このページでは、野菜のエンダイブの葉を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
エンダイブの葉のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはエンダイブの葉の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 14 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 2.9 | g | |
└糖質 | 1.1 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 2.2 | g | 多い |
たんぱく質 | 1.2 | g | 低い |
脂質 | 0.2 | g | 低い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、野菜分類に所属する正式名称「エンダイブ 葉 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、エンダイブの葉がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
エンダイブの葉はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
エンダイブの葉とは?どんな食材?
エンダイブの葉は、野菜の一種であり、その特徴はさまざまです。ここでは、エンダイブの葉の3つの特徴について説明します。
1. 苦味がある
エンダイブの葉は、苦味があります。この苦味は、食材に独特の風味を与えます。苦味は、料理の味わいを引き立てる一方で、食欲をそそる効果もあります。また、苦味には消化を助ける効果もあると言われています。
2. ビタミンやミネラルが豊富
エンダイブの葉には、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。特にビタミンAやビタミンC、カルシウム、鉄などが豊富であり、健康維持に役立ちます。これらの栄養素は、免疫力の向上や骨の健康維持にも貢献します。
3. サラダや煮物に利用される
エンダイブの葉は、サラダや煮物などに利用されることが一般的です。その苦味とクリスピーな食感は、サラダにアクセントを加えることができます。また、煮物に加えることで、野菜の風味を引き立てることができます。そのため、エンダイブの葉は、さまざまな料理に幅広く活用されています。
以上のように、エンダイブの葉は苦味があり、ビタミンやミネラルが豊富であり、サラダや煮物に利用される食材です。その特徴を活かして、健康的で美味しい料理を楽しむことができます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はエンダイブの葉がダイエットにどう役立つか説明します!
エンダイブの葉はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーでダイエットに適している
「エンダイブの葉」は100gあたり14kcalと、非常に低カロリーです。カロリーを抑えた食事は、ダイエットや体重管理に役立ちます。エンダイブの葉は、低カロリーでありながら食物繊維も多く含んでいるため、満腹感を得ることができます。
2. 糖質が低く血糖値の上昇を抑える
「エンダイブの葉」の糖質は100gあたり1.1gと、かなり低いです。糖質の摂取量を抑えることは、血糖値の上昇を抑制するために重要です。エンダイブの葉は糖質が少ないため、糖質制限の食事に適しています。
3. 食物繊維が多く便通を促進する
「エンダイブの葉」には100gあたり2.2gの食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内環境を整え、便通を促進する効果があります。食物繊維は満腹感も与えるため、食事のボリューム感を増やすことができます。エンダイブの葉は食物繊維が多いため、腸内環境の改善や便秘の予防に役立ちます。
以上のように、「エンダイブの葉」は低カロリーでありながら、糖質が少なく食物繊維が多いため、健康的な食事に役立つ食材と言えます。ダイエットや血糖値の管理、腸内環境の改善など、様々な健康効果が期待できます。
おすすめ:エンダイブの葉のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
エンダイブの葉に含まれる無機質の栄養を解説!
エンダイブの葉の特徴
エンダイブの葉は、以下の3つの特徴があります。
1. カルシウムが多い
エンダイブの葉は、カルシウムが51 mg含まれており、多いとされています。カルシウムは骨や歯の形成に重要な役割を果たし、神経や筋肉の正常な機能にも関与しています。エンダイブの葉を摂取することで、カルシウムの摂取量を増やすことができます。
2. マンガンが多い
エンダイブの葉には、マンガンが1.10 mg含まれており、多いとされています。マンガンは酵素の働きを助ける役割を持ち、エネルギー代謝や抗酸化作用にも関与しています。マンガンは体内で生成されないため、食事から摂取する必要があります。エンダイブの葉は、マンガンの摂取源として適しています。
3. リンが低い
エンダイブの葉には、リンが30 mg含まれており、低いとされています。リンは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、エネルギー代謝や細胞内の情報伝達にも関与しています。しかし、摂りすぎるとカルシウムとのバランスが崩れる可能性があるため、適切な量を摂取する必要があります。エンダイブの葉は、リンの摂取量を抑えたい方に適した食材と言えます。
以上のように、エンダイブの葉はカルシウムやマンガンが多く含まれており、リンが低い特徴があります。これらの栄養素のバランスを考慮しながら、エンダイブの葉を食事に取り入れることで、健康な体作りや栄養バランスの調整に役立てることができます。
エンダイブの葉に含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンAの特徴
エンダイブの葉に含まれるビタミンAは、レチノールやα-カロテンは含まれていませんが、β-カロテンやβ-カロテン当量が1700 μgと多く含まれています。また、レチノール活性当量も140 μgと多いです。
2. ビタミンEの特徴
エンダイブの葉に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールが0.8 mgと普通の量が含まれています。一方、β-トコフェロールやδ-トコフェロールは含まれていませんが、γ-トコフェロールは0.5 mgと多く含まれています。
3. ビタミンKの特徴
エンダイブの葉に含まれるビタミンKは、120 μgと多く含まれています。ビタミンKは血液の凝固に関与する重要な栄養素であり、エンダイブの葉を摂取することでビタミンKの必要量を補うことができます。
最後に、エンダイブの葉の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「エンダイブの葉」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 14 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 2.9 | g | |
└糖質 | 1.1 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 2.2 | g | 多い |
たんぱく質 | 1.2 | g | 低い |
脂質 | 0.2 | g | 低い |
「エンダイブの葉」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 15 | % | 特になし |
水分 | 94.6 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.9 | g | 普通 |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「エンダイブの葉」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 35 | mg | 普通 |
カリウム | 270 | mg | 普通 |
カルシウム | 51 | mg | 多い |
マグネシウム | 19 | mg | 普通 |
リン | 30 | mg | 低い |
鉄 | 0.6 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.4 | mg | 普通 |
銅 | 0.05 | mg | 普通 |
マンガン | 1.10 | mg | 多い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 1700 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 1700 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 140 | μg | 多い |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.8 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.5 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 120 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.06 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.08 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.3 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.08 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.16 | mg | 低い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 7 | mg | 多い |
別名: きくちしゃ、にがちしゃ、シコレ/廃棄部位: 株元/硝酸イオン: 0.2 g
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。