このページでは、野菜のたらのめを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
たらのめのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはたらのめの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 27 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 4.3 | g | |
└糖質 | 0.1 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 4.2 | g | 多い |
たんぱく質 | 4.2 | g | 低い |
脂質 | 0.2 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、野菜分類に所属する正式名称「たらのめ 若芽 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、たらのめがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
たらのめはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
たらのめとは?どんな食材?
「たらのめ」とは、野菜の一種であり、その特徴は3つあります。
1つ目の特徴:見た目の美しさ
たらのめは、淡いピンク色の外皮と、白く瑞々しい内部を持つ野菜です。その美しい見た目は、料理を彩るだけでなく、食卓を華やかに演出します。
2つ目の特徴:歯ごたえの良さ
たらのめは、しっかりとした歯ごたえがあります。食べ応えがありながらも、柔らかすぎず、噛むことで野菜本来の風味を楽しむことができます。
3つ目の特徴:栄養価の高さ
たらのめには、ビタミンCや食物繊維、カリウムなどの栄養素が豊富に含まれています。これらの栄養素は、免疫力の向上や消化促進に役立ちます。また、低カロリーであるため、ダイエット中の方にもおすすめです。
以上のように、たらのめは見た目の美しさ、歯ごたえの良さ、栄養価の高さという3つの特徴を持つ野菜です。料理のアクセントとして活用したり、健康を意識した食事に取り入れることで、美味しさと栄養を両立させることができます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はたらのめがダイエットにどう役立つか説明します!
たらのめはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーでダイエットに適している
「たらのめ」は可食部100gあたり27kcalと非常に低カロリーです。カロリーが低いため、ダイエット中の方やカロリー制限をしている方にとっては理想的な食材と言えます。食事のカロリーコントロールに役立ち、健康的な体重管理をサポートすることができます。
2. 糖質が非常に低く血糖値の上昇を抑える
「たらのめ」は可食部100gあたり糖質が0.1gと非常に低いです。糖質の摂取を控えたい方や糖尿病の方にとっては嬉しい食材です。糖質の摂取が少ないため、血糖値の急激な上昇を抑えることができます。血糖値のコントロールにより、糖尿病の予防や管理に役立ちます。
3. 食物繊維が豊富で腸内環境を改善する
「たらのめ」は可食部100gあたり食物繊維が4.2gと多いです。食物繊維は腸内環境を改善するために重要な栄養素です。食物繊維の摂取により、便通の改善や腸内の善玉菌の増加を促すことができます。また、食物繊維は満腹感をもたらすため、食事の量を抑える助けにもなります。健康的な腸内環境を維持するためには、食物繊維を十分に摂取することが重要です。
おすすめ:たらのめのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
たらのめに含まれる無機質の栄養を解説!
「たらのめ」の特徴
「たらのめ」は、以下の3つの特徴があります。
1. カリウムが多い
「たらのめ」は、可食部100gあたりに460mgのカリウムを含んでいます。カリウムは、体内の水分バランスを調整したり、血圧を正常に保ったりする重要な栄養素です。カリウムは心臓の健康にも関与しており、心臓のリズムを整える働きがあります。
2. マグネシウムが多い
「たらのめ」には、可食部100gあたりに33mgのマグネシウムが含まれています。マグネシウムは、骨や筋肉の健康維持に必要な栄養素です。また、マグネシウムはエネルギー代謝にも関与しており、体内のエネルギーを効率的に生み出すために重要な役割を果たしています。
3. ヨウ素とクロムが無し
「たらのめ」には、可食部100gあたりにヨウ素とクロムが含まれていません。ヨウ素は甲状腺ホルモンの生成に関与しており、代謝や成長に重要な役割を果たしています。一方、クロムは血糖値の調節に関与しており、糖尿病の予防や管理に役立つ栄養素です。ただし、「たらのめ」にはこれらの栄養素は含まれていないため、他の食材と組み合わせて摂取する必要があります。
たらのめに含まれるビタミンを解説!
ビタミンAの特徴
「たらのめ」に含まれるビタミンAは、レチノールやα-カロテンは無く、β-カロテンやβ-カロテン当量、レチノール活性当量が多いです。
ビタミンEの特徴
「たらのめ」に含まれるビタミンEは、α-トコフェロール、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールが多く含まれています。
その他のビタミン含有量の特徴
「たらのめ」にはビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビオチン、ビタミンCも多く含まれています。また、パントテン酸は普通の量が含まれています。
最後に、たらのめの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「たらのめ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 27 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 4.3 | g | |
└糖質 | 0.1 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 4.2 | g | 多い |
たんぱく質 | 4.2 | g | 低い |
脂質 | 0.2 | g | 低い |
「たらのめ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 30 | % | 特になし |
水分 | 90.2 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.1 | g | 普通 |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「たらのめ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 1 | mg | 低い |
カリウム | 460 | mg | 多い |
カルシウム | 16 | mg | 普通 |
マグネシウム | 33 | mg | 多い |
リン | 120 | mg | 普通 |
鉄 | 0.9 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.8 | mg | 普通 |
銅 | 0.35 | mg | 多い |
マンガン | 0.47 | mg | 多い |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | 1 | μg | 普通 |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 1 | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 570 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 570 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 48 | μg | 多い |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 2.4 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0.1 | mg | 多い |
└γ-トコフェロール | 1.6 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0.2 | mg | 多い |
ビタミンK | 99 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.15 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.20 | mg | 多い |
ナイアシン | 2.5 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.22 | mg | 多い |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.53 | mg | 普通 |
ビオチン | 6.7 | μg | 多い |
ビタミンC | 7 | mg | 多い |
廃棄部位: 木質部及びりん片/硝酸イオン: 0 g
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。