このページではレタスのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
レタスのカロリーは11kcal(100gあたり)!これってどうなの?
レタスの可食部100gあたりのカロリーは、11kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1551位です。これは多い順にすると上位97%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「かなり低い」です。
また、日本食品標準成分表の「野菜」ジャンルのでレタスのカロリーを評価すると、221件中213位です。これは上位から96%に位置するカロリーで、評価は同じく「かなり低い」となります。
カロリー | 11Kcal |
全体での評価 | 1551位 / 1592件中(上位97%…かなり低い) |
「野菜」ジャンル内での評価 | 213位 / 221件中(上位96%…かなり低い) |
レタスはカロリーがかなり低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜレタスのカロリーはかなり低いの?なにが含まれているの?
なぜレタスのカロリーはかなり低いのか?
レタスは野菜の中でもカロリーがかなり低いと評価されています。その理由を栄養データを参照しながら説明します。
カロリーが11kcal(かなり低い)
レタスの可食部100gあたりのカロリーはたったの11kcalです。これは他の食材と比べてかなり低い値です。そのため、ダイエットやカロリー摂取を気にする方にとっては嬉しい食材と言えるでしょう。
糖質が1.9g(かなり低い)
レタスに含まれる糖質もかなり低いです。1.9gという数値は、血糖値の上昇を抑える効果があります。糖質制限をしている方や糖尿病の方にとっても適した食材と言えるでしょう。
食物繊維が1.1g(普通)
レタスには食物繊維も含まれていますが、1.1gという数値は普通の範囲です。食物繊維は腸内環境を整える効果があり、便秘の予防にも役立ちます。レタスを食べることで、健康な腸内環境を保つことができます。
タンパク質が0.6g(かなり低い)
レタスにはタンパク質も含まれていますが、0.6gという数値はかなり低いです。タンパク質は体の組織や筋肉の修復に欠かせない栄養素ですが、レタスにはあまり含まれていないため、他の食材と組み合わせることでバランスの良い食事を摂ることが重要です。
脂質が0.1g(低い)
レタスに含まれる脂質も非常に少なく、0.1gという数値です。脂質はエネルギー源として重要ですが、過剰摂取は体に悪影響を与えることがあります。レタスは低脂肪の食材として選ばれることが多いです。
以上の栄養データからわかるように、レタスはカロリーや糖質、タンパク質、脂質などがかなり低い食材です。そのため、ダイエットや健康に気を使っている方にとっては理想的な野菜と言えるでしょう。日常の食事にレタスを取り入れることで、バランスの良い食事を実現することができます。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「レタス」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 1.9g | 4 | 7.6kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | 1.1g | 2 | 2.2kcal |
たんぱく質 | 0.6g | 4 | 2.4kcal |
脂質 | 0.1g | 9 | 0.9kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「レタス」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、7.6kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
レタスは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
レタスは低糖質ダイエットに特に効果的
レタスは、野菜の中でも糖質量が非常に低い食材です。糖質量は1.9gと非常に少なく、ダイエット中の方にとっては嬉しい存在と言えるでしょう。
糖質量が低いので、ダイエットに適している
糖質は、体内でエネルギー源として利用されますが、摂り過ぎると脂肪として蓄積されてしまいます。そのため、糖質を制限する低糖質ダイエットは、体重管理や血糖値のコントロールに効果的です。
レタスは低カロリーで満腹感を与える
レタスは、低カロリーでありながら食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は消化吸収が遅く、満腹感を長持ちさせる効果があります。そのため、少量のレタスを食べるだけで満足感を得ることができ、ダイエット中の方にとっては心強い味方となります。
ビタミンやミネラルも豊富に含まれている
レタスには、ビタミンAやビタミンC、カリウムなどの栄養素が豊富に含まれています。これらの栄養素は、健康維持に必要不可欠なものであり、美肌効果や免疫力強化にも役立ちます。ダイエット中の方が健康を維持しながら減量するためには、栄養バランスも重要です。レタスは、低糖質だけでなく、栄養素もバランスよく含まれているため、理想的な食材と言えるでしょう。
まとめ
レタスは、低糖質ダイエットに特に効果的な食材です。糖質量が非常に少ないため、ダイエット中の方にとっては理想的な選択肢となります。また、低カロリーで満腹感を与える効果や、豊富なビタミンやミネラルの含有量も魅力的です。ダイエット中の方は、積極的にレタスを取り入れて、健康的な減量を目指しましょう。
レタスは、低脂質ダイエットに使える!?
レタスは低脂質ダイエットに特に効果的
野菜の中でも特にダイエットに適した食材として知られる「レタス」は、低脂質であることが特徴です。1個のレタスに含まれる脂質はわずか0.1gと非常に少なく、カロリーも低いため、ダイエット中の方にとって理想的な食材と言えます。
レタスの低脂質効果
レタスには、ダイエットに欠かせない栄養素が豊富に含まれています。まず、食物繊維が豊富であり、腸内環境を整える効果があります。また、水分も多く含まれているため、満腹感を得ることができます。これにより、食事の量を制限することなく、カロリー摂取を抑えることができます。
さらに、レタスにはビタミンCやビタミンKなどの栄養素も豊富に含まれています。ビタミンCは脂肪の代謝を促進し、脂肪の燃焼をサポートします。また、ビタミンKはカルシウムの吸収を助けるため、骨の健康維持にも役立ちます。
レタスのダイエット効果を最大化する方法
レタスを効果的にダイエットに活用するためには、以下のポイントに注意することが重要です。
まず、新鮮なレタスを選ぶことが大切です。新鮮なレタスは栄養素が豊富に含まれており、効果的なダイエット効果を得ることができます。また、レタスは生で食べることが一般的ですが、加熱することで栄養素が壊れてしまうため、できるだけ生で食べるようにしましょう。
さらに、レタスを食事の一部として取り入れることも大切です。サラダやサンドイッチの具材として利用することで、食事のボリュームを増やすことができます。また、ドレッシングやソースはカロリーが高いものが多いため、控えめに使用するか、ヘルシーな調味料を選ぶこともおすすめです。
まとめ
レタスは低脂質ダイエットに特に効果的な食材です。低カロリーでありながら、食物繊維やビタミンなどの栄養素も豊富に含まれています。ダイエット中の方は、ぜひレタスを積極的に取り入れてみてください。新鮮なレタスを選び、生で食べることで効果を最大化することができます。食事の一部として利用することで、満腹感を得ることができます。ただし、ドレッシングやソースには注意が必要です。ヘルシーな調味料を選ぶか、控えめに使用するようにしましょう。
最後に、レタスの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「レタス」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 11 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 2.8 | g | |
└糖質 | 1.9 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 1.1 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0.6 | g | かなり低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
「レタス」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 2 | % | 特になし |
水分 | 95.9 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.5 | g | 低い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「レタス」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 2 | mg | 低い |
カリウム | 200 | mg | 普通 |
カルシウム | 19 | mg | 普通 |
マグネシウム | 8 | mg | 低い |
リン | 22 | mg | 低い |
鉄 | 0.3 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.2 | mg | 低い |
銅 | 0.04 | mg | 普通 |
マンガン | 0.13 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 1 | μg | 多い |
セレン | 0 | μg | 無し |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | Tr | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 240 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 240 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 20 | μg | 多い |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.3 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.2 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 29 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.05 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.03 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.2 | mg | 低い |
ビタミンB6 | 0.05 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.20 | mg | 普通 |
ビオチン | 1.2 | μg | 普通 |
ビタミンC | 5 | mg | 多い |
別名: たまちしゃ/廃棄部位: 株元/硝酸イオン: 0.1 g
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。