新着記事
  • 栄養
  • カロリー
  • 茎にんにく

茎にんにくのカロリー・栄養を徹底解説!糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

カロリー調査隊

このページでは、野菜の茎にんにくを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。

茎にんにくのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!

まずは茎にんにくの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー44Kcal低い
炭水化物10.6g
└糖質7.5g低い
└食物繊維3.8g多い
たんぱく質1.9g低い
脂質0.3g低い
食塩相当量0mg無し

データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、野菜分類に所属する正式名称「(にんにく類) 茎にんにく 花茎 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、茎にんにくがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!

茎にんにくはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介

引用元:味の素

茎にんにくとは?どんな食材?


茎にんにくは、にんにくの一種であり、その名の通り茎部分を食材として利用する野菜です。にんにくと同様に強い香りと風味を持っており、料理に独特の味を加えることができます。

茎にんにくの特徴


茎にんにくの特徴は、その茎部分が太くて長いことです。にんにくの茎は、通常のにんにくの球根から伸びる部分であり、緑色をしています。茎にんにくは、この茎部分を主に利用するため、球根部分はあまり発達しません。

茎にんにくの使い方


茎にんにくは、料理においてさまざまな使い方ができます。まず、茎部分を細かく刻んで香味野菜として使うことができます。炒め物や煮物、スープなどに加えることで、料理に深い味わいを与えることができます。また、茎にんにくは独特の風味がありますので、生のままサラダや和え物に使用することもできます。

茎にんにくは、にんにくの風味を楽しみたい方や、料理にアクセントを加えたい方におすすめの食材です。ぜひ、様々な料理で活用してみてください。
Character Image

ざっくり説明するとこんな感じです!次は茎にんにくがダイエットにどう役立つか説明します!

茎にんにくはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!

引用元:味の素

1. 低カロリーである


茎にんにくは、可食部100gあたり44kcalと低カロリーです。低カロリーの食材を摂取することは、ダイエットや体重管理に役立ちます。茎にんにくを食事に取り入れることで、カロリー摂取を抑えつつ、満腹感を得ることができます。

2. 食物繊維が豊富である


茎にんにくは、可食部100gあたり3.8gの食物繊維を含んでいます。食物繊維は腸内環境を整える効果があり、便通を促進することができます。また、食物繊維は血糖値の上昇を緩やかにする効果もあり、糖質の吸収を抑えることができます。茎にんにくを摂取することで、健康な消化器系を維持し、血糖値のコントロールにも役立ちます。

3. 脂質・塩分が低い


茎にんにくは、可食部100gあたり脂質が0.3g、塩分が0gと低いです。脂質や塩分の摂り過ぎは、生活習慣病のリスクを高める要因となりますが、茎にんにくはその心配がありません。脂質や塩分を控えたい方にとって、茎にんにくは健康的な食材と言えます。

おすすめ茎にんにくのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!

茎にんにくに含まれる無機質の栄養を解説!

1. 栄養素バランスが優れている


茎にんにくは、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅などの無機質栄養素をバランスよく含んでいます。これにより、体内の代謝や酵素反応の正常な働きをサポートし、健康な体を維持することができます。

2. マンガンの含有量が多い


茎にんにくには、マンガンが多く含まれています。マンガンは抗酸化作用があり、細胞の酸化ストレスを軽減する効果があります。また、骨や軟骨の形成にも関与しており、骨の健康をサポートする役割があります。

3. ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンが含まれていない


茎にんにくには、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンといった栄養素が含まれていません。これらの栄養素は他の食材から摂取する必要があります。そのため、茎にんにくを摂取する際には、他の食材との組み合わせを考えることが重要です。

以上の特徴から、茎にんにくは栄養素バランスが優れており、特にマンガンの含有量が多いことがわかります。ただし、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンは含まれていないため、他の食材との組み合わせを考慮する必要があります。茎にんにくをバランスの取れた食事に取り入れることで、健康な体を維持することができます。

茎にんにくに含まれるビタミンを解説!

1. ビタミンAについて


茎にんにくには、レチノールやα-カロテンといったビタミンAの成分は含まれていません。しかし、β-カロテンやβ-クリプトキサンチンといった成分が多く含まれています。これらの成分は、体内でビタミンAに変換されるため、茎にんにくはビタミンAを摂取するための良い食材と言えます。

2. ビタミンEについて


茎にんにくには、α-トコフェロールというビタミンEの成分が普通の量含まれています。一方、β-トコフェロールやγ-トコフェロール、δ-トコフェロールといった成分はほとんど含まれていません。茎にんにくはビタミンEを摂取するための一般的な食材と言えます。

3. その他のビタミンについて


茎にんにくには、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、ビタミンCといったビタミンが多く含まれています。特に、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンCの含有量は多いです。これらのビタミンは、茎にんにくを摂取することでバランスの良い栄養摂取ができると言えます。

Character Image

ここまで栄養面の特徴をみてきました。次は茎にんにくの使用例としてレシピをご紹介します。

茎にんにくを使ったレシピ2選!

#1 茎にんにくと牛肉の炒めもの

429 kcal塩分1.4 g調理時間15 分

レシピを見る

#2 いろいろきのこのオイスターソース炒め

しいたけえのきだけしめじ茎にんにくにんにく

138 kcal塩分1.2 g調理時間15 分

しいたけとしめじを使った、主菜のいろいろきのこのオイスターソース炒めのレシピ。オイスターソースやごま油でしっかりと風味づけをしています。…

レシピを見る
Character Image

最後に、茎にんにくの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「茎にんにく」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー44Kcal低い
炭水化物10.6g
└糖質7.5g低い
└食物繊維3.8g多い
たんぱく質1.9g低い
脂質0.3g低い

「茎にんにく」のその他栄養情報

廃棄率0%特になし
水分86.7g多い
有機酸-g無し
灰分0.5g低い
コレステロール(0)mg無し
食塩相当量0mg無し
アルコール-g無し

「茎にんにく」のビタミン・無機質等

ナトリウム9mg普通
カリウム160mg普通
カルシウム45mg普通
マグネシウム15mg普通
リン33mg低い
0.5mg普通
亜鉛0.3mg普通
0.06mg普通
マンガン0.35mg多い
ヨウ素-μg無し
セレン-μg無し
クロム-μg無し
モリブデン-μg無し
ビタミンA
└レチノール(0)μg無し
└α-カロテン0μg無し
└β-カロテン710μg多い
└β-クリプトキサンチン7μg多い
└β-カロテン当量710μg多い
└レチノール活性当量60μg多い
ビタミンD(0)μg無し
ビタミンE
└α-トコフェロール0.8mg普通
└β-トコフェロールTrmg無し
└γ-トコフェロール0.1mg普通
└δ-トコフェロール0mg無し
ビタミンK54μg多い
ビタミンB10.11mg多い
ビタミンB20.10mg普通
ナイアシン0.3mg普通
ビタミンB60.31mg多い
ビタミンB12(0)μg無し
葉酸μg無し
パントテン酸0.29mg普通
ビオチン-μg無し
ビタミンC45mg多い

別名: にんにくの芽/硝酸イオン: Tr

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

カロリー・栄養カテゴリー一覧

関連するレシピ記事