このページでは、野菜のスナップえんどうを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
スナップえんどうのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはスナップえんどうの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 47 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 9.9 | g | |
└糖質 | 8.7 | g | 低い |
└食物繊維 | 2.5 | g | 多い |
たんぱく質 | 2.9 | g | 低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、野菜分類に所属する正式名称「(えんどう類) スナップえんどう 若ざや 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、スナップえんどうがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
スナップえんどうはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:カゴメ
スナップえんどうとは?どんな食材?
スナップえんどうとは、野菜の一種であり、その名の通り「スナップ」という食感が特徴です。えんどう豆の若い実を収穫したものであり、プチプチとした歯ごたえがあります。
スナップえんどうの特徴
スナップえんどうは、その外見からもわかるように、えんどう豆の形状をしていますが、若い実であるため、豆の皮が柔らかく、食べることができます。そのため、えんどう豆と同じように皮をむく必要がありません。また、スナップえんどうは甘みがあり、生のままでも美味しく食べることができます。
スナップえんどうの調理方法
スナップえんどうは、生で食べることができるだけでなく、調理にも適しています。一般的な調理方法としては、軽く茹でたり、炒めたりすることが多いです。茹でる場合は、塩を加えた熱湯で2〜3分程度茹で、アクを取り除いた後に冷水に取り、水気を切ってから使用します。炒める場合は、オリーブオイルやバターを熱したフライパンで炒め、塩や調味料で味付けします。
以上のように、スナップえんどうは野菜の一種であり、プチプチとした食感と甘みが特徴です。生で食べることもできますが、茹でたり炒めたりすることもおすすめです。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はスナップえんどうがダイエットにどう役立つか説明します!
スナップえんどうはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:キューピー
スナップえんどうの栄養データについて
スナップえんどうの栄養データを見ると、可食部100gあたりのカロリーは47kcalで、炭水化物は9.9gです。糖質は8.7gであり、低い量となっています。また、食物繊維は2.5g含まれており、多い量となっています。タンパク質は2.9gであり、脂質は0.1gです。塩分は0gであり、無添加です。
スナップえんどうの健康的な食事への役立ち方
1. 低カロリーであるため、ダイエットや体重管理に適しています。 スナップえんどうはカロリーが低いため、食事のカロリー制限をしながら健康的な食事を摂りたい方におすすめです。食事のバランスを考えながらスナップえんどうを取り入れることで、満腹感を得ながらカロリー摂取を抑えることができます。
2. 食物繊維が多く含まれているため、腸内環境の改善に役立ちます。 スナップえんどうには食物繊維が多く含まれており、腸内の善玉菌の増殖や便通の改善に効果があります。食物繊維は満腹感を与えるため、食事のボリュームを増やしながらカロリーを抑えることができます。
3. 塩分が無添加であるため、塩分摂取量の管理に役立ちます。 スナップえんどうには塩分が含まれておらず、塩分制限が必要な方にとっては良い選択肢となります。塩分の摂り過ぎは高血圧や心臓病のリスクを高めるため、塩分摂取量を抑えることは健康的な食事にとって重要です。
以上のように、スナップえんどうは低カロリーであり、食物繊維が多く含まれているため、ダイエットや腸内環境の改善に役立ちます。また、塩分が無添加であるため、塩分摂取量の管理にも役立ちます。健康的な食事に取り入れることで、バランスの取れた食事を実現することができます。
おすすめ:スナップえんどうのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
スナップえんどうに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:キッコーマン
1. ナトリウムが低い
スナップえんどうは、可食部100gあたりのナトリウム含有量が1mgと非常に低いです。ナトリウムは高血圧や心臓病のリスク因子とされており、過剰摂取は健康に悪影響を及ぼす可能性があります。スナップえんどうは低ナトリウムの食材として選ばれることができます。
2. カリウムが普通
スナップえんどうには、可食部100gあたり160mgのカリウムが含まれています。カリウムは体内の水分バランスを調整し、神経や筋肉の正常な機能を維持するために重要な栄養素です。スナップえんどうはカリウムを摂取する良い食材の一つです。
3. カルシウムが普通
スナップえんどうには、可食部100gあたり32mgのカルシウムが含まれています。カルシウムは骨や歯の形成に不可欠な栄養素であり、骨密度の維持にも関与しています。スナップえんどうはカルシウムを摂取する手段の一つとして選ばれることができます。
以上のように、スナップえんどうは低ナトリウムであり、カリウムやカルシウムを含む普通の栄養価を持つ食材です。これらの特徴から、スナップえんどうは健康的な食生活をサポートする一部として取り入れることができます。
スナップえんどうに含まれるビタミンを解説!
引用元:ヤマサ
1. ビタミンAの特徴
スナップえんどうに含まれるビタミンAは、レチノールは含まれていませんが、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量、レチノール活性当量が多く含まれています。これらの成分は、体内で必要なビタミンAに変換されるため、スナップえんどうはビタミンAを摂取するのに適した野菜です。
2. ビタミンEの特徴
スナップえんどうに含まれるビタミンEは、α-トコフェロールが普通の量含まれていますが、β-トコフェロールとδ-トコフェロールは含まれていません。ビタミンEは抗酸化作用があり、細胞の酸化ストレスから守る効果があります。
3. その他のビタミン
スナップえんどうには、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、ビタミンCが多く含まれています。これらのビタミンは、体内の代謝や免疫機能の維持に重要な役割を果たしています。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はスナップえんどうの使用例としてレシピをご紹介します。
スナップえんどうを使ったレシピ20選!
#1 スナップえんどうとシーフードのトマトクリームスパゲティ
カゴメアンナマンマトマト&ガーリック、シーフードミックス、生クリーム、バター、スナップえんどう、白ワイン、こしょう、スパゲティ
シーフードミックスを活用した、トマトクリームスパゲッティのレシピ。ガーリック風味のトマトソースを使うことでお店のような本格的なトマトクリームスパゲッティに。…
レシピを見る#2 スナップえんどうとえびのパスタサラダ
コンキリエ、スナップえんどう、ゆでえび(小)、こしょう、キユーピーハーフ
スナップエンドウとエビを使った簡単パスタサラダのレシピ。エビも使ったパスタサラダなので満足感があります。…
レシピを見る#3 スナップえんどうのカルボ風パスタ
ベーコン(薄切り)、スナップえんどう、ペンネ、しょうゆ、黒こしょう、豆乳
スナップえんどうとペンネを使ったカルボナーラ風パスタのレシピ。ソースに豆乳を加えるため、クリーミーながら軽い味わいです。…
レシピを見る#4 スナップえんどうとじゃこの炒り豆腐
スナップえんどう(筋を取って3つに切る)、木綿豆腐、ちりめんじゃこ、ごま油、にんじん(3ミリのいちょう切り)、しいたけ(薄切り)、長ねぎ(小口切り)
スナップえんどうと木綿豆腐を卵でとじた炒めもの。卵は2回に分けて加熱することで、ふわっとした仕上がりになります。…
レシピを見る#5 活ちくわとスナップえんどうのゆずこしょうクリーム炒め
活ちくわ」、プロセスチーズ、スナップえんどう、ゆずこしょう、生クリーム、バター、粉チーズ
ちくわとスナップえんどうの炒め物のレシピ。チーズや生クリームなどの乳製品とゆずこしょうを使用しており、ピリッとしたさわやかで濃厚な味わいのソースは他の具材にも活用できそうです。…
レシピを見る#6 スナップえんどうとささみの和えもの
スナップえんどう、鶏ささみ、キユーピーアマニ油マヨネーズ
ゆでたスナップえんどうと鶏ささみをマヨネーズで和えていただく和風レシピ。スナップえんどうも鶏ささみも、下ごしらえとして筋を取ることを忘れないようにしましょう。…
レシピを見る#7 パプリカとスナップえんどうのマヨソテー
赤パプリカ、黄パプリカ、スナップえんどう、ツナ(缶詰)、キユーピーマヨネーズ
パプリカとスナップえんどうを使ったマヨソテーのレシピ。油の代わりに、マヨネーズで炒めることで、コクとうまみがアップしています。…
レシピを見る#8 ほどよい塩味の"たらこスナップえんどう"
スナップえんどう、たらこ、オリーブオイル
スナップえんどうを使った「たらこスナップえんどう」のレシピ。軽く炒めたえんとうの甘くシャキッとした触感に、塩の効いたたらこのプツプツ感が楽します。…
レシピを見る#9 スナップえんどうの肉巻き
スナップえんどう、豚バラ薄切り肉、こしょう、しょうゆ、レモン
お酒のあてにピッタリな「スナップえんどうの肉巻き」のレシピ。スナップえんどうのシャリシャリ感と豚バラの脂のうまみの相性がよい一品です。…
レシピを見る#10 おさかなのソーセージとスナップえんどうのポテトサラダ
魚肉ソーセージ、コーンの缶詰、新じゃがいも、スナップえんどう、ゆでたまご、こしょう、マヨネーズ、ヨーグルト(無糖)、粒マスタード、等
粒マスタードの風味をヨーグルトの酸味でマイルドに仕上げたポテトサラダのレシピ。「おさかなのソーセージ」やたまごがたっぷり入っているので、食べごたえは十分。…
レシピを見る#11 スナップえんどうとひじきの和え物
スナップえんどう、ひじき(乾燥)、干ししいたけ、にんじん、油揚げ、ごま油、しょうゆ、みりん、梅干し(低塩・種を取ってたたいたもの)、等
スナップえんどうとひじきを使った和え物のレシピ。にんじんのせん切りのポイントが記載されています。…
レシピを見る#12 揚げじゃがとスナップえんどうのめんつゆバター和え
新じゃが、スナップえんどう、揚げ油、バター
バターとめんつゆが揚げた野菜によく合う、揚げじゃがとスナップえんどうのめんつゆバター和えのレシピ。じゃがいもは皮つきにすることで、ほくほく感アップに限らずビタミン損失も防ぎます。…
レシピを見る#13 スナップえんどうのエッグサラダ
スナップえんどう、ゆで卵、黒こしょう、キユーピーマヨネーズ
スナップえんどうと卵のサラダのレシピ。スナップえんどうとゆで卵をマヨネーズで和えればすぐに完成。…
レシピを見る#14 スナップえんどうのマスタードサラダ
スナップえんどう
ピリッとマスタードの効いた、スナップえんどうの簡単サラダのレシピ。スナップえんどうをさっと茹でて、合わせておいた調味液と和えるだけ。…
レシピを見る#15 スナップえんどうとハムと卵のサラダ菜巻きサラダ
サラダ菜、スナップえんどう、ハム、こしょう、サラダ油、キユーピーハーフ
スナップえんどうとハムを使い、サラダ菜で巻いて食べるサラダのレシピ。ゆでたスナップえんどうとスクランブルエッグ、ハムをサラダ菜で巻くだけで簡単に作れます。…
レシピを見る#16 うどとえび、スナップえんどうのサラダ
うど、むきえび、スナップえんどう、しょうゆ、ごま油、こしょう
うどの香りを楽しみたい方に「うどとえび、スナップえんどうのサラダ」がおすすめ。うどのアク抜きをすることで、美味しさアップ。…
レシピを見る#17 スナップえんどうとにんじんのステッィク ハーブマヨディップ
スナップえんどう、にんじん、ミント、ディル、キユーピーハーフ
スナップえんどうとニンジンのハーブマヨネーズディップのレシピ。刻んだミントとディルをマヨネーズとあわせることで、爽やかな味わいのマヨネーズソースが完成します。…
レシピを見る#18 無限スナップえんどう
スナップえんどう、桜えび(釜ゆで)、ごま油、砂糖、にんにく(おろしたもの)、黒こしょう
スナップエンドウの桜えびを使った和え物のレシピ。ごま油を使っているので、風味が豊かになります。…
レシピを見る#19 たけのことスナップえんどうの白みそマヨあえ
ゆでたけのこ、スナップえんどう、ゆで卵、白みそ、キユーピーマヨネーズ
ゆでたたけのこやスナップえんどうを白みそ味のマヨネーズで味付けをしていただくレシピ。ゆで卵をつぶして混ぜることで、コクと彩りをプラスします。…
レシピを見る#20 スナップえんどうの白和え
スナップえんどう、にんじん、絹こし豆腐、ねりごま、砂糖、しょうゆ
スナップえんどうとにんじんを使った白和えのレシピ。豆腐をしっかりと水切りをし、食べる直前に和えて、水っぽくなるのを防ぎます。…
レシピを見る最後に、スナップえんどうの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「スナップえんどう」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 47 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 9.9 | g | |
└糖質 | 8.7 | g | 低い |
└食物繊維 | 2.5 | g | 多い |
たんぱく質 | 2.9 | g | 低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
「スナップえんどう」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 5 | % | 特になし |
水分 | 86.6 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.5 | g | 低い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「スナップえんどう」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 1 | mg | 低い |
カリウム | 160 | mg | 普通 |
カルシウム | 32 | mg | 普通 |
マグネシウム | 21 | mg | 普通 |
リン | 62 | mg | 普通 |
鉄 | 0.6 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.4 | mg | 普通 |
銅 | 0.08 | mg | 普通 |
マンガン | 0.22 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 2 | μg | 多い |
└β-カロテン | 400 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 4 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 400 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 34 | μg | 多い |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.4 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.1 | mg | 普通 |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 33 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.13 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.09 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.7 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.09 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.22 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 43 | mg | 多い |
別名: スナックえんどう/廃棄部位: すじ及び両端/硝酸イオン: 0 g
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。