このページでは、野菜のモロヘイヤを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
モロヘイヤのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはモロヘイヤの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 36 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 6.3 | g | |
└糖質 | 1.8 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 5.9 | g | 多い |
たんぱく質 | 4.8 | g | 低い |
脂質 | 0.5 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、野菜分類に所属する正式名称「モロヘイヤ 茎葉 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、モロヘイヤがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
モロヘイヤはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:ソラレピ
モロヘイヤとは?どんな食材?
モロヘイヤは、野菜の一種であり、その特徴的な葉や栄養価から注目されている食材です。
モロヘイヤの特徴
モロヘイヤは、独特の形状を持つ葉が特徴であり、細長い形状をしています。また、その葉は緑色で、滑らかな質感を持っています。さらに、モロヘイヤには豊富な栄養素が含まれており、ビタミンやミネラル、食物繊維などが豊富に含まれています。
モロヘイヤの利用方法
モロヘイヤは、さまざまな料理に利用することができます。例えば、サラダやスープ、炒め物などに加えることで、食事の彩りや栄養価を高めることができます。また、モロヘイヤは、独特の風味を持っているため、料理にアクセントを与えることもできます。
以上のように、モロヘイヤは特徴的な葉や栄養価を持つ野菜であり、様々な料理に利用することができます。その豊富な栄養素を活かして、健康的な食生活を送ることができます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はモロヘイヤがダイエットにどう役立つか説明します!
モロヘイヤはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:キッコーマン
1. 低カロリーでダイエットに適している
モロヘイヤは、可食部100gあたりのカロリーが36kcalと非常に低いです。この低カロリーな食材は、ダイエット中の方にとって非常に有益です。モロヘイヤを食事に取り入れることで、満腹感を得ながら摂取カロリーを抑えることができます。
2. 糖質がかなり低く血糖値の上昇を抑える
モロヘイヤに含まれる糖質は1.8gとかなり低いです。この低糖質な特性により、血糖値の急激な上昇を抑える効果が期待できます。糖質の摂取を控えたい方や糖尿病の方にとって、モロヘイヤは理想的な食材と言えます。
3. 食物繊維が多く腸内環境を改善する
モロヘイヤには可食部100gあたり5.9gの食物繊維が含まれています。この豊富な食物繊維は、腸内環境を改善する効果があります。食物繊維は便通を促進し、腸内の有害物質の排出を助けます。また、食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える役割も果たします。
以上のように、モロヘイヤは低カロリーでダイエットに適しており、糖質が低く血糖値の上昇を抑える効果があります。さらに、豊富な食物繊維が腸内環境を改善する効果も期待できます。健康的な食事に取り入れることで、身体の健康維持に役立つ食材と言えます。
おすすめ:モロヘイヤのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
モロヘイヤに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:キッコーマン
モロヘイヤの特徴
モロヘイヤは、無機質栄養データを見ると、以下の3つの特徴があります。
1. カリウム、カルシウム、マグネシウムなどの栄養素が多い
モロヘイヤは、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどの無機質栄養素が豊富に含まれています。特にカリウムは、体内の水分バランスを調整する働きがあります。また、カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、マグネシウムはエネルギー代謝や筋肉の収縮に関与しています。これらの栄養素が多く含まれているため、モロヘイヤは健康に良い食材と言えます。
2. ヨウ素やクロムなどの微量元素も多く含まれている
モロヘイヤには、ヨウ素やクロムといった微量元素も多く含まれています。ヨウ素は、甲状腺ホルモンの合成に必要な栄養素であり、クロムは血糖値の調節に関与しています。これらの微量元素は、体の正常な機能を維持するために必要な栄養素です。モロヘイヤを摂取することで、これらの栄養素を効果的に摂ることができます。
3. ナトリウムの含有量が低い
ナトリウムは、体内の水分バランスを調整するために必要な栄養素ですが、摂りすぎると高血圧や水分の過剰摂取につながる可能性があります。モロヘイヤには、ナトリウムの含有量が非常に低いため、塩分制限が必要な人や健康に気をつけている人にとっては適した食材と言えます。
以上のように、モロヘイヤはカリウムやカルシウム、マグネシウムなどの栄養素が豊富に含まれており、ヨウ素やクロムなどの微量元素も多く含まれています。また、ナトリウムの含有量が低いため、健康に配慮した食事に適しています。モロヘイヤを積極的に取り入れることで、健康維持に役立つでしょう。
モロヘイヤに含まれるビタミンを解説!
引用元:キッコーマン
モロヘイヤのビタミンの特徴
モロヘイヤに含まれるビタミンの特徴を以下の3つに絞って論じます。
1. モロヘイヤにはβ-カロテンが多く含まれています
モロヘイヤにはビタミンAの一種であるβ-カロテンが多く含まれています。β-カロテンは体内でビタミンAに変換され、視力の維持や免疫力の向上に役立ちます。モロヘイヤを摂取することで、ビタミンAの不足を補うことができます。
2. モロヘイヤにはビタミンEが豊富に含まれています
モロヘイヤにはビタミンEが多く含まれています。特にα-トコフェロールの含有量が高いです。ビタミンEは抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぎ、健康な皮膚や髪の毛を保つのに役立ちます。モロヘイヤを摂取することで、ビタミンEの効果を得ることができます。
3. モロヘイヤにはビタミンKが多く含まれています
モロヘイヤにはビタミンKが多く含まれています。ビタミンKは血液の凝固を助ける働きがあり、骨の健康を保つのにも重要です。モロヘイヤを摂取することで、ビタミンKの不足を補うことができます。
以上のように、モロヘイヤにはビタミンAの一種であるβ-カロテン、ビタミンE、ビタミンKが豊富に含まれています。これらのビタミンはそれぞれ異なる健康効果をもたらすため、バランスの取れた食事にモロヘイヤを取り入れることは重要です。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はモロヘイヤの使用例としてレシピをご紹介します。
モロヘイヤを使ったレシピ20選!
#1 つるっと食べやすい豚肉とモロヘイヤのそうめんのレシピ
豚モモ(薄切り)、モロヘイヤ、そうめん、めんつゆ、ゴマ(白)
モロヘイヤを活用したそうめんのレシピ。モロヘイヤの粘りが、そうめんの喉越しをよりよくしてくれます。…
レシピを見る#2 モロヘイヤのスープ
モロヘイヤ、ベーコン(スライス)、にんにく(薄切り)、ごま油、鶏ガラスープ、しょうゆ、料理酒、こしょう
素材の豊かな風味を楽しめる、モロヘイヤのスープ。ベーコンの脂の旨みと、にんにくのスパイシーな香りが風味を引き立てます。…
レシピを見る#3 モロヘイヤのくずしやっこ
モロヘイヤ、絹ごし豆腐、オリーブオイル、のり、しょうゆ、わさび
モロヘイヤと豆腐を使ったレシピ。豆腐はざるに5分ほど置いて水気をしっかりときります。…
レシピを見る#4 鶏のてり焼き モロヘイヤだれ
鶏もも肉、モロヘイヤ、小麦粉、サラダ油、しょうゆ、ごま油、みりん
鶏もも肉を栄養満点のたれで食べる主菜のレシピ。こんがり焼き目をつけた鶏肉を甘酢ソースのてり焼きに、βカロチンが豊富なモロヘイヤは包丁でたたいてとろみのあるタレにします。…
レシピを見る#5 おさかなのソーセージとモロヘイヤのねばねば洋風和え
魚肉ソーセージ、モロヘイヤ、クリームチーズ、レタス、にんにく、オリーブ油、こしょう
魚肉ソーセージとモロヘイヤを使った洋風和え物のレシピ。カルシウム豊富な魚肉ソーセージとビタミン・ミネラル豊富なモロヘイヤを使った栄養満点のメニューです。…
レシピを見る#6 モロヘイヤと牛肉のマヨネーズ炒め
モロヘイヤ、赤パプリカ、しいたけ(干し)、牛肉(薄切り)、こしょう、キユーピーマヨネーズ
ビタミンとミネラルが豊富なモロヘイヤを使った炒め物のレシピ。マヨネーズを油がわりに使うことで味にコクと深みが出ます。…
レシピを見る#7 ねばねばで元気にモロヘイヤ納豆のレシピ
モロヘイヤ、納豆、醤油、カツオ出汁、鰹節
栄養豊富な野菜の王様モロヘイヤと納豆を使った、ねばねば和えのレシピ。断トツの栄養価を持つモロヘイヤと納豆の組み合わせは夏バテ防止にもピッタリ。…
レシピを見る#8 モロヘイヤとツナのおひたし
モロヘイヤ、ツナ缶、しょうゆ
モロヘイヤとツナ缶を使った、おつまみにもなるおひたしのレシピ。熱湯でゆでたモロヘイヤにツナを加えるだけの簡単調理です。…
レシピを見る#9 モロヘイヤの味噌汁
モロヘイヤ、にんにく、みそ、白だし
ねばねば食感が楽しい、モロヘイヤの彩りがきれいな「モロヘイヤのみそ汁」のレシピ。モロヘイヤの持つねばねばとした食感が、食欲をそそるお料理です。…
レシピを見る#10 ねばねばパワーオクラとモロヘイヤのネバネバ和えのレシピ
オクラ、モロヘイヤ、めんつゆ、鰹節
オクラとモロヘイヤを使ったネバネバ和え物のレシピ。味付けはめんつゆとかつおぶしのみなのでとっても簡単。…
レシピを見る#11 モロヘイヤと長芋とたらこの和え物
モロヘイヤ、長芋、たらこ、しょうゆ
10分で作れる、モロヘイヤと長芋を活用した、たらこの和え物のレシピ。モロヘイヤの独特のねばりと、長芋のシャキシャキの歯応えが食感を楽しくしています。…
レシピを見る#12 モロヘイヤそうめん
そうめん、モロヘイヤ、納豆(ひきわり)、温泉卵、七味唐辛子、だし汁(かつおだしなど)、しょうゆ、みりん
15分で作れる、モロヘイヤそうめんのレシピ。モロヘイヤのとろみと納豆のねばりが絡み、なめらかで舌触りの良い仕上がりに。…
レシピを見る#13 モロヘイヤと豆腐の和え物
モロヘイヤ、絹ごし豆腐、いりごま(白)、しょうゆ、みりん、ごま油
10分で作れる、モロヘイヤと豆腐の和え物のレシピ。モロヘイヤに熱を加える事で増す独特のねばりと、豆腐のツルッとしたなめらかな味わいが、口当たりの良い一品です。…
レシピを見る#14 とろとろさっぱり味プチトマトとモロヘイヤの中華スープのレシピ
モロヘイヤ、プチトマト、醤油、砂糖、中華調味料、ゴマ油
とろとろとしたのど越しが楽しめるプチトマトとモロヘイヤを活用した中華スープのレシピ。プチトマトの酸味で、いつもの中華スープをさっぱりといただくことができます。…
レシピを見る#15 モロヘイヤとトマトの冷たいスープ
だし汁(かつおだしなど)、こしょう、しょうゆ、モロヘイヤ、トマト
10分で作れる、モロヘイヤとトマトの冷たいスープのレシピ。ねばねば食感のモロヘイヤと、みずみずしく甘みのあるトマトの味わいが、冷製スープと相性の良い一品です。…
レシピを見る#16 とろみあんが絡まるタラのモロヘイヤあんかけのレシピ
タラ、モロヘイヤ、ニンジン、タマネギ、シメジ、醤油、みりん、砂糖、片栗粉、等
タラとモロヘイヤを活用したあんかけ炒めのレシピ。モロヘイヤのとろみをしっかりと生かした料理。…
レシピを見る#17 モロヘイヤ納豆
モロヘイヤ、納豆(ひきわり・40g)、うずら卵、しょうゆ、みりん、七味唐辛子
モロヘイヤは粘りがあり喉越しよく食べられる食材。食物繊維、葉酸、ベータカロテンなど栄養価も高く食卓に上手く取り入れたい食材のひとつ。…
レシピを見る#18 モロヘイヤとキムチのぶっかけひやむぎ
ひやむぎ(乾麺)、モロヘイヤ、白菜キムチ(市販)、卵黄、白いりごま
モロヘイヤとキムチを活用した、ぶっかけひやむぎのレシピ。ねばりのあるモロヘイヤと、キムチの甘辛くシャキシャキの食感がアクセントになります。…
レシピを見る#19 モロヘイヤとツナのごまあえ
モロヘイヤ、ツナ缶(小)、すりごま、しょうゆ、砂糖
美容効果満点なモロヘイヤを使ったごまあえのレシピ。ネバネバな食感が楽しいモロヘイヤをツナと和えて甘いごまあえにしています。…
レシピを見る#20 パラパラ卵のモロヘイヤのあんかけチャーハンのレシピ
モロヘイヤ、鶏ガラ出汁、醤油、砂糖、ニンニク、ショウガ、カニカマボコ、片栗粉、ご飯、等
モロヘイヤを使った、パラパラチャーハンのレシピ。シンプルな材料ながら、のど越しの良いとろとろのあんが食べ応えあります。…
レシピを見る最後に、モロヘイヤの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「モロヘイヤ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 36 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 6.3 | g | |
└糖質 | 1.8 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 5.9 | g | 多い |
たんぱく質 | 4.8 | g | 低い |
脂質 | 0.5 | g | 低い |
「モロヘイヤ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 86.1 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 2.1 | g | 多い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「モロヘイヤ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 1 | mg | 低い |
カリウム | 530 | mg | 多い |
カルシウム | 260 | mg | 多い |
マグネシウム | 46 | mg | 多い |
リン | 110 | mg | 普通 |
鉄 | 1.0 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.6 | mg | 普通 |
銅 | 0.33 | mg | 多い |
マンガン | 1.32 | mg | 多い |
ヨウ素 | 4 | μg | 多い |
セレン | 1 | μg | 普通 |
クロム | 2 | μg | 多い |
モリブデン | 15 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 10000 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 76 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 10000 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 840 | μg | 多い |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 6.5 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.5 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 640 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.18 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.42 | mg | 多い |
ナイアシン | 1.1 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.35 | mg | 多い |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 1.83 | mg | 多い |
ビオチン | 14.0 | μg | 多い |
ビタミンC | 65 | mg | 多い |
廃棄率: 木質茎つきの場合25%/硝酸イオン: 0.2 g
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。