このページでは、野菜のコールラビを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
コールラビのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはコールラビの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 21 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 5.1 | g | |
└糖質 | 3.6 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 1.9 | g | 普通 |
たんぱく質 | 1.0 | g | 低い |
脂質 | 0 | g | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、野菜分類に所属する正式名称「コールラビ 球茎 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、コールラビがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
コールラビはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:キューピー
コールラビとは?どんな食材?
コールラビは、野菜の一種であります。見た目は球状で、外側は淡緑色や紫色をしており、内側は白色となっております。その形状から、宇宙人の頭部に似ているとも言われております。
コールラビの特徴
コールラビは、ブロッコリーやカリフラワーの仲間であります。そのため、食感や味わいも似ている部分がございます。しかし、コールラビはこれらと異なり、球状の形状が特徴的であります。また、食べる部分は球の部分であり、葉や茎は使用しません。
コールラビの味と使い方
コールラビは、クリスピーでシャキシャキとした食感があります。味わいは、ブロッコリーやカリフラワーに似ていますが、より甘味があり、少し爽やかな風味も感じられます。
コールラビは、生食でも調理でも楽しむことができます。生のままサラダに加えたり、スライスしてディップソースと一緒に食べたりすることができます。また、蒸したり、炒め物にしたり、スープに入れたりすることもできます。
コールラビは、栄養価も高く、ビタミンCや食物繊維、カリウムなどを含んでおります。健康的な食材として、積極的に取り入れることがおすすめです。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はコールラビがダイエットにどう役立つか説明します!
コールラビはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:DELISH KITCHEN
コールラビの栄養データ
コールラビは、可食部100gあたりにおいて、以下のような栄養成分を含んでいます。
低カロリーである
コールラビは、可食部100gあたりで21kcalと、かなり低カロリーです。これは、ダイエットやカロリーコントロールを目指す方にとっては非常に魅力的な食材です。
糖質がかなり低い
コールラビは、可食部100gあたりで3.6gの糖質を含んでいます。これは、糖質制限を行っている方や血糖値を気にしている方にとってはうれしい数値です。
食物繊維が普通量含まれている
コールラビは、可食部100gあたりで1.9gの食物繊維を含んでいます。食物繊維は、腸内環境を整えたり便通を促進したりする効果があります。コールラビの食物繊維量は普通量と言えるため、健康な食事に取り入れることで腸の健康をサポートすることができます。
以上のように、コールラビは低カロリーであり、糖質がかなり低く、食物繊維も普通量含まれています。これらの特徴から、コールラビは健康的な食事に役立つ食材と言えます。ダイエットや血糖値管理、腸の健康を気にする方に特におすすめです。
おすすめ:コールラビのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
コールラビに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:DELISH KITCHEN
コールラビの特徴
コールラビは、野菜の一種であり、その栄養データから以下の3つの特徴が見受けられます。
1. ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムの含有量が普通
コールラビは、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムの含有量が普通です。これらの栄養素は、体内のバランスを保つために重要な役割を果たしています。特にカリウムは、心臓の健康に関与し、血圧を正常に保つのに役立つとされています。コールラビを摂取することで、これらの栄養素を適切に補給することができます。
2. リン、鉄、亜鉛、銅の含有量が低い
一方で、コールラビにはリン、鉄、亜鉛、銅の含有量が低いとされています。これらの栄養素は、骨や血液の形成、免疫機能の維持などに重要な役割を果たしています。そのため、これらの栄養素を十分に摂取するためには、他の食材との組み合わせやバランスの取れた食事が必要です。
3. ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンが含まれていない
コールラビにはヨウ素、セレン、クロム、モリブデンが含まれていないことがわかります。これらの栄養素は、体内の代謝や免疫機能の維持に関与しています。そのため、これらの栄養素を摂取するためには、他の食材から補給する必要があります。
以上のように、コールラビはナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムの含有量が普通であり、リン、鉄、亜鉛、銅の含有量が低く、さらにヨウ素、セレン、クロム、モリブデンが含まれていない特徴があります。これらの特徴を踏まえた上で、バランスの取れた食事を心がけることが重要です。
コールラビに含まれるビタミンを解説!
引用元:DELISH KITCHEN
コールラビのビタミンの特徴
コールラビに含まれるビタミンの特徴を以下にまとめます。
1. ビタミンKが多い
コールラビにはビタミンKが多く含まれています。ビタミンKは血液の凝固を助ける働きがあり、骨の健康維持にも関与しています。
2. β-クリプトキサンチンが多い
コールラビにはβ-クリプトキサンチンという成分が多く含まれています。β-クリプトキサンチンは抗酸化作用があり、体内の活性酸素を除去する働きがあります。
3. ビタミンCが多い
コールラビにはビタミンCが多く含まれています。ビタミンCは免疫力の向上やコラーゲンの生成に関与し、美肌効果や風邪予防にも役立ちます。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はコールラビの使用例としてレシピをご紹介します。
コールラビを使ったレシピ4選!
#1 コールラビのマヨネーズ和え
コールラビ、チャービル、黒こしょう、キユーピーマヨネーズ
見た目と食感はカブで味はキャベツのような野菜、コールラビの和え物のレシピ。コールラビの皮は硬いので剝くときは厚めに。…
レシピを見る#2 酸味がすっきり♪ コールラビの粒マスタードマリネ
コールラビ、砂糖、粒マスタード、オリーブオイル、レモン汁、ピンクペッパー
このレシピはコールラビを使った酸味のあるマリネです。コールラビはみずみずしく、キャベツの芯のような食感が特徴で、サラダや生食にぴったりです。…
レシピを見る#3 ご飯にも合う! コールラビとチキンのトマト煮
コールラビ、オリーブオイル、こしょう
このレシピは、コールラビを使ったトマト煮の料理です。コールラビは見た目が珍しく、クセがなく食べやすい野菜です。…
レシピを見る#4 ピリッと辛い! コールラビのペペロン風炒め
コールラビ、唐辛子(輪切り)、オリーブオイル、こしょう
このレシピは、コールラビを使ったピリッと辛いペペロン風炒めの料理です。コールラビは、生でも食べられる食材で、火の入れ方で食感の違いを楽しめます。…
レシピを見る最後に、コールラビの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「コールラビ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 21 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 5.1 | g | |
└糖質 | 3.6 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 1.9 | g | 普通 |
たんぱく質 | 1.0 | g | 低い |
脂質 | 0 | g | 無し |
「コールラビ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 7 | % | 特になし |
水分 | 93.2 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.6 | g | 低い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「コールラビ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 7 | mg | 普通 |
カリウム | 240 | mg | 普通 |
カルシウム | 29 | mg | 普通 |
マグネシウム | 15 | mg | 普通 |
リン | 29 | mg | 低い |
鉄 | 0.2 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.1 | mg | 低い |
銅 | 0.02 | mg | 低い |
マンガン | 0.07 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 23 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 12 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 1 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 7 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.04 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.05 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.2 | mg | 低い |
ビタミンB6 | 0.09 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.20 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 45 | mg | 多い |
別名: 球茎かんらん、かぶかんらん/廃棄部位: 根元及び葉柄基部/硝酸イオン: 0.1 g
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。