このページでは氷糖みつのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
氷糖みつのカロリーは274kcal(100gあたり)!これってどうなの?
氷糖みつの可食部100gあたりのカロリーは、274kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中393位です。これは多い順にすると上位24%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。
また、日本食品標準成分表の「砂糖」ジャンルので氷糖みつのカロリーを評価すると、31件中26位です。これは上位から83%に位置するカロリーで、評価は「低い」となります。
カロリー | 274Kcal |
全体での評価 | 393位 / 1592件中(上位24%…高い) |
「砂糖」ジャンル内での評価 | 26位 / 31件中(上位83%…低い) |

氷糖みつはカロリーが高いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜ氷糖みつのカロリーは高いの?なにが含まれているの?
氷糖みつのカロリーは高い理由
氷糖みつは、可食部100gあたり274kcalのカロリーがあります。これは他の食材と比較して「高い」と評価されています。では、なぜ氷糖みつのカロリーは高いのでしょうか。
糖質が多い
氷糖みつには、可食部100gあたり68.2gの糖質が含まれています。糖質はエネルギー源として働き、摂取した糖質は体内でブドウ糖に分解されます。そのため、糖質の摂取量が多いほどエネルギー摂取量も増えます。
食物繊維が無い
氷糖みつには食物繊維が含まれていません。食物繊維は消化吸収されず、腸内で水分を含んで膨らんだり、便のかさを増やしたりする役割があります。食物繊維が不足すると、便秘や腸の動きの低下などの問題が起こる可能性があります。
タンパク質がかなり低い
氷糖みつには可食部100gあたり0.2gのタンパク質が含まれています。タンパク質は体の組織や細胞の構成要素であり、エネルギー源としても働きます。しかし、氷糖みつに含まれるタンパク質の量は非常に少ないため、他の食材と比較してかなり低いと言えます。
脂質が無い
氷糖みつには脂質が含まれていません。脂質はエネルギー源としての役割や、体温調節や細胞の保護など、様々な機能を持っています。しかし、氷糖みつには脂質が含まれていないため、エネルギー源としての供給は期待できません。
以上の栄養データから分かるように、氷糖みつはカロリーが高いだけでなく、糖質が多く、食物繊維やタンパク質、脂質がほとんど含まれていません。そのため、カロリーの摂取量が増える一方で、栄養バランスが偏ってしまう可能性があります。適度な摂取量を心掛けることが大切です。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「氷糖みつ」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 68.2g | 4 | 272.8kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 0.2g | 4 | 0.8kcal |
脂質 | (0)g | 9 | 0kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。

上記が「氷糖みつ」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、272.8kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
氷糖みつは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
氷糖みつは低糖質ダイエットに不向き
砂糖()の「氷糖みつ」は、糖質量が68.2gで、した。
低糖質ダイエットは、現代の健康志向の一つとして注目されています。糖質を制限することで、血糖値の上昇を抑え、体脂肪の蓄積を防ぐことができます。しかし、そのようなダイエットにおいて、砂糖の代替品として「氷糖みつ」を使用することはおすすめできません。
氷糖みつの糖質量
「氷糖みつ」は、一見、砂糖の代わりとして使用することができそうな甘味料です。しかし、その糖質量は68.2gと非常に高いです。糖質を制限することが目的の低糖質ダイエットにおいて、このような高糖質の甘味料を使用することは逆効果となります。
低糖質ダイエットのポイント
低糖質ダイエットでは、糖質の摂取量を制限することが重要です。糖質は、体内でブドウ糖に分解され、エネルギーとして利用されます。しかし、摂り過ぎると余剰なエネルギーとなり、体脂肪として蓄積されてしまいます。そのため、糖質の摂取を抑えることで、体脂肪の蓄積を防ぐことができます。
代替品としての選択肢
低糖質ダイエットにおいて、砂糖の代替品としては、人工甘味料や自然な甘味料がおすすめです。人工甘味料は、糖質量がほとんどないため、糖質制限に適しています。また、自然な甘味料としては、ステビアやエリスリトールなどがあります。これらは、糖質量が低く、血糖値の上昇も抑えられるため、低糖質ダイエットに適しています。
まとめ
「氷糖みつ」は、糖質量が68.2gと高く、低糖質ダイエットには不向きです。糖質を制限することで体脂肪の蓄積を防ぐため、砂糖の代替品としては、人工甘味料や自然な甘味料を選ぶことが重要です。低糖質ダイエットを成功させるためには、適切な甘味料の選択が欠かせません。
氷糖みつは、低脂質ダイエットに使える!?
氷糖みつは、低脂質ダイエットに使える?
最近、健康志向の人々の間で、低脂質ダイエットが注目されています。脂肪摂取を制限することで、体重管理や健康維持に効果があると言われています。そんな中、砂糖の代替品として注目されているのが、「氷糖みつ」です。
氷糖みつの特徴
氷糖みつは、砂糖の代わりに使用できる天然の甘味料です。その特徴は、低脂質であることです。通常の砂糖には脂質が含まれていますが、氷糖みつは脂質が0gです。そのため、低脂質ダイエットを実践している人にとっては理想的な甘味料と言えるでしょう。
氷糖みつの効果
氷糖みつは、低脂質ダイエットに特に効果的です。脂肪摂取を制限することで、体重の増加を抑えることができます。また、氷糖みつは砂糖よりも甘さが控えめであるため、食事や飲み物に使用する際には量を調整しやすいという利点もあります。
さらに、氷糖みつにはビタミンやミネラルなどの栄養素も含まれています。これらの栄養素は、健康維持に役立つだけでなく、美肌効果や免疫力アップにも効果的です。そのため、氷糖みつを使用することで、健康的なダイエットを実践することができます。
まとめ
氷糖みつは、低脂質ダイエットに特に効果的な甘味料です。脂質が0gであり、甘さも控えめなため、食事や飲み物に使用する際には量を調整しやすいです。また、ビタミンやミネラルなどの栄養素も含まれており、健康維持や美肌効果にも貢献します。低脂質ダイエットを実践している人にとって、氷糖みつは理想的な選択肢と言えるでしょう。

最後に、氷糖みつの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「氷糖みつ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 274 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 68.2 | g | |
└糖質 | 68.2 | g | 多い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 0.2 | g | かなり低い |
脂質 | (0) | g | 無し |
「氷糖みつ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 31.5 | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.1 | g | 低い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「氷糖みつ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 10 | mg | 普通 |
カリウム | Tr | mg | 無し |
カルシウム | Tr | mg | 無し |
マグネシウム | Tr | mg | 無し |
リン | Tr | mg | 無し |
鉄 | 0.7 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.1 | mg | 低い |
銅 | 0 | mg | 無し |
マンガン | - | mg | 無し |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
└β-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.01 | mg | 低い |
ビタミンB2 | 0.02 | mg | 低い |
ナイアシン | 0.1 | mg | 低い |
ビタミンB6 | (0) | mg | 無し |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0) | mg | 無し |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | (0) | mg | 無し |
しょ糖: 63.3 g
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。