このページでは、野菜のグリンピースを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
グリンピースのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはグリンピースの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 76 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 15.3 | g | |
└糖質 | 9.5 | g | 低い |
└食物繊維 | 7.7 | g | 多い |
たんぱく質 | 6.9 | g | 普通 |
脂質 | 0.4 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、野菜分類に所属する正式名称「(えんどう類) グリンピース 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、グリンピースがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
グリンピースはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:ソラレピ
グリンピースとは?どんな食材?
グリンピースは、豆科の植物であり、食用として利用される野菜です。その特徴は、小さな丸い形状と、鮮やかな緑色の豆の中に詰まった栄養価の高い実です。
栄養価の高さ
グリンピースは、豊富な栄養素を含んでいます。特に、たんぱく質、食物繊維、ビタミンC、ビタミンK、マグネシウムなどが豊富に含まれています。また、低カロリーでありながら、満腹感を与えるため、ダイエットにも適しています。
さまざまな料理で活躍
グリンピースは、その鮮やかな色合いと豊かな味わいから、さまざまな料理で活躍します。主に、スープやサラダ、炒め物、パスタなどに使用され、料理に彩りと風味を与えます。また、冷凍品としても市販されており、いつでも手軽に利用することができます。
以上のように、グリンピースは小さな豆の中に栄養価が詰まった野菜であり、さまざまな料理で活躍する食材です。その美しい緑色と豊かな味わいは、食卓に彩りを添えること間違いありません。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はグリンピースがダイエットにどう役立つか説明します!
グリンピースはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:ソラレピ
1. グリンピースは低カロリーであるため、ダイエットに適しています。
グリンピースは100gあたり76kcalと、比較的低カロリーです。カロリーを抑えながら食事をすることは、ダイエットや体重管理にとても重要です。グリンピースを食べることで、満腹感を得ながらカロリー摂取を抑えることができます。
2. グリンピースは糖質が低く、血糖値の上昇を抑えます。
グリンピースには100gあたり9.5gの糖質が含まれています。この糖質量は比較的低く、血糖値の上昇を抑える効果があります。血糖値の急激な上昇は、糖尿病のリスクを高めることがあるため、グリンピースを摂取することで血糖値のコントロールができます。
3. グリンピースは食物繊維が豊富で、腸内環境を改善します。
グリンピースには100gあたり7.7gの食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内環境を改善し、便通を促進する効果があります。また、食物繊維は腸内で水分を吸収して膨張するため、満腹感を得ることができます。グリンピースを食べることで、健康的な腸内環境を保ちながら満足感を得ることができます。
おすすめ:グリンピースのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
グリンピースに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:サントリー
「グリンピース」の特徴
グリンピースは、以下の3つの特徴があります。
1. カリウムやマグネシウムが多い
グリンピースは、カリウムやマグネシウムが多く含まれています。カリウムは体内の水分バランスを調整し、血圧を正常に保つために重要な役割を果たしています。また、マグネシウムは骨や筋肉の健康維持に関与し、エネルギーの代謝にも関わっています。
2. 鉄や亜鉛などのミネラルも多い
グリンピースには、鉄や亜鉛などのミネラルも多く含まれています。鉄は赤血球の形成や酸素の運搬に不可欠な栄養素であり、亜鉛は免疫機能や細胞の成長に関与しています。これらのミネラルは、健康な体を維持するために必要な栄養素です。
3. ナトリウムやコレステロールが低い
グリンピースは、ナトリウムやコレステロールが低い食材です。ナトリウムは高血圧や心臓病のリスク因子となるため、摂取量を抑えることが重要です。また、コレステロールは動脈硬化や心臓病の原因とされており、健康な食生活のために制限する必要があります。グリンピースは、これらの栄養素を控えめに摂取したい方に適した食材です。
グリンピースに含まれるビタミンを解説!
引用元:サントリー
「グリンピース」のビタミンの特徴
1. ビタミンAの特徴
- レチノールは含まれず、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチンなどが多く含まれています。
- α-カロテンは11 μg含まれており、β-カロテンは410 μg、β-クリプトキサンチンは6 μg含まれています。
- グリンピースはこれらの成分によってビタミンAを補給することができます。
2. ビタミンEの特徴
- α-トコフェロールは0.1 mg含まれており、γ-トコフェロールは2.6 mg含まれています。
- β-トコフェロールやδ-トコフェロールは含まれていません。
- グリンピースはγ-トコフェロールを豊富に含み、ビタミンEの補給に貢献します。
3. その他のビタミンの特徴
- ビタミンKは27 μg、ビタミンB1は0.39 mg、ビタミンB2は0.16 mg、ナイアシンは2.7 mg、ビタミンB6は0.15 mg、パントテン酸は0.63 mg、ビオチンは6.3 μg、ビタミンCは19 mg含まれています。
- グリンピースはこれらのビタミンを多く含んでおり、バランスの良い栄養摂取に役立ちます。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はグリンピースの使用例としてレシピをご紹介します。
グリンピースを使ったレシピ20選!
#1 豆の香りがふわっとグリンピースご飯のレシピ
白米、グリーンピース
グリーンピースを加えて炊く、栄養のバランスを考えた豆ご飯のレシピ。グリーンピースは鞘付きのものを剥いて使うと、柔らかくて風味豊かな本当のグリーンピースを味わうことができます。…
レシピを見る#2 旬な野菜の優しい味わいグリンピースとベーコンのコンソメ煮のレシピ
グリーンピース、ベーコン、コンソメ、バター
グリーンピースがメインのスープのレシピ。材料はいたってシンプルですが、バターを加えることでコクが生まれ、奥行きのある味に仕上がっています。…
レシピを見る#3 グリンピースと鶏肉の親子煮
鶏もも肉、玉ねぎ、グリンピース(冷凍)、だし、みりん、しょうゆ
鶏もも肉とグリンピースを使った、親子煮のレシピ。冷凍のグリンピースを使うことで、簡単時短になります。…
レシピを見る#4 じゃがいもとグリンピースのチーズグラタン
じゃがいも、グリンピース(冷凍)、豚肉小間切れ、こしょう、オリーブ油、白ワイン、マスカルポーネチーズ、生クリーム、牛乳、等
マスカルポーネチーズとじゃがいものホクホク感がたまらないグラタンのレシピ。まろやかでコクのあるチーズが、それぞれの具材によく合います。…
レシピを見る#5 アレンジいろいろふわふわグリンピースのみぞれがけのレシピ
はんぺん、グリーンピース、エビ、片栗粉、胡椒、大根、白だし
揚げだし豆腐をイメージしたみぞれがけのレシピ。ふわふわグリーンピースは、カレー粉やチーズでアレンジも可能です。…
レシピを見る#6 彩りきれいグリンピースとジャガイモの卵炒めのレシピ
グリーンピース、ジャガイモ、バター、胡椒、ケチャップ
イエローとグリーンの色彩が鮮やかな炒め物のレシピ。下ごしらえは具材をさっと茹でるだけです。…
レシピを見る#7 グリンピースの炊き込みごはん
グリンピース、むき身、ほんだし」、みりん、瀬戸のほんじお」
グリーンピースの鮮やかな緑が食卓を彩ってくれる炊き込みご飯のレシピ。春が旬のグリーンピースは炊き込みご飯にすれば食卓を華やかに飾ってくれること間違いなし。…
レシピを見る#8 グリンピースとベーコンの楽々キッシュ
薄力粉、バター、グリンピース、ベーコン、たまねぎ、にんにく、生クリーム、こしょう、オリーブ油、等
グリンピースとベーコンを使った、生地から作るキッシュのレシピ。シンプルな材料ながら、本格的で食べ応えのある仕上がりになります。…
レシピを見る#9 鶏むね肉とグリンピースのスープ煮
鶏むね肉、グリーンピース、たまねぎ、にんじん、ベーコン、ローリエ、サラダ油、こしょう、かたくり粉、等
このレシピは鶏むね肉とグリンピースを使ったスープ煮料理です。鶏むね肉を薄切りにしてギュッと握り、グリンピースの香りと柔らかさを楽しめます。…
レシピを見る#10 いかとグリンピースのトマト煮
やりいか、グリンピース、トマトの水煮、にんにく、パセリ、赤とうがらし、ローリエ、アンチョビ、白ワイン、等
このレシピは、いかとグリンピースを使ったトマト煮です。いかはきれいに洗って切り、グリンピースは柔らかくゆでてふっくらさせます。…
レシピを見る#11 ジャガイモとグリンピースのカレー
ジャガイモ、グリンピース、ニンニク、ショウガ、玉ネギ、トマト、サラダ油、カレー粉、バジル、等
このレシピはジャガイモとグリンピースを使ったカレー料理です。ジャガイモはひとくち大に切って蒸し煮にし、グリンピースは最後に加えて煮詰めます。…
レシピを見る#12 新ごぼうとグリンピースの炊き合わせ
新ごぼう、グリンピース、だし、しょうゆ、砂糖、みりん
このレシピは新ごぼうとグリンピースを使った炊き合わせ料理です。新ごぼうはきれいに洗って切り、酢水につけておきます。…
レシピを見る#13 絹さやとグリンピースのプルコギ丼
ご飯、絹さや、グリンピース、牛薄切り肉、たまねぎ、みりん、しょうゆ、ごま油、すりごま、等
このレシピは、牛肉を使ったプルコギに、絹さやとグリンピースを加えた丼物です。甘辛い味わいに、さや豆の食感が加わり、キムチを添えるとより美味しくなります。…
レシピを見る#14 さけとグリンピースの木の芽風味
生ざけ、グリンピース、木の芽、ゆでたけのこ、しょうゆ、みりん、サラダ油、かたくり粉
このレシピはさけとグリンピースを使った料理です。さけをポリ袋に入れて特製のたれに漬け込み、風味をつけます。…
レシピを見る#15 グリンピースのバター煮
グリンピース、ベーコン、小たまねぎ、食パン、パセリ、バター、小麦粉、砂糖、こしょう、等
このレシピはグリンピースを使ったバター煮です。グリンピースを塩水に浸して柔らかくし、ベーコンと小たまねぎと一緒に炒めます。…
レシピを見る#16 グリンピースのクリームスパゲッティ
グリンピース、スパゲッティ、たまねぎ、ロースハム、生クリーム、エクストラバージンオリーブ油、黒こしょう
このレシピはグリンピースを使ったクリームスパゲッティです。春らしいパスタで、ハムのうまみ、生クリームのコクがきいたやさしい味わいが特徴です。…
レシピを見る#17 グリンピースとあさりのスープ
グリンピース、あさり、グリーンアスパラガス、エクストラバージンオリーブ油
このレシピは、グリンピースとあさりを使ったスープです。あさりのうまみがたっぷりで、見た目も鮮やかな一品です。…
レシピを見る#18 グリンピースのフリット
グリンピース、えび、炭酸水、小麦粉、グラニュー糖、カレー粉、揚げ油
グリンピースとえびをフワッ、カリッと揚げたフリットのレシピ。グリンピースとえび、衣の食感が絶妙で、緑とオレンジの色合いも可愛らしい一品です。…
レシピを見る#19 グリンピースと押し麦のご飯
お米、押し麦、グリンピース
このレシピは、グリンピースを使ったヘルシーな炊き込みご飯のレシピです。押し麦も加えることで、食物繊維もプラスされます。…
レシピを見る#20 グリンピースのリゾット
グリンピース、たまねぎ、ベーコン、白ワイン、チキンスープ、パルメザンチーズ、バター
ベーコンとグリンピースを使った、鍋で作るご飯のレシピ。ベーコンのうまみに、グリンピースとたまねぎの甘みがよく合います。…
レシピを見る最後に、グリンピースの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「グリンピース」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 76 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 15.3 | g | |
└糖質 | 9.5 | g | 低い |
└食物繊維 | 7.7 | g | 多い |
たんぱく質 | 6.9 | g | 普通 |
脂質 | 0.4 | g | 低い |
「グリンピース」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 76.5 | g | 普通 |
有機酸 | 0.2 | g | 多い |
灰分 | 0.9 | g | 普通 |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「グリンピース」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 1 | mg | 低い |
カリウム | 340 | mg | 多い |
カルシウム | 23 | mg | 普通 |
マグネシウム | 37 | mg | 多い |
リン | 120 | mg | 普通 |
鉄 | 1.7 | mg | 多い |
亜鉛 | 1.2 | mg | 多い |
銅 | 0.19 | mg | 多い |
マンガン | 0.48 | mg | 多い |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | 1 | μg | 普通 |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 65 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 11 | μg | 多い |
└β-カロテン | 410 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 6 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 420 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 35 | μg | 多い |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.1 | mg | 低い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 2.6 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 27 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.39 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.16 | mg | 多い |
ナイアシン | 2.7 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.15 | mg | 多い |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.63 | mg | 多い |
ビオチン | 6.3 | μg | 多い |
ビタミンC | 19 | mg | 多い |
別名: みえんどう/さやを除いたもの/(さやつきの場合 廃棄率:55%)/硝酸イオン: 0 g
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。