このページでは、野菜のはやとうりを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
はやとうりのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずははやとうりの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 20 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 4.9 | g | |
└糖質 | 4.0 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 1.2 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0.6 | g | かなり低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、野菜分類に所属する正式名称「はやとうり 果実 白色種 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、はやとうりがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
はやとうりはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:DELISH KITCHEN
はやとうりとは?どんな食材?
はやとうりは、野菜の一種であります。主に日本の夏に収穫され、爽やかな緑色が特徴です。その名の通り、成長がとても早く、短期間で収穫できることが特徴です。
はやとうりの特徴1:サクサクの食感
はやとうりは、サクサクとした食感が特徴的です。食べるときの歯ごたえが良く、シャキシャキとした食感が楽しめます。そのため、サラダや生春巻きなどに使用すると、爽やかな食べごたえを楽しむことができます。
はやとうりの特徴2:爽やかな味わい
はやとうりは、爽やかな味わいが特徴です。甘みや苦みは少なく、さっぱりとした味わいがあります。そのため、暑い夏に食べると、さっぱりとした口当たりが心地よく、食欲をそそります。また、他の食材との相性も良く、様々な料理に活用することができます。
はやとうりの特徴3:栄養価が高い
はやとうりには、豊富な栄養素が含まれています。ビタミンCや食物繊維、カリウムなどが豊富に含まれており、健康に良い影響を与えます。特に、ビタミンCは抗酸化作用があり、美肌効果や免疫力の向上に役立ちます。また、食物繊維は腸内環境を整え、便秘の予防にも効果的です。
以上のように、はやとうりはサクサクの食感と爽やかな味わいが特徴であり、栄養価も高い野菜です。夏の食卓に取り入れることで、美味しさと健康を同時に楽しむことができます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次ははやとうりがダイエットにどう役立つか説明します!
はやとうりはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:DELISH KITCHEN
1. 低カロリーでダイエットに適している
はやとうりは可食部100gあたり20kcalと、非常に低カロリーな食材です。カロリー摂取を抑えたい方やダイエット中の方にとって、はやとうりは理想的な選択肢と言えます。十分な量を摂ることで満腹感を得られるため、食事のボリュームを確保しながらもカロリーを抑えることができます。
2. 糖質が低く血糖値の上昇を抑える
はやとうりは糖質が4gとかなり低いため、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。血糖値の急激な上昇は、インスリンの分泌を促し、体内の脂肪蓄積を増やす可能性があります。はやとうりを摂取することで、血糖値の上昇を緩やかにすることができます。
3. 食物繊維が豊富で腸内環境を改善する
はやとうりには食物繊維が1.2g含まれており、普通の量と言えます。食物繊維は腸内で水分を吸収し、便を柔らかくして排便を促進する効果があります。また、腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える働きもあります。はやとうりを摂取することで、腸の健康状態を保つことができます。
以上のように、はやとうりは低カロリーでありながら、糖質が低く食物繊維も豊富なため、健康的な食事に役立つ食材と言えます。ダイエットや血糖値の管理、腸内環境の改善を目指す方に特におすすめです。是非、日常の食事に取り入れてみてください。
おすすめ:はやとうりのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
はやとうりに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:DELISH KITCHEN
はやとうりの特徴
はやとうりは、以下の3つの特徴があります。
1. カリウムが豊富
はやとうりは、可食部100gあたりに170mgのカリウムを含んでいます。カリウムは体内の水分バランスを調整するために重要な役割を果たし、心臓の健康をサポートします。カリウムは筋肉の収縮や神経の伝達にも関与しており、健康な体を維持するために必要な栄養素です。
2. 低いマグネシウムとリンの含有量
はやとうりは、可食部100gあたりに10mgのマグネシウムと21mgのリンを含んでいます。これらの栄養素は、骨や歯の形成に重要な役割を果たしますが、はやとうりには少量しか含まれていません。そのため、骨や歯の健康を維持するためには他の食材との組み合わせが必要です。
3. 亜鉛と銅の含有量が低い
はやとうりは、可食部100gあたりに0.1mgの亜鉛と0.03mgの銅を含んでいます。亜鉛は免疫機能の維持や傷の治癒に必要な栄養素であり、銅は骨や結合組織の形成に関与しています。しかし、はやとうりにはこれらの栄養素が少量しか含まれていないため、他の食材との組み合わせが必要です。
以上のように、はやとうりはカリウムが豊富であり、マグネシウム、リン、亜鉛、銅の含有量が低い特徴を持っています。そのため、バランスの良い食事を摂るためには他の食材との組み合わせが重要です。
はやとうりに含まれるビタミンを解説!
引用元:DELISH KITCHEN
1. ビタミンEの含有量は普通
「はやとうり」に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールが0.2 mgという量で、普通の範囲になります。
2. ビタミンKの含有量は多い
「はやとうり」には、ビタミンKが9 μg含まれており、多いと言えます。
3. ビタミンCの含有量は多い
「はやとうり」には、ビタミンCが11 mg含まれており、多いと言えます。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次ははやとうりの使用例としてレシピをご紹介します。
はやとうりを使ったレシピ8選!
#1 ごはんが進む! はやとうりと豚肉の味噌炒め
サラダ油、みりん、砂糖、しょうゆ、みそ
豚バラ薄切り肉とはやとうりを使った、主菜になる炒めもののレシピ。調味料はみそと砂糖をベースにして、甘めに仕上げるのがポイント。…
レシピを見る#2 トロッととろける! はやとうりの中華そぼろ煮
サラダ油、みりん、しょうゆ、鶏ガラスープの素、片栗粉
このレシピは、はやとうりを使った中華そぼろ煮の作り方です。はやとうりはトロッとした食感が特徴的で、味がよく染み込んでいるため、ご飯との相性もぴったりです。…
レシピを見る#3 シャキシャキ食感! はやとうりのそぼろ煮
みりん、しょうゆ、片栗粉
このレシピははやとうりと鶏肉を使ったそぼろ煮料理です。レンジを使ってはやとうりを加熱し、フライパンで鶏肉を炒めて、その後にみりんや水、片栗粉を加えて煮込むことで、シャキシャキな食感が楽しめます。…
レシピを見る#4 箸休めにぴったり! はやとうりの浅漬け
このレシピははやとうりを使った簡単浅漬けの作り方を紹介します。塩昆布を使って作るので、カロリーは11、塩分は0とヘルシーです。…
レシピを見る#5 シャキシャキ食感! はやとうりの胡麻和え
砂糖、しょうゆ、白すりごま
このレシピは白すりごまを使ったはやとうりの胡麻和えです。はやとうりのシャキシャキとした食感がクセになる一品です。…
レシピを見る#6 ピリッと辛い! はやとうりと豚肉のオイスター炒め
ごま油、オイスターソース、しょうゆ、塩こしょう
このレシピは、オイスターソースを使ったはやとうりと豚肉の炒め物です。はやとうりはシャキッとした食感が残るように大きめに切り、辛味とコクのあるオイスターソースと一緒に炒めます。…
レシピを見る#7 シャキシャキ食感♪ はやとうりのきんぴら
ごま油、唐辛子(輪切り)、みりん、砂糖、しょうゆ、白いりごま
このレシピは、はやとうりを使ったきんぴら料理です。はやとうりを大きめに切って、シャキシャキとした食感を楽しめます。…
レシピを見る#8 お肉がやわらかい♪ 鶏肉とハヤトウリの甘辛煮
サラダ油、みりん、砂糖、しょうゆ、おろししょうが
鶏もも肉と「はやとうり」を使った、白いご飯がすすむ煮物のレシピ。サクサクした食感が特徴のはやとうりを、鶏もも肉と一緒に甘辛く煮込みます。…
レシピを見る最後に、はやとうりの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「はやとうり」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 20 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 4.9 | g | |
└糖質 | 4.0 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 1.2 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0.6 | g | かなり低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
「はやとうり」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 2 | % | 特になし |
水分 | 94.0 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.4 | g | 低い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「はやとうり」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | Tr | mg | 無し |
カリウム | 170 | mg | 普通 |
カルシウム | 12 | mg | 普通 |
マグネシウム | 10 | mg | 低い |
リン | 21 | mg | 低い |
鉄 | 0.3 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.1 | mg | 低い |
銅 | 0.03 | mg | 低い |
マンガン | 0.15 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.2 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 9 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB2 | 0.03 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.3 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.04 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.46 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 11 | mg | 多い |
別名: せんなりうり/廃棄部位: 種子/硝酸イオン: Tr
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。