春菊のカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

しゅんぎくの葉のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずはしゅんぎくの葉の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	20	Kcal	かなり低い
炭水化物	3.9	g
└糖質	1.3	g	かなり低い
└食物繊維	3.2	g	多い
たんぱく質	2.3	g	低い
脂質	0.3	g	低い
食塩相当量	0.2	mg	普通

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、野菜分類に所属する正式名称「しゅんぎく　葉　生」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、しゅんぎくの葉がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

しゅんぎくの葉はどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

しゅんぎくの葉とは？どんな食材？

しゅんぎくの葉は、野菜の一種であり、日本料理や和食でよく使用される食材です。その特徴は、独特の香りと味わいであり、繊細な食感を持っています。

しゅんぎくの葉の特徴

しゅんぎくの葉は、深い緑色をしており、葉の形は細長く、やや尖った形状をしています。また、葉の表面は滑らかであり、裏面はややざらついています。その香りは、爽やかでさわやかなアロマがあり、食欲をそそります。

しゅんぎくの葉の味わい

しゅんぎくの葉は、さっぱりとした味わいを持っています。その味は、少し苦味がありつつも、爽やかな鮮やかさがあります。また、しゅんぎくの葉には、独特の風味があり、料理に深みを与えることができます。

しゅんぎくの葉の使い方

しゅんぎくの葉は、日本料理や和食の様々な料理に使用されます。例えば、しゅんぎくの葉を刻んで、お刺身や寿司のトッピングとして使用することがあります。また、しゅんぎくの葉を炒め物や煮物の香り付けとして使うこともあります。その他にも、しゅんぎくの葉をサラダに加えたり、お茶の風味付けに利用することもできます。

しゅんぎくの葉は、和食をより美味しく彩る食材であり、その独特な香りと味わいが料理に深みを与えます。ぜひ、しゅんぎくの葉を使った料理を楽しんでみてください。

しゅんぎくの葉はダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

1. 低カロリーでダイエットに適している

しゅんぎくの葉は、可食部100gあたり20kcalという非常に低いカロリー量です。この低カロリーな食材は、ダイエット中の方にとって非常に有益です。摂取カロリーを抑えながら、満腹感を得ることができるため、健康的な食事を続けることができます。

2. 食物繊維が豊富で腸内環境を整える

しゅんぎくの葉には、可食部100gあたり3.2gの食物繊維が含まれています。この量は非常に多く、腸内環境を整えるために必要な量と言えます。食物繊維は便通を促進し、腸内の善玉菌の増殖を助けます。その結果、便秘の予防や免疫力の向上に役立ちます。

3. 栄養バランスを考えた食事に適している

しゅんぎくの葉は、炭水化物、タンパク質、脂質、塩分の各栄養素の含有量が低い食材です。これにより、栄養バランスを考えた食事に適しています。特に、糖質や脂質の摂取量を抑えることが求められる方にとっては、しゅんぎくの葉は健康的な食事の一部として取り入れることができます。

以上のように、しゅんぎくの葉は低カロリーでダイエットに適しているだけでなく、食物繊維が豊富で腸内環境を整える効果があります。また、栄養バランスを考えた食事に適していると言えます。健康的な食事を目指す方にとって、しゅんぎくの葉は有益な食材と言えるでしょう。

おすすめ：しゅんぎくの葉のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

しゅんぎくの葉に含まれる無機質の栄養を解説！

1. カリウム、カルシウム、鉄、マンガン、ヨウ素、クロム、モリブデンが多い

「しゅんぎくの葉」は、可食部100gあたりにカリウム、カルシウム、鉄、マンガン、ヨウ素、クロム、モリブデンが多く含まれています。これらの栄養素は、体内の機能をサポートするために必要な役割を果たします。特にカリウムは、体内の水分バランスや神経伝達に関与し、カルシウムは骨や歯の形成に必要です。鉄は酸素の運搬に関与し、マンガンは酵素の働きをサポートします。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に必要であり、クロムとモリブデンは体内の代謝に関与しています。

2. ナトリウム、マグネシウム、リン、銅、セレンが普通

「しゅんぎくの葉」にはナトリウム、マグネシウム、リン、銅、セレンが普通の量含まれています。これらの栄養素は、体内の機能を維持するために必要です。ナトリウムは細胞内外の水分バランスを調整し、マグネシウムは骨や筋肉の健康維持に関与します。リンは骨や歯の形成に必要であり、銅は酵素の働きをサポートします。セレンは抗酸化作用を持ち、体内の酸化ストレスを軽減します。

3. 亜鉛が低い

「しゅんぎくの葉」には亜鉛が低い量しか含まれていません。亜鉛は免疫機能の維持や傷の治癒に重要な役割を果たします。亜鉛の不足は免疫機能の低下や肌の健康に影響を及ぼす可能性があります。そのため、亜鉛を摂取するためには他の食材との組み合わせや補完が必要です。

しゅんぎくの葉に含まれるビタミンを解説！

「しゅんぎくの葉」に含まれるビタミンの特徴

ビタミンAの特徴
- 「しゅんぎくの葉」には、レチノールやα-カロテンは含まれておらず、ビタミンAの供給源としては利用できません。
- しかし、β-カロテンやβ-カロテン当量は4500 μg含まれており、これらは体内でビタミンAに変換されるため、ビタミンAの補給には適しています。
- また、レチノール活性当量も380 μg含まれており、ビタミンAの代謝に関与する重要な成分です。

ビタミンEの特徴
- 「しゅんぎくの葉」には、α-トコフェロールが1.7 mg含まれており、ビタミンEの補給には適しています。
- 一方で、β-トコフェロールやγ-トコフェロールはほとんど含まれておらず、ビタミンEの他の形態はほとんど含まれないことがわかります。

その他のビタミンの特徴
- 「しゅんぎくの葉」には、ビタミンKが250 μg含まれており、ビタミンKの補給には多い量です。
- ビタミンB1、ビタミンB2、ビオチンも多く含まれており、これらのビタミンの補給にも適しています。
- 一方で、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸は普通の量が含まれています。
- ビタミンCも19 mg含まれており、ビタミンCの補給にも適しています。

以上のように、「しゅんぎくの葉」には、ビタミンAの一部を補給できる特徴があります。また、ビタミンEやビタミンK、ビタミンB群、ビタミンCなど、他のビタミンの補給にも適しています。ただし、ビタミンD、ビタミンB12、葉酸は含まれていないため、これらのビタミンの補給には別の食材を摂取する必要があります。

「しゅんぎくの葉」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	20	Kcal	かなり低い
炭水化物	3.9	g
└糖質	1.3	g	かなり低い
└食物繊維	3.2	g	多い
たんぱく質	2.3	g	低い
脂質	0.3	g	低い
「しゅんぎくの葉」のその他栄養情報
廃棄率	1	%	特になし
水分	91.8	g	多い
有機酸	-	g	無し
灰分	1.4	g	普通
コレステロール	(0)	mg	無し
食塩相当量	0.2	mg	普通
アルコール	-	g	無し
「しゅんぎくの葉」のビタミン・無機質等
ナトリウム	73	mg	普通
カリウム	460	mg	多い
カルシウム	120	mg	多い
マグネシウム	26	mg	普通
リン	44	mg	普通
鉄	1.7	mg	多い
亜鉛	0.2	mg	低い
銅	0.10	mg	普通
マンガン	0.40	mg	多い
ヨウ素	5	μg	多い
セレン	2	μg	普通
クロム	2	μg	多い
モリブデン	12	μg	多い
ビタミンA
└レチノール	(0)	μg	無し
└α-カロテン	0	μg	無し
└β-カロテン	4500	μg	多い
└β-クリプトキサンチン	0	μg	無し
└β-カロテン当量	4500	μg	多い
└レチノール活性当量	380	μg	多い
ビタミンD	(0)	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	1.7	mg	多い
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0.1	mg	普通
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	250	μg	多い
ビタミンB1	0.10	mg	多い
ビタミンB2	0.16	mg	多い
ナイアシン	0.8	mg	普通
ビタミンB6	0.13	mg	普通
ビタミンB12	(0)	μg	無し
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.23	mg	普通
ビオチン	3.5	μg	多い
ビタミンC	19	mg	多い

別名： きくな／廃棄部位： 基部 ／廃棄率： 根つきの場合 15 %／硝酸イオン： 0.3 g

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。