このページではアロエの葉のカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
アロエの葉のカロリーは3kcal(100gあたり)!これってどうなの?
アロエの葉の可食部100gあたりのカロリーは、3kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1572位です。これは多い順にすると上位98%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「かなり低い」です。
また、日本食品標準成分表の「野菜」ジャンルのでアロエの葉のカロリーを評価すると、221件中221位です。これは上位から100%に位置するカロリーで、評価は同じく「かなり低い」となります。
カロリー | 3Kcal |
全体での評価 | 1572位 / 1592件中(上位98%…かなり低い) |
「野菜」ジャンル内での評価 | 221位 / 221件中(上位100%…かなり低い) |
アロエの葉はカロリーがかなり低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜアロエの葉のカロリーはかなり低いの?なにが含まれているの?
アロエの葉のカロリーはなぜかなり低いのか?
アロエの葉は、野菜の中でもカロリーが非常に低い食材です。可食部100gあたりのカロリーはわずか3kcalということで、「かなり低い」と評価されています。なぜアロエの葉のカロリーが他の食材と比べてかなり低いのか、その理由を以下に説明します。
糖質がかなり低い
アロエの葉の可食部100gあたりの糖質はわずか0.3gです。糖質はエネルギー源として重要な栄養素ですが、摂りすぎるとカロリーが増えてしまいます。アロエの葉は糖質が非常に少ないため、カロリーも低くなるのです。
食物繊維は普通
アロエの葉の可食部100gあたりの食物繊維は0.4gです。食物繊維は消化吸収されにくいため、カロリーとして計算されにくい特徴があります。アロエの葉は食物繊維が普通とされていますが、他の栄養素が少ないため、総合的なカロリー量は低くなります。
タンパク質は無し
アロエの葉には可食部100gあたりタンパク質が含まれていません。タンパク質はエネルギー源として重要な栄養素ですが、アロエの葉にはほとんど含まれていないため、カロリーも低くなるのです。
脂質が低い
アロエの葉の可食部100gあたりの脂質はわずか0.1gです。脂質はカロリーが高い栄養素の一つであり、摂りすぎると体重増加の原因となります。アロエの葉には脂質が非常に少ないため、カロリーも低くなるのです。
以上の栄養データからわかるように、アロエの葉はカロリーがかなり低い食材です。糖質や脂質が少なく、タンパク質も含まれていないため、カロリー量が低くなっています。アロエの葉を食事に取り入れることで、低カロリーながら栄養を摂ることができるので、ダイエットや健康に気を使っている方にとってはおすすめの食材です。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「アロエの葉」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 0.3g | 4 | 1.2kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | 0.4g | 2 | 0.8kcal |
たんぱく質 | 0g | 4 | 0kcal |
脂質 | 0.1g | 9 | 0.9kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「アロエの葉」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、1.2kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
アロエの葉は、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
アロエの葉は、低糖質ダイエットに使える?
最近、低糖質ダイエットが注目されています。糖質を制限することで、血糖値の上昇を抑え、脂肪の燃焼を促進する効果が期待されています。そんな中、野菜の中でも特に注目されているのが「アロエの葉」です。
アロエの葉の糖質量はわずか0.3g
アロエの葉は、糖質量がわずか0.3gと非常に低いです。これは、野菜の中でもトップクラスの低糖質量です。糖質を制限することが目的の低糖質ダイエットにおいて、アロエの葉は非常に有用な食材と言えるでしょう。
アロエの葉に含まれる有効成分
アロエの葉には、糖質以外にもさまざまな有効成分が含まれています。まず、アロエの葉には食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は腸内環境を整え、便秘の改善に効果的です。また、アロエの葉にはビタミンやミネラルも含まれており、栄養バランスを整える助けとなります。
アロエの葉の効果的な摂取方法
アロエの葉を効果的に摂取するためには、まず葉を切り取り、皮をむいて中身を取り出します。その後、よく洗ってから食べることができます。アロエの葉は、そのまま食べるだけでなく、スムージーやサラダに加えるなど、さまざまな料理に活用することができます。
まとめ
アロエの葉は、低糖質ダイエットに特に効果的な食材です。糖質量がわずか0.3gと非常に低く、さまざまな有効成分も含まれています。アロエの葉を上手に活用して、健康的なダイエットを実践しましょう。
アロエの葉は、低脂質ダイエットに使える!?
アロエの葉は、低脂質ダイエットに使える?
アロエの葉は、低脂質ダイエットに特に効果的な食材として注目されています。その理由をご紹介いたします。
アロエの葉の脂質量はわずか0.1g
まず、アロエの葉の脂質量はわずか0.1gと非常に低いことが特徴です。脂質は摂取量を抑えることがダイエットの基本ですが、アロエの葉はその点で優れています。低脂質な食材を選ぶことで、摂取カロリーを減らすことができます。
アロエの葉に含まれる食物繊維が満腹感をもたらす
また、アロエの葉には豊富な食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内環境を整えるだけでなく、満腹感をもたらす効果もあります。ダイエット中は食事量を制限することが多いため、満腹感を感じることは非常に重要です。アロエの葉を摂取することで、少量の食事でも満足感を得ることができます。
アロエの葉には代謝を促進する成分が含まれている
さらに、アロエの葉には代謝を促進する成分が含まれています。代謝が活発になることで、脂肪燃焼が促進されます。アロエの葉を摂取することで、効率的な脂肪燃焼をサポートすることができます。
まとめ
アロエの葉は、低脂質ダイエットに特に効果的な食材です。低脂質でありながら、満腹感をもたらし、代謝を促進する効果も期待できます。ダイエット中の方は、ぜひアロエの葉を取り入れてみてください。ただし、適量を守って摂取することが大切です。健康的なダイエットを目指す方にとって、アロエの葉は有益な食材と言えるでしょう。
最後に、アロエの葉の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「アロエの葉」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 3 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 0.7 | g | |
└糖質 | 0.3 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 0.4 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0 | g | 無し |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
「アロエの葉」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 30 | % | 特になし |
水分 | 99.0 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.3 | g | 低い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「アロエの葉」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 8 | mg | 普通 |
カリウム | 43 | mg | 低い |
カルシウム | 56 | mg | 多い |
マグネシウム | 4 | mg | 低い |
リン | 2 | mg | 低い |
鉄 | 0 | mg | 無し |
亜鉛 | 0 | mg | 無し |
銅 | Tr | mg | 無し |
マンガン | 0.02 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 1 | μg | 普通 |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 1 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 0 | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 0 | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0 | mg | 無し |
ビタミンB2 | 0 | mg | 無し |
ナイアシン | 0 | mg | 無し |
ビタミンB6 | 0.01 | mg | 低い |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.06 | mg | 低い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
試料: アロエベラ及びキダチアロエ/廃棄部位: 皮/硝酸イオン: 0 g
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。