このページでは、野菜のアロエの葉を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
アロエの葉のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはアロエの葉の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 3 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 0.7 | g | |
└糖質 | 0.3 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 0.4 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0 | g | 無し |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、野菜分類に所属する正式名称「アロエ 葉 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、アロエの葉がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
アロエの葉はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
アロエの葉とは?どんな食材?
アロエの葉は、アロエベラという植物の葉のことです。この葉は、多くの栄養素を含んでおり、健康に良いとされています。また、アロエの葉は、そのまま食べることもできますが、一般的にはジュースやジェル状の食材として利用されます。
アロエの葉の特徴
アロエの葉は、外側が緑色で厚みがあり、内側には透明なゼリー状の部分があります。このゼリー状の部分には、多くの栄養素が含まれており、保湿効果や抗酸化作用が期待されています。また、アロエの葉には、ビタミンやミネラル、アミノ酸なども含まれており、健康に良いとされています。
アロエの葉の利用方法
アロエの葉は、そのまま食べることもできますが、苦味や渋みがあるため、調理することが一般的です。アロエの葉を使った代表的な料理としては、アロエベラジュースやアロエベラゼリーがあります。アロエベラジュースは、アロエの葉を絞って作られる飲み物で、健康効果が期待されています。アロエベラゼリーは、アロエの葉のゼリー状の部分を利用して作られるデザートで、爽やかな味わいが特徴です。
以上、アロエの葉の特徴と利用方法について説明しました。アロエの葉は、健康に良い栄養素を含んでおり、さまざまな料理や飲み物に利用されています。ぜひ、アロエの葉を取り入れて、健康な食生活を送ってみてください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はアロエの葉がダイエットにどう役立つか説明します!
アロエの葉はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
アロエの葉の栄養データ
以下は、アロエの葉の栄養データです。
カロリーがかなり低い
アロエの葉は、可食部100gあたり3kcalという非常に低いカロリーです。この低カロリーは、ダイエットや健康管理を目指す方にとって大変魅力的な特徴です。
糖質がかなり低い
アロエの葉に含まれる糖質は、可食部100gあたり0.3gと非常に低いです。糖質を制限したい方や糖質制限ダイエットを行っている方にとっては、嬉しい食材と言えます。
食物繊維が普通
アロエの葉には、可食部100gあたり0.4gの食物繊維が含まれています。食物繊維は、腸の働きを促進し、便通を良くする効果があります。また、食物繊維は満腹感を与えるため、ダイエット中の方にもおすすめの栄養素です。
おすすめ:アロエの葉のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
アロエの葉に含まれる無機質の栄養を解説!
アロエの葉の特徴
アロエの葉は、以下の3つの特徴を持っています。
1. カルシウムが多い
アロエの葉には、カルシウムが56 mg含まれています。カルシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素であり、健康な骨を維持するために重要です。アロエの葉はカルシウムを豊富に含んでいるため、骨の健康をサポートする食材と言えます。
2. ナトリウムが普通
アロエの葉に含まれるナトリウムは8 mgで、普通とされています。過剰なナトリウム摂取は高血圧や心臓病のリスクを増加させる可能性がありますが、アロエの葉はナトリウムの含有量が普通であるため、適度な摂取量を守れば安心です。
3. 亜鉛や鉄、銅が無し
アロエの葉には、亜鉛、鉄、銅が含まれていません。これらの栄養素は、体内で様々な役割を果たしていますが、アロエの葉からは摂取することができません。そのため、これらの栄養素を補うためには他の食材を摂取する必要があります。
以上の特徴から、アロエの葉はカルシウムが豊富であり、ナトリウムの含有量も普通であることがわかります。ただし、亜鉛や鉄、銅などの栄養素は含まれていないため、バランスの取れた食事を心掛ける必要があります。
アロエの葉に含まれるビタミンを解説!
アロエの葉に含まれるビタミンの特徴
アロエの葉に含まれるビタミンの特徴を3つに絞って論じます。
1. ビタミンAの欠如
アロエの葉に含まれるビタミンAは、レチノールおよびα-カロテンといった形態でほとんど含まれていません。これにより、アロエの葉はビタミンAの供給源としては適していないことがわかります。
2. ビタミンB6およびパントテン酸の低含有量
アロエの葉に含まれるビタミンB6およびパントテン酸の含有量は低いです。これらのビタミンはエネルギー代謝に関与し、健康な皮膚や神経系の維持にも重要です。しかし、アロエの葉を摂取するだけではこれらのビタミンを十分に補うことは難しいかもしれません。
3. ビタミンCの普通の含有量
アロエの葉に含まれるビタミンCの含有量は普通です。ビタミンCは抗酸化作用や免疫機能の維持に重要な役割を果たします。アロエの葉から摂取できるビタミンCは、一般的な食品と比較して十分な量と言えるでしょう。
最後に、アロエの葉の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「アロエの葉」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 3 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 0.7 | g | |
└糖質 | 0.3 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 0.4 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0 | g | 無し |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
「アロエの葉」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 30 | % | 特になし |
水分 | 99.0 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.3 | g | 低い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「アロエの葉」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 8 | mg | 普通 |
カリウム | 43 | mg | 低い |
カルシウム | 56 | mg | 多い |
マグネシウム | 4 | mg | 低い |
リン | 2 | mg | 低い |
鉄 | 0 | mg | 無し |
亜鉛 | 0 | mg | 無し |
銅 | Tr | mg | 無し |
マンガン | 0.02 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 1 | μg | 普通 |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 1 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 0 | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 0 | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0 | mg | 無し |
ビタミンB2 | 0 | mg | 無し |
ナイアシン | 0 | mg | 無し |
ビタミンB6 | 0.01 | mg | 低い |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.06 | mg | 低い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
試料: アロエベラ及びキダチアロエ/廃棄部位: 皮/硝酸イオン: 0 g
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。