このページでは、野菜の赤たまねぎを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
赤たまねぎのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずは赤たまねぎの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 34 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 9.0 | g | |
└糖質 | 7.4 | g | 低い |
└食物繊維 | 1.7 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0.9 | g | 低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、野菜分類に所属する正式名称「(たまねぎ類) 赤たまねぎ りん茎 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、赤たまねぎがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
赤たまねぎはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:Nadia
赤たまねぎとは?どんな食材?
赤たまねぎは、野菜の一種であり、その特徴的な赤い色が特徴です。日本では、主にサラダや和え物、炒め物などに使われることが多く、その甘みと爽やかな風味が料理にアクセントを与えます。
赤たまねぎの特徴
赤たまねぎは、外側の皮が赤紫色をしており、切ると内側も赤色をしています。その見た目の美しさから、サラダや料理の盛り付けにもよく利用されます。また、赤たまねぎは他のタイプのたまねぎと比べて、辛味が少なく、甘みが強いのが特徴です。
赤たまねぎの使い方
赤たまねぎは、生で食べることもできますが、一般的には薄くスライスして使われます。サラダや和え物に加えることで、爽やかな風味と甘みを楽しむことができます。また、炒め物やシチューにも使われ、そのままでも美味しく食べることができます。赤たまねぎは、調理することで甘さが引き立つため、さまざまな料理に活用することができます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次は赤たまねぎがダイエットにどう役立つか説明します!
赤たまねぎはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:キリン
赤たまねぎの栄養データ
赤たまねぎの栄養データを見ると、以下のような特徴があります。
低カロリーである
赤たまねぎは、可食部100gあたりのカロリーが34kcalと非常に低いです。カロリーが低いため、ダイエット中や健康的な食事を心がけたい方にとっては、嬉しい食材と言えます。
糖質が低い
赤たまねぎは、可食部100gあたりの糖質が7.4gと低いです。糖質が低い食材は、血糖値の上昇を抑える効果があります。糖質制限をしている方や糖尿病の方にとっては、血糖値の管理に役立つ食材となります。
食物繊維が豊富
赤たまねぎは、可食部100gあたりの食物繊維が1.7gと普通の量です。食物繊維は、便通を促進する効果や腸内環境を整える効果があります。また、食物繊維は満腹感を与えるため、食事の量を抑えることができます。健康的な食事を心がけたい方にとっては、赤たまねぎは良い選択肢となるでしょう。
以上のように、赤たまねぎは低カロリーで糖質が低く、食物繊維も豊富な食材です。これらの特徴から、ダイエットや血糖値管理、腸内環境の改善など、健康的な食事に役立つことができます。積極的に摂取することで、健康への貢献が期待できます。
おすすめ:赤たまねぎのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
赤たまねぎに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:NHKきょうの料理
赤たまねぎの特徴
赤たまねぎの栄養データを見ると、以下の3つの特徴が挙げられます。
1. ナトリウムが低い
赤たまねぎは、可食部100gあたりにわずか2 mgのナトリウムを含んでいます。ナトリウムは塩分の主成分であり、摂りすぎると高血圧や心臓病のリスクが高まる可能性があります。赤たまねぎはナトリウムが低いため、塩分摂取を控えたい方に適していると言えます。
2. カリウムが普通
赤たまねぎには、可食部100gあたり150 mgのカリウムが含まれています。カリウムは体内の水分バランスや血圧の調整に関与しており、心臓の健康維持にも重要な役割を果たしています。赤たまねぎのカリウム含有量は普通とされており、バランスの取れた食事を心掛けるためには適切な量と言えます。
3. 亜鉛が低い
赤たまねぎには、可食部100gあたり0.2 mgの亜鉛が含まれています。亜鉛は免疫機能の維持や細胞の成長に関与しており、不足すると免疫力の低下や傷の治りが遅れる可能性があります。しかし、赤たまねぎの亜鉛含有量は低いため、亜鉛を多く摂取したい場合には他の食材との組み合わせが必要となります。
赤たまねぎに含まれるビタミンを解説!
引用元:NHKきょうの料理
赤たまねぎのビタミン含有量の特徴
赤たまねぎに含まれるビタミンの特徴を以下の3つに絞って論じます。
1. ビタミンEは低い
赤たまねぎには、ビタミンEのうちα-トコフェロールが0.1 mg含まれていますが、他のβ-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールは含まれていません。したがって、赤たまねぎはビタミンEの供給源としては低いと言えます。
2. ビタミンB1とB2は低い
赤たまねぎにはビタミンB1が0.03 mg、ビタミンB2が0.02 mg含まれています。これらの量は普通の範囲に収まっていますが、他の野菜と比較すると低いと言えます。
3. ビタミンCは多い
赤たまねぎにはビタミンCが7 mg含まれており、他のビタミンに比べて多いです。ビタミンCは抗酸化作用や免疫力の向上に役立つため、赤たまねぎはビタミンCの補給に適していると言えます。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次は赤たまねぎの使用例としてレシピをご紹介します。
赤たまねぎを使ったレシピ7選!
#1 赤たまねぎのペペロンチーノ
パスタ、赤玉葱、魚肉ソーセージ、乾燥にんにく鷹の爪、塩黒胡椒コンソメ、オリーブオイル、豆苗
赤玉葱と魚肉ソーセージを使った、ペペロンチーノのレシピ。赤玉葱をレンジ加熱することで、甘みをアップさせるのがコツです。…
レシピを見る#2 ワカモレカレー ライスサンド
アボカド、赤たまねぎ、スモークサーモン、ミニトマト、レタス、サラダ油
ワカモレ(アボカドディップ)とカレー味のひき肉を使ったライスバーガーのレシピ。スパイシーなメキシカンテイストの変わり種ライスバーガーです。…
レシピを見る#3 きのこのグリルサラダ
生しいたけ、エリンギ、赤たまねぎ、プリーツレタス、トレビス、レモン、黒こしょう、オリーブ油
このレシピは生しいたけとエリンギを使ったグリルサラダです。焼いたきのこの香りが秋の楽しみになります。…
レシピを見る#4 彩りサラダ
じゃがいも、赤たまねぎ、ベビーリーフ、くるみ、レーズン、揚げ油、オリーブ油
このレシピは、じゃがいも、赤たまねぎ、ベビーリーフ、くるみ、レーズンを使った彩りサラダ料理です。じゃがいもをスライサーで薄切りにし、揚げ油を使って低温で揚げることで、見た目にも美しく、歯ごたえの楽しいサラダを楽しめます。…
レシピを見る#5 ぶりのカルパッチョ
ぶり、赤たまねぎ、ケッパー、黒こしょう、オリーブ油
刺身用のぶりを使った、手軽につくれるカルパッチョのレシピ。脂ののったジューシーな寒ブリのうま味を、赤玉ねぎのさわやかな辛味がひきたてます。…
レシピを見る#6 家庭でできるタイの春雨サラダ ヤムウンセン
春雨、豚挽肉、エビ、イカ、きくらげ、セロリ、万能ねぎ、桜エビ、赤たまねぎ、等
豚ひき肉と海鮮を使ったタイ風春雨サラダのレシピ。イカに飾り包丁を入れてからサッと茹でると綺麗な仕上がりに。…
レシピを見る#7 シーフードのメキシコ風グラタン
帆立て貝柱、かき、えび、ゆでだこの足、さけ、ピーマン、赤たまねぎ、トマト、香菜、等
サワークリームを活用する、5種のシーフードの「グラタン」のレシピ。メキシコ料理の風味を持つグラタンソースに、シェフのアイデアが光る一品。…
レシピを見る最後に、赤たまねぎの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「赤たまねぎ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 34 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 9.0 | g | |
└糖質 | 7.4 | g | 低い |
└食物繊維 | 1.7 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0.9 | g | 低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
「赤たまねぎ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 8 | % | 特になし |
水分 | 89.6 | g | 多い |
有機酸 | 0.3 | g | 多い |
灰分 | 0.4 | g | 低い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「赤たまねぎ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 2 | mg | 低い |
カリウム | 150 | mg | 普通 |
カルシウム | 19 | mg | 普通 |
マグネシウム | 9 | mg | 低い |
リン | 34 | mg | 低い |
鉄 | 0.3 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.2 | mg | 低い |
銅 | 0.04 | mg | 普通 |
マンガン | 0.14 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.1 | mg | 低い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | Tr | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.03 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.02 | mg | 低い |
ナイアシン | 0.1 | mg | 低い |
ビタミンB6 | 0.13 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.15 | mg | 低い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 7 | mg | 多い |
別名: レッドオニオン、紫たまねぎ/廃棄部位: 皮(保護葉)、底盤部及び頭部/硝酸イオン: Tr
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。