このページではさやえんどうのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
さやえんどうのカロリーは38kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:キッコーマン
さやえんどうの可食部100gあたりのカロリーは、38kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1325位です。これは多い順にすると上位83%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「低い」です。
また、日本食品標準成分表の「野菜」ジャンルのでさやえんどうのカロリーを評価すると、221件中55位です。これは上位から24%に位置するカロリーで、評価は「高い」となります。
カロリー | 38Kcal |
全体での評価 | 1325位 / 1592件中(上位83%…低い) |
「野菜」ジャンル内での評価 | 55位 / 221件中(上位24%…高い) |
さやえんどうはカロリーが低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜさやえんどうのカロリーは低いの?なにが含まれているの?
引用元:キッコーマン
さやえんどうのカロリーは低い理由
さやえんどうは、可食部100gあたりのカロリーが38kcalと非常に低いです。その理由を以下の栄養データを参考に説明します。
糖質が低い
さやえんどうは、可食部100gあたりの糖質が5.8gと低いです。糖質はエネルギー源として機能しますが、摂りすぎると体重増加や血糖値の上昇につながることがあります。さやえんどうの低い糖質量は、カロリーを抑える一因となっています。
食物繊維が多い
さやえんどうには、可食部100gあたりの食物繊維が3g含まれています。食物繊維は消化吸収が遅く、満腹感を与える効果があります。また、便通を促進する働きもあります。食物繊維が多いことにより、さやえんどうは少量でも満足感を得られるため、カロリーを抑えることができるのです。
タンパク質が低い
さやえんどうには、可食部100gあたりのタンパク質が3.1g含まれています。タンパク質は筋肉や組織の形成に関与する栄養素ですが、摂りすぎるとエネルギーに変換される可能性があります。さやえんどうの低いタンパク質量は、カロリーを抑える一因となっています。
脂質が低い
さやえんどうには、可食部100gあたりの脂質が0.2g含まれています。脂質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎると体重増加や生活習慣病のリスクが高まることがあります。さやえんどうの低い脂質量は、カロリーを抑える一因となっています。
以上の理由から、さやえんどうはカロリーが低い野菜として評価されています。カロリーを気にする方やダイエット中の方にとって、さやえんどうは優れた食材と言えるでしょう。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「さやえんどう」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 5.8g | 4 | 23.2kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | 3.0g | 2 | 6kcal |
たんぱく質 | 3.1g | 4 | 12.4kcal |
脂質 | 0.2g | 9 | 1.8kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「さやえんどう」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、23.2kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
さやえんどうは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:キューピー
さやえんどうは、低糖質ダイエットに使える?
さやえんどうは、野菜の一種であり、その糖質量は5.8gとなっています。低糖質ダイエットを実践している方にとって、さやえんどうは少し効果的な食材と言えるでしょう。
さやえんどうの糖質量
さやえんどうは、糖質量が5.8gと比較的低めです。低糖質ダイエットを行っている方にとっては、糖質の摂取量を抑えることが重要です。さやえんどうは、その点で適していると言えます。
さやえんどうの栄養価
さやえんどうは、糖質だけでなく、様々な栄養素を含んでいます。例えば、ビタミンCや食物繊維、カリウムなどが豊富に含まれています。これらの栄養素は、健康維持や美容にとっても重要な役割を果たしています。
さやえんどうのダイエット効果
さやえんどうは、低カロリーかつ低糖質な食材であり、食物繊維も豊富に含まれています。これにより、満腹感を得やすくなり、食事の量を抑えることができます。また、食物繊維は腸内環境を整える効果もあります。さらに、ビタミンCやカリウムは新陳代謝を促進し、体内の脂肪燃焼をサポートします。
さやえんどうの食べ方
さやえんどうは、生で食べるだけでなく、調理しても美味しく食べることができます。蒸したり、茹でたり、炒めたりと、様々な調理法があります。また、さやえんどうはサラダや炒め物、スープなどにも使うことができます。食べ方によっても味わいや食感が異なるので、自分の好みに合わせて楽しむことができます。
まとめ
さやえんどうは、低糖質ダイエットに少し効果的な食材と言えます。糖質量が5.8gと比較的低めであり、さらに栄養価も高いです。また、さやえんどうは様々な調理法で楽しむことができます。低糖質ダイエットを実践している方は、ぜひさやえんどうを取り入れてみてください。健康的な食事と美容の両面をサポートしてくれることでしょう。
さやえんどうは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:キューピー
さやえんどうは、低脂質ダイエットに使える?
さやえんどうは、低脂質ダイエットに特に効果的な野菜の一つです。さやえんどうは、その栄養価の高さや低脂質で知られており、ダイエット中の方にとっては理想的な食材と言えるでしょう。
さやえんどうの低脂質な特徴
さやえんどうの特徴の一つは、その低脂質な成分です。さやえんどう100gあたりの脂質量はわずか0.2gと非常に少なく、低脂質ダイエットを意識している方にはぴったりの食材です。脂質を制限することは、体重管理や健康維持にとって重要な要素であり、さやえんどうはその点で優れた選択肢となります。
さやえんどうの栄養価
さやえんどうは、低脂質だけでなく、栄養価の高さでも注目されています。さやえんどうには、ビタミンCやビタミンK、食物繊維、カリウムなどの栄養素が豊富に含まれています。特にビタミンCは、抗酸化作用や免疫力の向上に効果があり、ダイエット中の方にとっては嬉しい効果です。さやえんどうを摂取することで、バランスの取れた栄養摂取が可能となり、健康的なダイエットをサポートしてくれます。
さやえんどうの食べ方のポイント
さやえんどうを低脂質ダイエットに効果的に活用するためには、食べ方にも注意が必要です。さやえんどうは、生で食べることもできますが、茹でることでより食べやすくなります。また、調理法によっては、油を使わずに調理することも可能です。例えば、蒸し焼きや炒め物などは、脂質を抑えることができます。さやえんどうを使ったサラダやスープもおすすめです。さやえんどうの食感や味わいを楽しみながら、低脂質ダイエットを実践することができます。
まとめ
さやえんどうは、低脂質ダイエットに特に効果的な野菜です。低脂質でありながら栄養価が高く、ビタミンCや食物繊維などの栄養素も豊富に含まれています。さやえんどうを上手に活用することで、バランスの取れた食事を摂ることができ、健康的なダイエットをサポートしてくれます。さやえんどうを茹でたり、油を使わずに調理するなど、食べ方にも工夫をすることで、より効果的な低脂質ダイエットを実践できるでしょう。ぜひ、さやえんどうを取り入れて、理想の体型や健康を目指しましょう。
最後に、さやえんどうの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「さやえんどう」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 38 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 7.5 | g | |
└糖質 | 5.8 | g | 低い |
└食物繊維 | 3.0 | g | 多い |
たんぱく質 | 3.1 | g | 低い |
脂質 | 0.2 | g | 低い |
「さやえんどう」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 9 | % | 特になし |
水分 | 88.6 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.6 | g | 低い |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「さやえんどう」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 1 | mg | 低い |
カリウム | 200 | mg | 普通 |
カルシウム | 35 | mg | 普通 |
マグネシウム | 24 | mg | 普通 |
リン | 63 | mg | 普通 |
鉄 | 0.9 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.6 | mg | 普通 |
銅 | 0.10 | mg | 普通 |
マンガン | 0.40 | mg | 多い |
ヨウ素 | Tr | μg | 無し |
セレン | 0 | μg | 無し |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 24 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 560 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 4 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 560 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 47 | μg | 多い |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.7 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.2 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 47 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.15 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.11 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.8 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.08 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.56 | mg | 多い |
ビオチン | 5.1 | μg | 多い |
ビタミンC | 60 | mg | 多い |
別名: きぬさやえんどう/廃棄部位: すじ及び両端/硝酸イオン: Tr
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。