このページでは、野菜のコリアンダーの葉を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
コリアンダーの葉のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはコリアンダーの葉の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 18 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 4.6 | g | |
└糖質 | 0.1 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 4.2 | g | 多い |
たんぱく質 | 1.4 | g | 低い |
脂質 | 0.4 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、野菜分類に所属する正式名称「コリアンダー 葉 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、コリアンダーの葉がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
コリアンダーの葉はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
コリアンダーの葉とは?どんな食材?
コリアンダーの葉は、野菜の一種であり、香りが特徴的な食材です。その見た目は、細かく刻まれた葉が束になっており、緑色が鮮やかです。
コリアンダーの葉の特徴
コリアンダーの葉は、独特の香りを持ち、スパイシーでフレッシュな味わいがあります。また、葉自体は柔らかく、食感もさわやかです。そのため、サラダやスープ、カレーなど、さまざまな料理に利用されます。
コリアンダーの葉の効果・効能
コリアンダーの葉には、消化促進や抗酸化作用があり、身体の健康に役立つとされています。また、風味豊かな香りには、食欲を増進させる効果もあります。さらに、ビタミンCや鉄分、食物繊維など、栄養素も含まれており、バランスの取れた食事に欠かせない食材です。
以上、コリアンダーの葉の特徴や効果について説明しました。コリアンダーの葉は、料理に香りと味わいを加えるだけでなく、健康にも良い影響を与えることができます。ぜひ、様々な料理に取り入れてみてください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はコリアンダーの葉がダイエットにどう役立つか説明します!
コリアンダーの葉はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
コリアンダーの葉の栄養データ
コリアンダーの葉は、可食部100gあたり以下の栄養を含んでいます。
低カロリーであること
コリアンダーの葉は、18kcalというかなり低いカロリーです。食事のカロリーコントロールに役立ちます。
糖質がかなり低いこと
コリアンダーの葉には、0.1gというかなり低い糖質が含まれています。糖質制限をしている方や糖尿病の方にも適しています。
食物繊維が多いこと
コリアンダーの葉には、4.2gという多い食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内環境を整え、便秘の予防や血糖値の上昇を緩やかにする効果があります。
おすすめ:コリアンダーの葉のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
コリアンダーの葉に含まれる無機質の栄養を解説!
コリアンダーの葉の特徴
コリアンダーの葉は、以下の3つの特徴を持っています。
1. ミネラル豊富
コリアンダーの葉は、カリウム、カルシウム、鉄、マンガン、ヨウ素などのミネラルが多く含まれています。特にカリウムやカルシウムの含有量は多く、健康な骨や筋肉の維持に役立ちます。また、鉄は貧血の予防にも効果的です。
2. ナトリウムが低い
コリアンダーの葉には、ナトリウムがほとんど含まれていません。ナトリウムは高血圧や水分のバランスに影響を与えるため、塩分制限が必要な方にとっては適した食材です。
3. 抗酸化作用がある
コリアンダーの葉には、抗酸化作用があります。抗酸化作用は、体内の活性酸素を除去し、細胞の老化や病気のリスクを軽減する効果があります。コリアンダーの葉を摂取することで、健康な体を維持することができます。
以上のように、コリアンダーの葉はミネラル豊富であり、ナトリウムが低いこと、さらに抗酸化作用があることが特徴です。健康な食生活を送りたい方にはおすすめの食材です。
コリアンダーの葉に含まれるビタミンを解説!
コリアンダーの葉に含まれるビタミンの特徴
1. ビタミンAの特徴
- レチノールは含まれておらず、α-カロテンとβ-カロテンが豊富に含まれています。
- α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチンの含有量が多いため、抗酸化作用や免疫力の向上に役立ちます。
- ビタミンAは視力の維持や皮膚の健康にも重要な役割を果たします。
2. ビタミンEの特徴
- α-トコフェロールが多く含まれています。
- α-トコフェロールは強力な抗酸化作用を持ち、細胞の酸化ストレスから守る役割を果たします。
- ビタミンEは血液の循環を促進し、心臓の健康維持にも寄与します。
3. ビタミンKの特徴
- ビタミンKの含有量が多い特徴があります。
- ビタミンKは血液の凝固を促進する働きがあり、骨の健康維持にも関与します。
- 特に、ビタミンKはカルシウムの吸収を助けるため、骨密度の低下や骨折リスクの低下に寄与します。
最後に、コリアンダーの葉の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「コリアンダーの葉」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 18 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 4.6 | g | |
└糖質 | 0.1 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 4.2 | g | 多い |
たんぱく質 | 1.4 | g | 低い |
脂質 | 0.4 | g | 低い |
「コリアンダーの葉」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 10 | % | 特になし |
水分 | 92.4 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.2 | g | 普通 |
コレステロール | - | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「コリアンダーの葉」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 4 | mg | 低い |
カリウム | 590 | mg | 多い |
カルシウム | 84 | mg | 多い |
マグネシウム | 16 | mg | 普通 |
リン | 59 | mg | 普通 |
鉄 | 1.4 | mg | 多い |
亜鉛 | 0.4 | mg | 普通 |
銅 | 0.09 | mg | 普通 |
マンガン | 0.39 | mg | 多い |
ヨウ素 | 2 | μg | 多い |
セレン | Tr | μg | 無し |
クロム | 2 | μg | 多い |
モリブデン | 23 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | - | μg | 無し |
└α-カロテン | 5 | μg | 多い |
└β-カロテン | 1700 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 34 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 1700 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 150 | μg | 多い |
ビタミンD | 0 | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.9 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.2 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 190 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.09 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.11 | mg | 普通 |
ナイアシン | 1.3 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.11 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | - | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.52 | mg | 普通 |
ビオチン | 6.2 | μg | 多い |
ビタミンC | 40 | mg | 多い |
別名: 香菜(シャンツァイ)、パクチー/廃棄部位: 根、食物繊維:AOAC2011.25法/硝酸イオン:0.3g
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。