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パーム核油のカロリー・栄養を徹底解説!糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

カロリー調査隊

このページでは、油のパーム核油を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。

パーム核油のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!

まずはパーム核油の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー893Kcal高い
炭水化物0g
└糖質1.4gかなり低い
└食物繊維0g無し
たんぱく質0g無し
脂質100g多い
食塩相当量0mg無し

データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、油分類に所属する正式名称「(植物油脂類) パーム核油」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、パーム核油がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!

パーム核油はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介

パーム核油とは?どんな食材?


パーム核油は、パーム油の一種であり、パームの果実の核から抽出される油です。パーム核油は、食品業界で広く使用されており、その特性から様々な用途に利用されています。

1. 高い耐熱性


パーム核油は、高い耐熱性を持っています。そのため、高温調理や揚げ物に適しており、食材の風味を損なうことなく、美味しさを引き立てることができます。また、油の酸化が進みにくい性質も持っているため、長時間の加熱にも適しています。

2. 豊富な栄養素


パーム核油には、ビタミンEやカロテノイドなどの抗酸化物質が豊富に含まれています。これらの成分は、体内の活性酸素を除去する働きがあり、健康維持に役立ちます。また、パーム核油には、中鎖脂肪酸が含まれており、エネルギー源として効率的に利用されることが知られています。

3. 多機能性


パーム核油は、その特性から様々な用途に利用されています。例えば、パンやケーキの製造においては、生地の持ち上げや膨らみを促すために使用されます。また、チョコレートやアイスクリームの製造においては、テクスチャーの改善や乳化効果を高めるためにも利用されています。さらに、化粧品や洗剤などの産業においても、乳化剤や安定剤として使用されることがあります。

以上のように、パーム核油は高い耐熱性、豊富な栄養素、多機能性を持つ食材であり、さまざまな料理や製品の製造に活用されています。
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ざっくり説明するとこんな感じです!次はパーム核油がダイエットにどう役立つか説明します!

パーム核油はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!

1. エネルギー供給源としての役割


パーム核油は非常に高いカロリーを持っており、可食部100gあたり893kcalものエネルギーを供給します。この高いエネルギー量は、体力を必要とするスポーツ選手や体力労働者など、高いエネルギー消費が求められる方々にとって非常に有益です。また、長時間の運動や労働を行う際にも、パーム核油の摂取によって持久力を維持することができます。

2. 糖質制限食に適した食材


パーム核油は炭水化物が0gと非常に低く、糖質が1.4gとかなり低いです。このため、糖質制限食を行っている方にとっては適した食材と言えます。糖質を制限することで血糖値の上昇を抑え、ダイエットや糖尿病の管理に役立ちます。パーム核油は糖質の摂取を抑えつつも、エネルギーを補給することができるため、糖質制限食において重要な役割を果たします。

3. 心臓病リスクの低減


パーム核油は脂質が100gと非常に多いですが、一方で飽和脂肪酸の含有量が低いため、心臓病リスクの低減に役立つと言われています。飽和脂肪酸は心臓病のリスク因子とされており、過剰摂取は健康に悪影響を及ぼす可能性があります。パーム核油の摂取によって、心臓病の発症リスクを低減することができます。

以上のように、パーム核油はエネルギー供給源としての役割や糖質制限食に適した食材、心臓病リスクの低減に役立つ食材として健康的な食事に役立つと言えます。ただし、摂取量には注意が必要であり、バランスの取れた食事を心がけることが重要です。

おすすめパーム核油のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!

パーム核油に含まれる無機質の栄養を解説!

パーム核油の特徴



1. 無機質栄養素がほとんど含まれていない


パーム核油は、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンなどの無機質栄養素がほとんど含まれていません。これは、パーム核油が主に脂肪分で構成されているためです。

2. 低脂肪食材である


パーム核油は、脂肪分が主成分であるため、脂肪含有量が高いと思われがちですが、実際には低脂肪食材です。栄養データによれば、脂肪以外の成分はほとんど含まれておらず、特に無機質栄養素が極めて少ないことがわかります。

3. 栄養素の補給には適さない


パーム核油は、無機質栄養素がほとんど含まれていないため、栄養素の補給には適していません。他の食材と組み合わせることで、バランスの取れた食事を摂ることが重要です。また、脂肪分が主成分であるため、摂取量には注意が必要です。

以上のように、パーム核油は無機質栄養素がほとんど含まれておらず、低脂肪食材であることが特徴です。栄養素の補給には適さず、他の食材との組み合わせや摂取量の管理が必要です。

パーム核油に含まれるビタミンを解説!

1. ビタミンEの含有量が高い


「パーム核油」に含まれるビタミンの中でも特に注目すべきは、ビタミンEの含有量の高さです。可食部100gあたりのビタミンEの含有量は、α-トコフェロールで0.4 mg、γ-トコフェロールで0.1 mgとなっています。ビタミンEは抗酸化作用があり、細胞の老化や酸化ストレスから身体を守る働きがあります。

2. ビタミンA・ビタミンD・ビタミンKは含まれない


一方で、「パーム核油」にはビタミンA・ビタミンD・ビタミンKは含まれていません。これらのビタミンは他の食品から摂取する必要がありますので、バランスの良い食事を心掛ける必要があります。

3. ビタミンB群やビタミンCも含まれない


また、「パーム核油」にはビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB6・ビタミンB12・葉酸・パントテン酸・ビオチン・ビタミンCも含まれていません。これらのビタミンはエネルギー代謝や免疫機能の維持に重要な役割を果たしており、他の食品から摂取する必要があります。

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最後に、パーム核油の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「パーム核油」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー893Kcal高い
炭水化物0g
└糖質1.4gかなり低い
└食物繊維0g無し
たんぱく質0g無し
脂質100g多い

「パーム核油」のその他栄養情報

廃棄率0%特になし
水分0g無し
有機酸-g無し
灰分0g無し
コレステロール1mg普通
食塩相当量0mg無し
アルコール-g無し

「パーム核油」のビタミン・無機質等

ナトリウム0mg無し
カリウムTrmg無し
カルシウムTrmg無し
マグネシウム0mg無し
リンTrmg無し
0mg無し
亜鉛0mg無し
0mg無し
マンガン0mg無し
ヨウ素-μg無し
セレン-μg無し
クロム-μg無し
モリブデン-μg無し
ビタミンA
└レチノール0μg無し
└α-カロテン0μg無し
└β-カロテン0μg無し
└β-クリプトキサンチン0μg無し
└β-カロテン当量0μg無し
└レチノール活性当量0μg無し
ビタミンD(0)μg無し
ビタミンE
└α-トコフェロール0.4mg普通
└β-トコフェロールTrmg無し
└γ-トコフェロール0.1mg普通
└δ-トコフェロールTrmg無し
ビタミンKTrμg無し
ビタミンB10mg無し
ビタミンB20mg無し
ナイアシン0mg無し
ビタミンB6(0)mg無し
ビタミンB12(0)μg無し
葉酸μg無し
パントテン酸(0)mg無し
ビオチン-μg無し
ビタミンC(0)mg無し

試料: 精製油/(100 g:200mL、100 mL:91g)

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

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