このページではくわいのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
くわいのカロリーは128kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:キッコーマン
くわいの可食部100gあたりのカロリーは、128kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中839位です。これは多い順にすると上位52%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。
また、日本食品標準成分表の「野菜」ジャンルのでくわいのカロリーを評価すると、221件中15位です。これは上位から6%に位置するカロリーで、評価は「高い」となります。
カロリー | 128Kcal |
全体での評価 | 839位 / 1592件中(上位52%…平均的) |
「野菜」ジャンル内での評価 | 15位 / 221件中(上位6%…高い) |

くわいはカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜくわいのカロリーは平均的?なにが含まれているの?
引用元:NHKきょうの料理
なぜくわいのカロリーは平均的のか?
「くわい」は野菜の中でもカロリーが平均的と評価されています。その理由を栄養データを参照しながら説明いたします。
カロリー
くわいのカロリーは可食部100gあたり128kcalです。この数値は他の食材と比較して平均的とされています。カロリーは食材のエネルギー量を表す指標であり、一般的には1日のエネルギー摂取量の目安として考慮されます。くわいのカロリーが平均的であることから、バランスの取れた食事に取り入れることができると言えます。
糖質
くわいの糖質は可食部100gあたり24.2gです。この数値は他の食材と比較して普通とされています。糖質は体にエネルギーを供給する役割を持っていますが、摂りすぎると血糖値の上昇や肥満のリスクがあるため、適度な摂取が求められます。くわいの糖質量が普通であることから、バランスの取れた食事に取り入れることができると言えます。
食物繊維
くわいの食物繊維は可食部100gあたり2.4gです。この数値は他の食材と比較して多いとされています。食物繊維は腸内環境の改善や便通の促進に役立ちます。また、食物繊維は満腹感を与えるため、食事の量を調整する助けにもなります。くわいの食物繊維量が多いことから、健康的な食生活をサポートする食材と言えます。
タンパク質
くわいのタンパク質は可食部100gあたり6.3gです。この数値は他の食材と比較して普通とされています。タンパク質は体の組織や筋肉の形成に重要な栄養素であり、免疫力の向上や健康維持にも関与しています。くわいのタンパク質量が普通であることから、バランスの取れた食事に取り入れることができると言えます。
脂質
くわいの脂質は可食部100gあたり0.1gです。この数値は他の食材と比較して低いとされています。脂質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎると肥満や生活習慣病のリスクが高まるため、適度な摂取が求められます。くわいの脂質量が低いことから、バランスの取れた食事に取り入れることができると言えます。
以上の栄養データから、くわいのカロリーが平均的である理由が明らかになりました。バランスの取れた食事に取り入れることで、健康的な食生活をサポートすることができるでしょう。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「くわい」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 24.2g | 4 | 96.8kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | 2.4g | 2 | 4.8kcal |
たんぱく質 | 6.3g | 4 | 25.2kcal |
脂質 | 0.1g | 9 | 0.9kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。

上記が「くわい」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、96.8kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
くわいは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:白ごはん.com
くわいは、低糖質ダイエットに使える?
野菜の中でも特に注目されている「くわい」は、糖質量が24.2gと比較的高いです。このため、「くわいは低糖質ダイエットに不向き」と言われることがあります。
くわいの糖質量は高い
くわいには、糖質が多く含まれています。糖質は、体内でエネルギー源として利用されるため、摂り過ぎると太りやすくなる恐れがあります。低糖質ダイエットでは、糖質摂取を制限することが重要なポイントとなりますので、くわいはその点で注意が必要です。
低糖質ダイエットには他の野菜を選ぼう
低糖質ダイエットを行う際には、くわいの代わりに糖質量の少ない野菜を選ぶことがおすすめです。例えば、キャベツやレタス、ほうれん草などは糖質が少なく、ダイエットに適しています。これらの野菜は、食物繊維も豊富に含まれており、腹持ちも良いため、満腹感を得ながらカロリーを抑えることができます。
くわいの栄養価も考慮しよう
ただし、くわいには独特の風味や栄養素も含まれています。くわいにはビタミンCやカリウム、食物繊維などが豊富に含まれており、健康に良い影響を与えることがあります。低糖質ダイエットにおいては、糖質量だけでなく、栄養価も考慮することが大切です。
まとめ
くわいは、糖質量が24.2gと比較的高いため、低糖質ダイエットには不向きと言えます。代わりに、糖質量の少ない野菜を選ぶことがおすすめです。ただし、くわいには栄養価も含まれており、バランスの取れた食事を心掛けることが大切です。
くわいは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:NHKきょうの料理
くわいは、低脂質ダイエットに使える?
野菜の中でも、くわいは低脂質の食材として知られています。その低脂質の量は、わずか0.1gと非常に少ないです。このことから、くわいは低脂質ダイエットに特に効果的な食材と言えるでしょう。
くわいの低脂質成分
くわいには、低脂質成分が豊富に含まれています。その主な成分は、食物繊維やビタミンCです。食物繊維は、腸内環境を整える効果があり、脂肪の吸収を抑える働きもあります。また、ビタミンCは代謝を促進し、脂肪の燃焼をサポートします。これらの成分が、くわいを低脂質ダイエットに適した食材にしています。
くわいのダイエット効果
くわいには、低カロリーでありながら満腹感を与える効果があります。また、食物繊維が豊富に含まれているため、腸内環境を整えることで便秘の改善にも効果的です。さらに、くわいには利尿作用があり、体内の余分な水分を排出する効果もあります。これらの効果によって、くわいは低脂質ダイエットにおいて食事のバリエーションを広げることができます。
くわいの活用方法
くわいは、さまざまな料理に活用することができます。生のままサラダに加えたり、炒め物やスープに入れたりすることができます。また、くわいを使ったジュースやスムージーもおすすめです。これらの方法で、くわいの低脂質成分を摂取しながら美味しくダイエットをすることができます。
まとめ
くわいは、低脂質ダイエットに特に効果的な野菜です。その低脂質成分やダイエット効果を活かすために、さまざまな料理に取り入れることができます。ぜひ、くわいを上手に活用して、健康的なダイエットを実践してみてください。

最後に、くわいの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「くわい」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 128 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 26.6 | g | |
└糖質 | 24.2 | g | 普通 |
└食物繊維 | 2.4 | g | 多い |
たんぱく質 | 6.3 | g | 普通 |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
「くわい」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 20 | % | 特になし |
水分 | 65.5 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.5 | g | 普通 |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「くわい」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 3 | mg | 低い |
カリウム | 600 | mg | 多い |
カルシウム | 5 | mg | 低い |
マグネシウム | 34 | mg | 多い |
リン | 150 | mg | 普通 |
鉄 | 0.8 | mg | 普通 |
亜鉛 | 2.2 | mg | 多い |
銅 | 0.71 | mg | 多い |
マンガン | 0.13 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 1 | μg | 多い |
セレン | 1 | μg | 普通 |
クロム | Tr | μg | 無し |
モリブデン | 4 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 3.0 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 1 | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0.12 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.07 | mg | 普通 |
ナイアシン | 1.9 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.34 | mg | 多い |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.78 | mg | 多い |
ビオチン | 7.2 | μg | 多い |
ビタミンC | 2 | mg | 多い |
廃棄部位: 皮及び芽
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。