調合油のカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

調合油のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずは調合油の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	886	Kcal	高い
炭水化物	0	g
└糖質	2.8	g	かなり低い
└食物繊維	0	g	無し
たんぱく質	0	g	無し
脂質	100	g	多い
食塩相当量	0	mg	無し

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、油分類に所属する正式名称「（植物油脂類）　調合油」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、調合油がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

調合油はどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

調合油とは？どんな食材？

調合油とは、料理に使用する調味料の一つであり、様々な食材を組み合わせて作られるオイルのことを指します。調合油は、食材の風味や香りを引き立てる役割を果たし、料理に深みやコクを与える重要な要素です。

調合油の種類

調合油にはさまざまな種類がありますが、ここでは3つの代表的な調合油について説明します。

1. ガーリックオイル

ガーリックオイルは、オリーブオイルとニンニクを組み合わせて作られる調合油です。ニンニクの香り豊かな風味が特徴であり、料理に独特のアクセントを与えます。主にパスタやピザなどのイタリアン料理に使用され、料理全体の味を引き立てます。

2. シーザードレッシング

シーザードレッシングは、オリーブオイル、レモン汁、ウスターソース、マスタード、ニンニクなどをブレンドして作られる調合油です。さっぱりとした酸味とコクがあり、サラダにかけることで野菜の味を引き立てます。シーザーサラダなどによく使われます。

3. 五香油

五香油は、ごま油や醤油、五香粉（スターアニス、クローブ、シナモン、ウコン、花椒）を組み合わせて作られる調合油です。ごまの風味と五香粉のスパイシーさが特徴であり、中華料理に広く使用されます。炒め物や麺料理などに加えることで、料理に深い味わいと香りを与えます。

以上のように、調合油は様々な食材を組み合わせて作られるオイルであり、料理に特定の風味や香りを与える役割を果たします。それぞれの調合油は、料理の種類や目的に合わせて選ばれ、料理の味を一層引き立てる重要な要素となります。

調合油はダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

1. エネルギー源としての役割

調合油は1gあたり886kcalのカロリーを含んでいます。この高いエネルギー量は、私たちの体に必要なエネルギーを供給するために役立ちます。適切な量で摂取することで、日常生活や運動などの活動に必要なエネルギーを補給することができます。

2. 脂溶性ビタミンの吸収を助ける役割

調合油は100gあたり100gの脂質を含んでいます。脂質は私たちの体にとって重要な栄養素であり、脂溶性ビタミン（ビタミンA、D、E、K）の吸収を助ける役割を果たしています。これらのビタミンは私たちの健康に必要な役割を果たしており、調合油の摂取によってこれらの栄養素の吸収をサポートすることができます。

3. 糖質制限を目指す食事に適している

調合油は炭水化物が0gであり、糖質が2.8gとかなり低いです。また、食物繊維も0g含まれていません。これらの特徴から、糖質制限を目指す食事に適していると言えます。糖質制限を行うことで血糖値の上昇を抑え、体脂肪の減少や体重管理に効果的です。調合油を使用することで、糖質制限を行いながら健康的な食事を実践することができます。

おすすめ：調合油のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

調合油に含まれる無機質の栄養を解説！

調合油の特徴

調合油の栄養データを見ると、以下の特徴があります。

1. 無機質栄養素がほとんど含まれていない

調合油は、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンといった無機質栄養素がほとんど含まれていないことがわかります。これは、調合油が主に油脂の混合物であるためであり、無機質栄養素は主に食品の他の部分に含まれていることが考えられます。

2. 低ナトリウム

調合油は、ナトリウムがほとんど含まれていないことがわかります。ナトリウムは塩分の主成分であり、高ナトリウムの食品は高血圧や心臓病のリスクを増加させる可能性があります。調合油は低ナトリウムの選択肢として考えられます。

3. 低脂肪

調合油は、油脂の混合物であるため、脂肪を含んでいますが、具体的な数値は栄養データには示されていません。ただし、一般的に調合油は他の油脂よりも脂肪含有量が低いことが知られています。これは、健康的な食事を心掛ける人にとってはメリットとなる特徴です。

以上の特徴から、調合油は無機質栄養素がほとんど含まれていないが、低ナトリウムであり、低脂肪であると言えます。ただし、他の栄養素や脂肪含有量については具体的な数値が不明なため、バランスの取れた食事において調合油を使用する際には、他の食材との組み合わせや摂取量に注意が必要です。

調合油に含まれるビタミンを解説！

「調合油」のビタミン含有量の特徴

1. ビタミンEの含有量が多い

「調合油」に含まれるビタミンEは、α-トコフェロール、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールの4種類があります。特にγ-トコフェロールの含有量が多く、56 mgもの量が含まれています。ビタミンEは抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐ効果があります。

2. ビタミンKの含有量が多い

「調合油」にはビタミンKも多く含まれており、170 μgもの量が含まれています。ビタミンKは血液の凝固を助ける働きがあり、骨の健康をサポートする効果もあります。

3. 他のビタミンは含まれていない

ただし、「調合油」にはビタミンA・ビタミンD・ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB6・ビタミンB12・葉酸・パントテン酸・ビオチン・ビタミンCは含まれていません。これらのビタミンは他の食材から摂取する必要があります。

「調合油」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	886	Kcal	高い
炭水化物	0	g
└糖質	2.8	g	かなり低い
└食物繊維	0	g	無し
たんぱく質	0	g	無し
脂質	100	g	多い
「調合油」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	0	g	無し
有機酸	-	g	無し
灰分	0	g	無し
コレステロール	2	mg	普通
食塩相当量	0	mg	無し
アルコール	-	g	無し
「調合油」のビタミン・無機質等
ナトリウム	0	mg	無し
カリウム	Tr	mg	無し
カルシウム	Tr	mg	無し
マグネシウム	0	mg	無し
リン	Tr	mg	無し
鉄	0	mg	無し
亜鉛	Tr	mg	無し
銅	0	mg	無し
マンガン	0	mg	無し
ヨウ素	0	μg	無し
セレン	0	μg	無し
クロム	0	μg	無し
モリブデン	0	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	0	μg	無し
└α-カロテン	0	μg	無し
└β-カロテン	0	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	0	μg	無し
└β-カロテン当量	0	μg	無し
└レチノール活性当量	0	μg	無し
ビタミンD	(0)	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	13.0	mg	多い
└β-トコフェロール	1.2	mg	多い
└γ-トコフェロール	56.0	mg	多い
└δ-トコフェロール	11.0	mg	多い
ビタミンK	170	μg	多い
ビタミンB1	0	mg	無し
ビタミンB2	0	mg	無し
ナイアシン	0	mg	無し
ビタミンB6	(0)	mg	無し
ビタミンB12	(0)	μg	無し
葉酸		μg	無し
パントテン酸	(0)	mg	無し
ビオチン	0	μg	無し
ビタミンC	(0)	mg	無し

試料： 精製油及びサラダ油／配合割合： なたね油1、大豆油1／(100 g：111mL、100 mL：90g)

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。