質も普通、脂質は低いというバランスの良い栄養素が含まれています。これにより、えごのりは健康的な食事に取り入れることができる食材として評価されているのです。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「えごのり」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 8.9g | 4 | 35.6kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | 53.3g | 2 | 106.6kcal |
たんぱく質 | 9.0g | 4 | 36kcal |
脂質 | 0.1g | 9 | 0.9kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「えごのり」のカロリー内訳です。一番多いのは食物繊維で、106.6kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
えごのりは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
えごのりは、低糖質ダイエットに使える?
えごのりは、糖質量が8.9gで、低糖質ダイエットにどちらかというと不向きだが、糖質量は控えめです。
えごのりの糖質量
えごのりは、藻()の一種であり、多くの人に愛されている海藻です。その糖質量は8.9gとなっており、低糖質ダイエットを行っている方にとってはやや注意が必要です。
低糖質ダイエットとは
低糖質ダイエットは、糖質の摂取量を制限することで体重を減らすダイエット方法です。糖質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎると体内に蓄積されてしまいます。そのため、糖質を控えることで脂肪燃焼を促進し、体重の減少を図ることができます。
えごのりの糖質量の特徴
えごのりは、低糖質ダイエットに使える食材とは言い難いです。なぜなら、糖質量が8.9gとやや高めだからです。低糖質ダイエットを行っている方は、1日の糖質摂取量を20g以下に抑えることが推奨されていますので、えごのりの糖質量はそれに比べると多いと言えます。
えごのりの利点
しかし、えごのりの利点としては、他の食材に比べて糖質量が控えめであることが挙げられます。特に、ご飯やパンなどの主食に比べると、えごのりの糖質量は非常に少ないです。そのため、低糖質ダイエットを行っている方にとっては、えごのりを適度に摂取することで、糖質制限を守りながらも食事のバリエーションを増やすことができるでしょう。
まとめ
えごのりは、低糖質ダイエットに使える食材とは言い難いですが、糖質量は控えめです。低糖質ダイエットを行っている方は、糖質摂取量を抑えるために他の食材を選ぶことが重要ですが、えごのりを適度に摂取することで食事のバリエーションを増やすことができます。ダイエットを成功させるためには、バランスの取れた食事と適度な運動が必要ですので、ご自身の体調や目標に合わせて取り組むことが大切です。
えごのりは、低脂質ダイエットに使える!?
えごのりは、低脂質ダイエットに使える?
藻()の「えごのり」は、低脂質が0.1gでした。
「えごのりは低脂質ダイエットに特に効果的」という内容で、600文字でライティングしてください。
えごのりは、低脂質ダイエットに特に効果的であると言われています。藻類の一種であるえごのりは、その特性から低脂質な食品として注目されています。
えごのりは、脂質含有量が0.1gと非常に低いため、ダイエット中の方にとって理想的な食材と言えます。脂質は体に取り込まれるとエネルギーとして蓄えられるため、摂りすぎると太りやすくなると言われています。その点、えごのりは脂質がほとんど含まれていないため、カロリーを気にせずに摂取することができます。
また、えごのりには食物繊維も豊富に含まれています。食物繊維は腸内環境を整える効果があり、便秘の改善や血糖値の上昇を緩やかにする効果があります。これにより、ダイエット中でも健康的な体を維持することができます。
さらに、えごのりにはビタミンやミネラルも豊富に含まれています。特に、ビタミンB12やカルシウム、鉄などの栄養素が豊富に含まれており、健康維持に役立ちます。ダイエット中は栄養バランスを考えることが重要ですが、えごのりはその点でも優れた食材と言えるでしょう。
えごのりは、低脂質ダイエットに特に効果的な食材であることが分かりました。脂質を気にせずに摂取することができるため、カロリーコントロールしながら健康的な食生活を送りたい方におすすめです。また、栄養素も豊富に含まれているため、健康維持にも役立ちます。ぜひ、えごのりを積極的に取り入れて、理想の体を手に入れましょう。
最後に、えごのりの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「えごのり」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 179 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 62.2 | g | |
└糖質 | 8.9 | g | 低い |
└食物繊維 | 53.3 | g | 多い |
たんぱく質 | 9.0 | g | 普通 |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
「えごのり」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 15.2 | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 13.5 | g | 多い |
コレステロール | 14 | mg | 普通 |
食塩相当量 | 6.1 | mg | 多い |
アルコール | - | g | 無し |
「えごのり」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 2400 | mg | 多い |
カリウム | 2300 | mg | 多い |
カルシウム | 210 | mg | 多い |
マグネシウム | 570 | mg | 多い |
リン | 110 | mg | 普通 |
鉄 | 6.8 | mg | 多い |
亜鉛 | 2.0 | mg | 多い |
銅 | 0.31 | mg | 多い |
マンガン | 5.73 | mg | 多い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 2 | μg | 多い |
└β-カロテン | 7 | μg | 普通 |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 8 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 1 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.4 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 230 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.04 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.29 | mg | 多い |
ナイアシン | 0.7 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.03 | mg | 低い |
ビタミンB12 | 6.2 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.38 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。