このページでは新しょうがのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
新しょうがのカロリーは10kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:サントリー
新しょうがの可食部100gあたりのカロリーは、10kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1553位です。これは多い順にすると上位97%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「かなり低い」です。
また、日本食品標準成分表の「野菜」ジャンルので新しょうがのカロリーを評価すると、221件中217位です。これは上位から98%に位置するカロリーで、評価は同じく「かなり低い」となります。
カロリー | 10Kcal |
全体での評価 | 1553位 / 1592件中(上位97%…かなり低い) |
「野菜」ジャンル内での評価 | 217位 / 221件中(上位98%…かなり低い) |
新しょうがはカロリーがかなり低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜ新しょうがのカロリーはかなり低いの?なにが含まれているの?
引用元:サントリー
なぜ新しょうがのカロリーはかなり低いのか?
新しょうがは、野菜の中でもカロリーが非常に低い食材の一つです。その理由を栄養データを参考に解説します。
カロリーが低い理由
新しょうがのカロリーは、可食部100gあたり10kcalと非常に低いです。これは、他の食材と比較してもかなり低い値です。
糖質が低い理由
新しょうがの糖質は、可食部100gあたり0.7gとかなり低いです。糖質はエネルギー源となるため、糖質が少ないことがカロリーが低い理由の一つと言えます。
食物繊維が普通の理由
新しょうがの食物繊維は、可食部100gあたり1.9gと普通です。食物繊維は消化を助ける役割があり、健康に良いとされています。新しょうがの食物繊維量は普通ですが、その他の栄養素の少なさがカロリーを低くしている要因と言えます。
タンパク質が低い理由
新しょうがのタンパク質は、可食部100gあたり0.3gとかなり低いです。タンパク質は筋肉や細胞の構成要素となる重要な栄養素ですが、新しょうがにはほとんど含まれていません。
脂質が低い理由
新しょうがの脂質は、可食部100gあたり0.3gと低いです。脂質はエネルギー源となるだけでなく、体内の機能やホルモンの合成にも関与しています。新しょうがには脂質がほとんど含まれていないため、カロリーが低い要因の一つと言えます。
以上のように、新しょうがのカロリーがかなり低いのは、糖質・タンパク質・脂質の含有量が非常に少ないためです。食事のカロリーコントロールやダイエットに適した食材として、積極的に取り入れることができます。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「新しょうが」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 0.7g | 4 | 2.8kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | 1.9g | 2 | 3.8kcal |
たんぱく質 | 0.3g | 4 | 1.2kcal |
脂質 | 0.3g | 9 | 2.7kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「新しょうが」のカロリー内訳です。一番多いのは食物繊維で、3.8kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
新しょうがは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:ニッスイ
新しょうがは、低糖質ダイエットに使える?
新しょうがは、糖質量が0.7gと非常に低いため、低糖質ダイエットに特に効果的な食材として注目されています。
新しょうがの糖質量は0.7g
新しょうがは、一般的なしょうがと比べて糖質量が非常に低いです。一般的なしょうがの糖質量は約5g程度ですが、新しょうがはその約7分の1の0.7gしか含んでいません。この低糖質な特徴から、ダイエット中の方にとっては非常に魅力的な食材と言えます。
低糖質ダイエットにおすすめの食材
低糖質ダイエットは、糖質の摂取を制限することで体重の減少を促すダイエット方法です。糖質はエネルギー源として使われるため、摂り過ぎると余分なエネルギーとして蓄積され、太りやすくなってしまいます。そのため、糖質を抑えた食事を心掛けることが重要です。
新しょうがは、糖質量が非常に低いため、低糖質ダイエットにおすすめの食材と言えます。新しょうがを使った料理を摂ることで、糖質の摂取を抑えながら美味しく食事を楽しむことができます。
新しょうがの効果的な摂り方
新しょうがを効果的に低糖質ダイエットに取り入れるためには、以下のような摂り方がおすすめです。
まず、新しょうがを生で食べることで、そのままの状態で栄養素を摂取することができます。また、新しょうがは辛味成分を多く含んでいるため、代謝を促進し脂肪燃焼効果も期待できます。
さらに、新しょうがをお湯で煮出して飲むこともおすすめです。新しょうがに含まれるジンゲロールという成分は、体内の血行を促進する効果があります。血行が良くなることで新陳代謝が活発になり、脂肪燃焼が促進されます。
まとめ
新しょうがは、糖質量が0.7gと非常に低いため、低糖質ダイエットに特に効果的な食材です。低糖質ダイエットを実践している方や糖質制限をしたい方にとって、新しょうがはおすすめの食材と言えます。生で食べたり、お湯で煮出して飲んだりすることで、効果的に摂取することができます。ぜひ、新しょうがを上手に活用して、健康的なダイエットを実現しましょう。
新しょうがは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:サントリー
新しょうがは、低脂質ダイエットに使える?
野菜の中でも、新しょうがは低脂質であることがわかりました。新しょうがは、脂質が0.3gと非常に少ないため、低脂質ダイエットに特に効果的な食材と言えます。
新しょうがの低脂質効果
新しょうがには、脂質がほとんど含まれていません。これは、ダイエットをしている人にとって非常に魅力的な特徴です。脂質は高カロリーであり、摂り過ぎると体重増加の原因となってしまいます。しかし、新しょうがを摂取することで、脂質摂取量を抑えることができます。
新しょうがの他の健康効果
新しょうがには、低脂質以外にも健康に良い効果があります。まず、新しょうがには抗酸化作用があり、体内の老化を防ぐ効果があります。また、新しょうがには抗炎症作用もあり、炎症を抑える効果が期待できます。さらに、新しょうがは消化を助ける働きもあり、胃腸の調子を整える効果もあります。
新しょうがの食べ方
新しょうがは、生のままでも調理しても美味しく食べることができます。生のままで食べる場合は、皮を剥いてスライスし、お料理にトッピングするのがおすすめです。また、調理する場合は、炒め物や煮物、お味噌汁などに加えることができます。新しょうがの風味は非常に特徴的であり、料理にアクセントを与えることができます。
まとめ
新しょうがは、低脂質ダイエットに特に効果的な野菜です。脂質がほとんど含まれていないため、ダイエット中の方にはおすすめの食材です。また、新しょうがには健康効果もあり、抗酸化作用や抗炎症作用、消化効果などが期待できます。食べ方も多様で、生のままでも調理しても美味しく食べることができます。新しょうがを積極的に取り入れて、健康的な生活を送りましょう。
最後に、新しょうがの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「新しょうが」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 10 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 2.7 | g | |
└糖質 | 0.7 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 1.9 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0.3 | g | かなり低い |
脂質 | 0.3 | g | 低い |
「新しょうが」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 10 | % | 特になし |
水分 | 96.0 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.8 | g | 普通 |
コレステロール | - | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「新しょうが」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 3 | mg | 低い |
カリウム | 350 | mg | 多い |
カルシウム | 11 | mg | 普通 |
マグネシウム | 15 | mg | 普通 |
リン | 23 | mg | 低い |
鉄 | 0.5 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.4 | mg | 普通 |
銅 | 0.04 | mg | 普通 |
マンガン | 7.65 | mg | 多い |
ヨウ素 | Tr | μg | 無し |
セレン | 0 | μg | 無し |
クロム | 1 | μg | 多い |
モリブデン | 3 | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | - | μg | 無し |
└α-カロテン | 1 | μg | 多い |
└β-カロテン | 6 | μg | 普通 |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 6 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | Tr | μg | 無し |
ビタミンD | - | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.1 | mg | 低い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.7 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | Tr | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.01 | mg | 低い |
ビタミンB2 | 0.01 | mg | 低い |
ナイアシン | 0.2 | mg | 低い |
ビタミンB6 | 0.05 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | - | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.05 | mg | 低い |
ビオチン | 0.5 | μg | 普通 |
ビタミンC | 2 | mg | 多い |
廃棄部位: 皮及び茎/食物繊維:AOAC2011.25法/硝酸イオン:0.1g
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。