このページではようさいのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
ようさいのカロリーは17kcal(100gあたり)!これってどうなの?
ようさいの可食部100gあたりのカロリーは、17kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1502位です。これは多い順にすると上位94%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「かなり低い」です。
また、日本食品標準成分表の「野菜」ジャンルのでようさいのカロリーを評価すると、221件中168位です。これは上位から76%に位置するカロリーで、評価は「低い」となります。
カロリー | 17Kcal |
全体での評価 | 1502位 / 1592件中(上位94%…かなり低い) |
「野菜」ジャンル内での評価 | 168位 / 221件中(上位76%…低い) |
ようさいはカロリーがかなり低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜようさいのカロリーはかなり低いの?なにが含まれているの?
「ようさい」のカロリーが低い理由
「ようさい」のカロリーは、可食部100gあたり17kcalと非常に低いです。その理由を以下の栄養データを参考に解説します。
糖質が低い
「ようさい」は糖質が0.5gと非常に低いです。糖質はエネルギーの源となりますが、摂り過ぎると体重増加や血糖値の上昇につながる可能性があります。糖質が低いため、カロリーも低く抑えられていると言えます。
食物繊維が多い
「ようさい」には食物繊維が3.1g含まれています。食物繊維は消化吸収が遅く、満腹感を持続させる効果があります。また、便通を促進する働きもあります。食物繊維が多いことにより、満腹感を得られるため、カロリーコントロールにも役立ちます。
タンパク質・脂質が低い
「ようさい」のタンパク質は2.2g、脂質は0.1gと低いです。タンパク質は筋肉の構成要素であり、脂質はエネルギーの源となりますが、過剰摂取は健康に悪影響を及ぼす可能性があります。低いタンパク質・脂質量は、カロリーを抑える効果があります。
以上のように、「ようさい」は糖質・タンパク質・脂質が低く、食物繊維が多い特徴があります。これらの要素が組み合わさることで、カロリーを抑えた食材となっています。健康を考えた食事に取り入れる際には、積極的に「ようさい」を選ぶことがおすすめです。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「ようさい」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 0.5g | 4 | 2kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | 3.1g | 2 | 6.2kcal |
たんぱく質 | 2.2g | 4 | 8.8kcal |
脂質 | 0.1g | 9 | 0.9kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「ようさい」のカロリー内訳です。一番多いのはたんぱく質で、8.8kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
ようさいは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
ようさいは、低糖質ダイエットに使える?
野菜の中でも、特に低糖質なものとして知られているのが「ようさい」です。ようさいは、糖質量が0.5gと非常に低く、ダイエット中の方にとっては嬉しい存在です。
ようさいの糖質量は0.5g
ようさいは、糖質量が0.5gと非常に低いため、低糖質ダイエットに適しています。糖質制限をしている方や糖質を抑えたい方にとって、ようさいは理想的な食材と言えるでしょう。
ようさいの特徴
ようさいには、低糖質だけでなく、他の栄養素も豊富に含まれています。ビタミンCや食物繊維、カリウムなどが豊富に含まれており、健康にも良い効果をもたらします。
ようさいの効果
ようさいは、低糖質であるため、血糖値の上昇を抑える効果があります。血糖値の急激な上昇は、インスリンの分泌を促し、脂肪の蓄積を招く原因となりますが、ようさいを摂取することで、血糖値の上昇を緩やかにすることができます。
また、ようさいには食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境を整える効果も期待できます。腸内環境が整うことで、便秘の改善や免疫力の向上にもつながります。
ようさいの活用方法
ようさいは、生で食べるだけでなく、調理にも活用することができます。サラダや炒め物、スープなど、さまざまな料理に取り入れることができます。また、ようさいは、他の野菜との相性も良いため、一緒に摂ることで、より栄養バランスの良い食事を作ることができます。
まとめ
ようさいは、低糖質ダイエットに特に効果的な野菜です。糖質量が0.5gという低い数値ながら、栄養素も豊富に含まれており、健康的な食事に欠かせない存在です。また、ようさいは調理方法も様々で、他の野菜との相性も良いため、バリエーション豊かな料理を楽しむことができます。低糖質ダイエットを実践している方や糖質を抑えたい方には、ぜひともおすすめの食材です。
ようさいは、低脂質ダイエットに使える!?
ようさいの低脂質効果
お客様がお求めになられた野菜の「ようさい」は、低脂質が0.1gと非常に低い値でした。このことから、「ようさいは低脂質ダイエットに特に効果的」と言えるでしょう。
低脂質ダイエットの重要性
低脂質ダイエットは、健康的な体重管理や心血管疾患の予防に役立つと言われています。脂質はエネルギー源として重要ですが、過剰な摂取は肥満や高血圧、高コレステロールなどのリスクを引き起こす可能性があります。
ようさいの利点
ようさいは、その低脂質の特性から、ダイエット中の方にとって理想的な食材と言えます。低脂質ながらも栄養価が高く、食物繊維やビタミンC、カリウムなどを豊富に含んでいます。また、ようさいは水分が多く含まれているため、満腹感を得ることができ、食事制限中の空腹感を和らげる効果も期待できます。
ようさいの活用方法
ようさいを利用した低脂質ダイエットの方法はさまざまです。例えば、ようさいを生のままサラダに加えたり、スープや炒め物に使用したりすることができます。また、ようさいをスムージーやジュースに加えることで、さらに栄養価を高めることもできます。
まとめ
低脂質ダイエットは健康的な体重管理や心血管疾患の予防に効果的です。ようさいは低脂質でありながら栄養価が高く、満腹感を得ることができるため、ダイエット中の方に特におすすめです。さまざまな料理に活用して、美味しく健康的な食事を楽しんでください。
最後に、ようさいの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ようさい」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 17 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 3.1 | g | |
└糖質 | 0.5 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 3.1 | g | 多い |
たんぱく質 | 2.2 | g | 低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
「ようさい」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 93.0 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.4 | g | 普通 |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「ようさい」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 26 | mg | 普通 |
カリウム | 380 | mg | 多い |
カルシウム | 74 | mg | 多い |
マグネシウム | 28 | mg | 普通 |
リン | 44 | mg | 普通 |
鉄 | 1.5 | mg | 多い |
亜鉛 | 0.5 | mg | 普通 |
銅 | 0.20 | mg | 多い |
マンガン | 1.07 | mg | 多い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 78 | μg | 多い |
└β-カロテン | 4300 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 4300 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 360 | μg | 多い |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 2.2 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.3 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 250 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.10 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.20 | mg | 多い |
ナイアシン | 1.0 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.11 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.40 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 19 | mg | 多い |
別名: あさがおな、えんさい、くうしんさい/硝酸イオン: 0.2 g
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。