このページでは、野菜のなずなの葉を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
なずなの葉のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはなずなの葉の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 35 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 7.0 | g | |
└糖質 | 1.6 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 5.4 | g | 多い |
たんぱく質 | 4.3 | g | 低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、野菜分類に所属する正式名称「なずな 葉 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、なずなの葉がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
なずなの葉はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
なずなの葉とは?どんな食材?
「なずなの葉」は、野菜の一種であり、日本料理や和食でよく使われる食材です。
なずなの葉の特徴
なずなの葉は、深緑色の美しい葉を持ち、やや厚みがあります。葉の形は丸みを帯びており、独特の風味を持っています。
なずなの葉の味と香り
なずなの葉は、爽やかな香りと苦味が特徴です。さっぱりとした味わいでありながら、ほんのりとした苦味がアクセントとなります。
なずなの葉の使い方
なずなの葉は、主に生食や加熱調理に利用されます。生のままサラダや和え物に使うことで、爽やかな風味を楽しむことができます。また、煮物や炒め物に加えることで、香りと苦味が料理に深みを与えます。
まとめ
なずなの葉は、野菜の一種であり、日本料理や和食でよく使われる食材です。その特徴は、深緑色の美しい葉と独特の風味です。爽やかな香りとほんのりとした苦味が特徴であり、生食や加熱調理に利用されます。さまざまな料理に使うことで、風味や深みを加えることができます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はなずなの葉がダイエットにどう役立つか説明します!
なずなの葉はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. カロリーが低い
「なずなの葉」は可食部100gあたりのカロリーが35kcalと非常に低いです。低カロリーな食材はダイエットや健康的な食事に適しており、摂取カロリーを抑えることができます。また、カロリーが低いことから、食事のバランスを考えたり、他の栄養素を補うための食材としても利用することができます。
2. 糖質がかなり低い
「なずなの葉」の糖質は可食部100gあたり1.6gとかなり低いです。糖質の摂り過ぎは血糖値の上昇を引き起こし、生活習慣病のリスクを高めることがあります。糖質制限を行いたい方や糖質を気にする方にとって、なずなの葉は適した食材と言えます。
3. 食物繊維が多い
「なずなの葉」には可食部100gあたり5.4gの食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内環境を整え、便通を促進する効果があります。また、食物繊維は満腹感を与えるため、食事の量を抑えることができます。このような効果から、なずなの葉は健康的な食事に役立つ食材として選ばれることがあります。
以上の3つの理由から、「なずなの葉」は健康的な食事に役立つ食材と言えます。カロリーが低く、糖質がかなり低いことから、ダイエットや血糖値管理を意識する方に適しています。また、食物繊維が多いため、腸内環境を整える効果があります。これらの栄養データを考慮して、バランスの取れた食事に取り入れることがおすすめです。
おすすめ:なずなの葉のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
なずなの葉に含まれる無機質の栄養を解説!
1. ナトリウムが低い
「なずなの葉」は、可食部100gあたりにわずか3mgのナトリウムを含んでいます。ナトリウムは体内の水分バランスを調整するために必要ですが、摂りすぎると高血圧や心臓病のリスクが高まることが知られています。そのため、ナトリウムが低い「なずなの葉」は、塩分を制限しなければならない人や健康意識の高い人にとっては適した食材と言えます。
2. カリウム、カルシウム、マグネシウムが多い
「なずなの葉」には、カリウム、カルシウム、マグネシウムといった無機質栄養素が豊富に含まれています。カリウムは体内の水分バランスや神経伝達に関与し、カルシウムは骨や歯の形成に不可欠です。また、マグネシウムは骨や筋肉の健康維持に必要な栄養素です。これらの栄養素が多く含まれている「なずなの葉」は、健康な骨や歯を維持するために重要な役割を果たす食材と言えます。
3. 鉄や銅、マンガンが多い
「なずなの葉」には、鉄、銅、マンガンといった微量元素も豊富に含まれています。鉄は赤血球の形成に重要であり、銅は骨や結合組織の形成に関与します。また、マンガンは酵素の働きをサポートし、抗酸化作用も持っています。これらの微量元素が多く含まれている「なずなの葉」は、体内の代謝や免疫機能の維持に役立つ食材として注目されています。
以上のように、「なずなの葉」はナトリウムが低く、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、銅、マンガンといった栄養素が豊富に含まれています。これらの特徴から、「なずなの葉」は塩分制限が必要な人や骨や歯の健康を維持したい人にとって、バランスの取れた食事に取り入れるべき食材と言えます。
なずなの葉に含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンA
「なずなの葉」に含まれるビタミンAは、レチノールとα-カロテンは無く、β-カロテンとβ-カロテン当量は多く含まれています。また、レチノール活性当量も多いです。
2. ビタミンE
「なずなの葉」に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールは多く含まれていますが、β-トコフェロールとγ-トコフェロールは無く、δ-トコフェロールも無いです。
3. その他のビタミン
「なずなの葉」にはビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、ビタミンCが多く含まれています。
最後に、なずなの葉の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「なずなの葉」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 35 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 7.0 | g | |
└糖質 | 1.6 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 5.4 | g | 多い |
たんぱく質 | 4.3 | g | 低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
「なずなの葉」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 5 | % | 特になし |
水分 | 86.8 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.7 | g | 普通 |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「なずなの葉」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 3 | mg | 低い |
カリウム | 440 | mg | 多い |
カルシウム | 290 | mg | 多い |
マグネシウム | 34 | mg | 多い |
リン | 92 | mg | 普通 |
鉄 | 2.4 | mg | 多い |
亜鉛 | 0.7 | mg | 普通 |
銅 | 0.16 | mg | 多い |
マンガン | 1.00 | mg | 多い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 5200 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 5200 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 430 | μg | 多い |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 2.5 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.1 | mg | 普通 |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 330 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.15 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.27 | mg | 多い |
ナイアシン | 0.5 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.32 | mg | 多い |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 1.10 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 110 | mg | 多い |
別名: ぺんぺんぐさ、三味線草/廃棄部位: 株元/硝酸イオン: 0.1 g
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。