ぶどう油のカロリーは高い？低い？カロリーの内訳を理解してダイエットに役立てよう。糖質制限や低脂質などダイエットメニューに適しているかも判定！

ぶどう油のカロリーは882kcal（100gあたり）！これってどうなの？

ぶどう油の可食部100gあたりのカロリーは、882kcalです。

このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中22位です。これは多い順にすると上位1％に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。

また、日本食品標準成分表の「油」ジャンルのでぶどう油のカロリーを評価すると、29件中20位です。これは上位から68％に位置するカロリーで、評価は「やや低い」となります。

カロリー	882Kcal
全体での評価	22位 / 1592件中（上位1％…高い）
「油」ジャンル内での評価	20位 / 29件中（上位68％…やや低い）

なぜぶどう油のカロリーは高いの？なにが含まれているの？

ぶどう油のカロリーが高い理由

ぶどう油は、可食部100gあたり882kcalという高いカロリーを持っています。この高カロリーの理由について、以下の栄養データを参考に考察してみましょう。

脂質が多い

ぶどう油の特徴的な栄養データとして、脂質が100gという高い数値が挙げられます。脂質はエネルギー源として重要な栄養素であり、1gあたり9kcalのエネルギーを提供します。そのため、ぶどう油の脂質量が多いことがカロリーの高さの一因と考えられます。

糖質がかなり低い

ぶどう油の糖質は、可食部100gあたり3.5gと非常に低いです。一般的に、糖質はカロリーの主要な源となりますが、ぶどう油は糖質が少ないため、カロリーの低下に寄与しています。

食物繊維やタンパク質が無し

ぶどう油には、食物繊維やタンパク質が含まれていません。食物繊維は消化吸収を遅らせる効果があり、満腹感をもたらすため、カロリーの摂取量を抑える助けとなります。また、タンパク質は筋肉の形成や修復に関与し、代謝を高める働きがあります。しかし、ぶどう油にはこれらの栄養素が含まれていないため、カロリーの高さが際立ってしまいます。

まとめ

以上の栄養データから、ぶどう油のカロリーが高い理由が明らかになりました。脂質が多く、糖質や食物繊維、タンパク質が少ないことが、ぶどう油のカロリーの高さにつながっています。食事のバランスを考える際には、ぶどう油の摂取量に注意することが重要です。

それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。

「ぶどう油」のカロリー内訳
栄養素	栄養素の量	1グラム あたりの カロリー	栄養素 によるカロリー
炭水化物のうち、糖質	3.5g	4	14kcal
炭水化物のうち、食物繊維	0g	2	0kcal
たんぱく質	0g	4	0kcal
脂質	100g	9	900kcal

※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。

ぶどう油は、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える！？

ぶどう油は、低糖質ダイエットに使える？

ぶどう油は、糖質量が3.5gで、低糖質ダイエットに少し効果的です。

ぶどう油の特徴

ぶどう油は、ぶどうの種から抽出される油であり、多くの栄養素を含んでいます。特に、ビタミンEやポリフェノールといった抗酸化物質が豊富に含まれています。また、ぶどう油には、糖質が3.5gと低いため、低糖質ダイエットに適していると言われています。

ぶどう油の効果

ぶどう油は、低糖質ダイエットに少し効果的です。糖質が少ないため、血糖値の上昇を抑えることができます。血糖値が上がりすぎると、体内に余分な糖分が蓄積され、体重増加の原因となりますが、ぶどう油を使用することで、血糖値の上昇を緩やかにすることができます。

また、ぶどう油には、抗酸化物質が豊富に含まれています。抗酸化物質は、体内の活性酸素を除去する働きがあり、老化や病気の予防に効果的です。さらに、ぶどう油には、脂肪の代謝を促進する作用もあります。脂肪の代謝がスムーズに行われることで、体脂肪の蓄積を抑えることができます。

ぶどう油の使い方

ぶどう油は、料理に使用することができます。サラダや炒め物、揚げ物など、さまざまな料理に活用することができます。ただし、ぶどう油は高温になると酸化しやすいため、加熱調理には注意が必要です。加熱する際は、低温で調理するか、他の油と混ぜて使用することをおすすめします。

まとめ

ぶどう油は、糖質量が3.5gと低く、低糖質ダイエットに少し効果的です。血糖値の上昇を抑える効果や抗酸化物質の豊富さなど、さまざまな効果が期待できます。ただし、加熱調理には注意が必要です。ぶどう油を上手に活用して、健康的な食生活を送りましょう。

ぶどう油は、低脂質ダイエットに使える！？

ぶどう油は低脂質ダイエットに不向き

ぶどう油は、一般的には健康に良い油として知られていますが、実はその脂質含有量は高く、低脂質ダイエットには不向きな油です。

ぶどう油の脂質含有量

ぶどう油は、100gあたり約100gの脂質を含んでいます。これは他の油と比較すると非常に高い数値です。低脂質ダイエットを目指す方にとっては、ぶどう油は避けるべき油と言えるでしょう。

ぶどう油の栄養価

ぶどう油は、主に不飽和脂肪酸であるオレイン酸を含んでいます。オレイン酸は心臓の健康をサポートし、コレステロール値を下げる効果があります。また、ビタミンEも豊富に含まれており、抗酸化作用があります。

しかし、これらの栄養素は他の油でも十分に摂取することができます。低脂質ダイエットを目指す場合、ぶどう油を使用するよりも、より低脂質の油を選ぶことが望ましいです。

ぶどう油のカロリー

ぶどう油は、1gあたり約9kcalのエネルギーを提供します。脂質の含有量が高いため、摂取する量によっては高カロリーとなることがあります。低脂質ダイエットでは、カロリー摂取量を抑えることも重要ですので、ぶどう油の使用は控えた方が良いでしょう。

まとめ

ぶどう油は、健康に良い油として知られていますが、低脂質ダイエットには不向きな油です。その脂質含有量が高く、カロリーも比較的高いため、低脂質ダイエットを目指す場合は、他の低脂質の油を選ぶことが望ましいです。ぶどう油に含まれる栄養素は他の油でも摂取することができますので、適切な油の選択を心掛けましょう。

「ぶどう油」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	882	Kcal	高い
炭水化物	0	g
└糖質	3.5	g	かなり低い
└食物繊維	0	g	無し
たんぱく質	0	g	無し
脂質	100	g	多い
「ぶどう油」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	0	g	無し
有機酸	-	g	無し
灰分	0	g	無し
コレステロール	0	mg	無し
食塩相当量	0	mg	無し
アルコール	-	g	無し
「ぶどう油」のビタミン・無機質等
ナトリウム	0	mg	無し
カリウム	0	mg	無し
カルシウム	0	mg	無し
マグネシウム	0	mg	無し
リン	0	mg	無し
鉄	0	mg	無し
亜鉛	0	mg	無し
銅	0.02	mg	低い
マンガン	0	mg	無し
ヨウ素	-	μg	無し
セレン	-	μg	無し
クロム	-	μg	無し
モリブデン	-	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	-	μg	無し
└α-カロテン	0	μg	無し
└β-カロテン	6	μg	普通
└β-クリプトキサンチン	0	μg	無し
└β-カロテン当量	6	μg	普通
└レチノール活性当量	Tr	μg	無し
ビタミンD	0	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	28.0	mg	多い
└β-トコフェロール	0.7	mg	多い
└γ-トコフェロール	5.8	mg	多い
└δ-トコフェロール	1.2	mg	多い
ビタミンK	190	μg	多い
ビタミンB1	0	mg	無し
ビタミンB2	0	mg	無し
ナイアシン	0	mg	無し
ビタミンB6	(0)	mg	無し
ビタミンB12	(0)	μg	無し
葉酸		μg	無し
パントテン酸	(0)	mg	無し
ビオチン	(0)	μg	無し
ビタミンC	(0)	mg	無し

別名： グレープシードオイル、ぶどう種子油

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。