このページでは、油のパーム油を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
パーム油のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはパーム油の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 887 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 0 | g | |
└糖質 | 2.7 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 0 | g | 無し |
たんぱく質 | 0 | g | 無し |
脂質 | 100 | g | 多い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、油分類に所属する正式名称「(植物油脂類) パーム油」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、パーム油がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
パーム油はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
パーム油とは?どんな食材?
パーム油とは、エクアドルやインドネシアなどの熱帯地域で栽培されるパームの実から抽出される植物油のことです。この油は、その特徴的な赤みを帯びた色合いと濃厚な風味で知られています。
パーム油の特徴
パーム油は、高い耐熱性と安定性を持つため、料理や菓子作りに広く利用されています。また、パーム油は多くのビタミンや抗酸化物質を含んでおり、健康にも良いとされています。
パーム油の用途
パーム油は、食品業界で広く使用されています。例えば、スナック菓子の製造や調理油としての利用が一般的です。また、パーム油は化粧品や洗剤の原料としても使用されています。
以上のように、パーム油は独特の風味と多様な用途を持つ食材です。その特徴を活かした料理や商品開発において、幅広い可能性があります。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はパーム油がダイエットにどう役立つか説明します!
パーム油はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. エネルギー源としての役割
パーム油はカロリーが非常に高いため、エネルギー源としての役割を果たすことができます。1gあたり887kcalのカロリーが含まれており、体に必要なエネルギーを効率的に補給することができます。
2. 糖質の摂取量を抑える役割
パーム油に含まれる糖質は2.7gとかなり低いです。糖質の摂取量が高いと血糖値の上昇を引き起こす可能性がありますが、パーム油の糖質は比較的低いため、血糖値の上昇を抑えることができます。
3. 脂質の補給源としての役割
パーム油は脂質が多く含まれています。脂質は体に必要な栄養素であり、エネルギー源としても機能します。適度な量の脂質の摂取は健康的な食事に欠かせません。パーム油を適切な量で摂取することで、脂質の補給源として役立てることができます。
以上のように、パーム油はエネルギー源としての役割や糖質の摂取量を抑える役割、脂質の補給源としての役割を果たすことができます。ただし、摂取量には注意が必要であり、適度な量で摂取することが健康的な食事に役立つポイントです。
おすすめ:パーム油のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
パーム油に含まれる無機質の栄養を解説!
パーム油の特徴
パーム油は、無機質栄養データを見ると、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンのいずれの栄養素も含まれていないことがわかります。
1. 無機質栄養素が少ない
パーム油は、無機質栄養素がほとんど含まれていない特徴があります。ナトリウムやカリウムなどのミネラルは、体内で重要な役割を果たしていますが、パーム油からはほとんど摂取することができません。
2. 栄養素の補完が必要
パーム油を摂取する場合は、他の食材や食品との組み合わせによって、栄養素の補完が必要となります。例えば、野菜や果物、乳製品などから必要なミネラルを摂取することが重要です。
3. 脂質の主成分
パーム油は、脂質の主成分であり、主に食品の調理や製造に利用されます。そのため、エネルギー源としての役割がありますが、他の栄養素と比べると少ないため、バランスの取れた食事を心がける必要があります。
以上のように、パーム油は無機質栄養素が少なく、栄養素の補完が必要な食材であり、脂質の主成分として利用されます。食事のバランスを考えながら摂取することが重要です。
パーム油に含まれるビタミンを解説!
パーム油のビタミン含有量
パーム油に含まれるビタミンの特徴について、以下の3つを論じます。
1. パーム油にはビタミンEが多く含まれています
パーム油には、ビタミンEの中でもα-トコフェロール、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールが豊富に含まれています。特にα-トコフェロールの含有量は8.6 mgと非常に多いです。ビタミンEは抗酸化作用があり、細胞の酸化ストレスから守る効果があります。
2. パーム油にはビタミンKも含まれています
パーム油にはビタミンKも含まれており、4 μgの含有量があります。ビタミンKは血液の凝固に関与しており、骨の健康を保つためにも重要な栄養素です。
3. パーム油にはビタミンA・ビタミンD・ビタミンB群・ビタミンCは含まれていません
一方で、パーム油にはビタミンA、ビタミンD、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ビタミンCは含まれていません。これらのビタミンは他の食品から摂取する必要があります。
最後に、パーム油の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「パーム油」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 887 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 0 | g | |
└糖質 | 2.7 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 0 | g | 無し |
たんぱく質 | 0 | g | 無し |
脂質 | 100 | g | 多い |
「パーム油」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 0 | g | 無し |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0 | g | 無し |
コレステロール | 1 | mg | 普通 |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「パーム油」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 0 | mg | 無し |
カリウム | 0 | mg | 無し |
カルシウム | Tr | mg | 無し |
マグネシウム | 0 | mg | 無し |
リン | 0 | mg | 無し |
鉄 | 0 | mg | 無し |
亜鉛 | 0 | mg | 無し |
銅 | 0 | mg | 無し |
マンガン | 0 | mg | 無し |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 0 | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 8.6 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0.4 | mg | 多い |
└γ-トコフェロール | 1.3 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0.2 | mg | 多い |
ビタミンK | 4 | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0 | mg | 無し |
ビタミンB2 | 0 | mg | 無し |
ナイアシン | 0 | mg | 無し |
ビタミンB6 | (0) | mg | 無し |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0) | mg | 無し |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | (0) | mg | 無し |
試料: 精製油/(100 g:111mL、100 mL:90g)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。