このページでは、油のとうもろこし油を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
とうもろこし油のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはとうもろこし油の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 884 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 0 | g | |
└糖質 | 3.2 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 0 | g | 無し |
たんぱく質 | 0 | g | 無し |
脂質 | 100 | g | 多い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、油分類に所属する正式名称「(植物油脂類) とうもろこし油」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、とうもろこし油がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
とうもろこし油はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
とうもろこし油とは?どんな食材?
とうもろこし油は、とうもろこしの種子から抽出される植物性の油です。その名前の通り、とうもろこしを原料として作られており、食品や調理に使用されることがあります。
とうもろこし油の特徴
とうもろこし油は、淡黄色で透明な液体であり、非常に軽い口当たりを持っています。また、ほとんど無味無臭であり、料理に香りや風味を与えることなく、食材の本来の味を引き立てる役割を果たします。
とうもろこし油の栄養価
とうもろこし油は、不飽和脂肪酸の一種であるリノール酸を豊富に含んでいます。リノール酸は、体内で生成できない必須脂肪酸であり、健康な細胞膜の形成や血液の循環をサポートする役割があります。また、とうもろこし油にはビタミンEも含まれており、抗酸化作用があります。
とうもろこし油の利用方法
とうもろこし油は、高温に耐える性質を持っているため、揚げ物や炒め物などの調理に適しています。また、サラダドレッシングやマヨネーズの材料としても利用されることがあります。その他にも、パンやクッキーの材料としても使用されることがあります。
まとめ
とうもろこし油は、とうもろこしの種子から抽出される植物性の油であり、食材の味を引き立てる役割を果たします。リノール酸やビタミンEなどの栄養素を含んでおり、健康にも良い影響を与えることが期待されます。さまざまな料理や調理法で活用することができる万能な食材です。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はとうもろこし油がダイエットにどう役立つか説明します!
とうもろこし油はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
高カロリーであるが、糖質は低い
「とうもろこし油」は、可食部100gあたり884kcalと高カロリーですが、糖質は3.2gとかなり低いです。このため、糖質制限をしている方や血糖値の上昇を気にしている方にとっては、食事に取り入れる際に役立ちます。
食物繊維やタンパク質は無し
「とうもろこし油」には食物繊維やタンパク質が含まれていません。食物繊維は腸内環境を整える効果や便通を促す効果があり、タンパク質は体の組織や筋肉の修復・再生に必要な栄養素です。そのため、食物繊維やタンパク質を摂取するためには、他の食材と組み合わせてバランスの良い食事を心掛ける必要があります。
脂質が多いが、塩分は無し
「とうもろこし油」は脂質が100gと多いですが、塩分は含まれていません。脂質はエネルギー源として重要であり、脂溶性ビタミンの吸収を助ける役割もあります。ただし、摂取する脂質の種類や量には注意が必要です。塩分が無いため、塩分制限をしている方には適しています。ただし、脂質の摂り過ぎには注意が必要であり、適量を守るようにしましょう。
おすすめ:とうもろこし油のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
とうもろこし油に含まれる無機質の栄養を解説!
「とうもろこし油」の特徴
「とうもろこし油」の栄養データを見ると、以下の3つの特徴が挙げられます。
1. 無機質栄養素がほとんど含まれていない
「とうもろこし油」は、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンなどの無機質栄養素がほとんど含まれていないことがわかります。これは、他の食材と比べて栄養価が低いことを意味します。
2. 低ナトリウム
「とうもろこし油」には、ナトリウムがほとんど含まれていないことがわかります。ナトリウムは塩分と関連しており、高ナトリウムの食品は高血圧や心臓病のリスクを増加させる可能性があります。そのため、ナトリウム摂取量を抑えたい方には適した食材と言えます。
3. トランス脂肪酸が少ない
「とうもろこし油」は、トランス脂肪酸が少ない特徴もあります。トランス脂肪酸は、動脈硬化や心臓病のリスクを高めることが知られています。そのため、トランス脂肪酸をできるだけ摂取したくない方には適した食材と言えます。
とうもろこし油に含まれるビタミンを解説!
とうもろこし油のビタミンの特徴
1. ビタミンEの含有量が豊富です
- とうもろこし油に含まれるビタミンEは、α-トコフェロール、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールの4種類があります。
- 特にγ-トコフェロールの含有量が70 mgと非常に多いです。
2. ビタミンKも含まれています
- とうもろこし油にはビタミンKも含まれており、可食部100gあたり5 μg含まれています。
- ビタミンKは血液の凝固に関与し、骨の健康維持にも重要な役割を果たしています。
3. 一部のビタミンは含まれていません
- ただし、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ビタミンCは含まれていません。
最後に、とうもろこし油の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「とうもろこし油」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 884 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 0 | g | |
└糖質 | 3.2 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 0 | g | 無し |
たんぱく質 | 0 | g | 無し |
脂質 | 100 | g | 多い |
「とうもろこし油」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 0 | g | 無し |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0 | g | 無し |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「とうもろこし油」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 0 | mg | 無し |
カリウム | 0 | mg | 無し |
カルシウム | Tr | mg | 無し |
マグネシウム | 0 | mg | 無し |
リン | 0 | mg | 無し |
鉄 | 0 | mg | 無し |
亜鉛 | 0 | mg | 無し |
銅 | 0 | mg | 無し |
マンガン | 0 | mg | 無し |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | 0 | μg | 無し |
クロム | Tr | μg | 無し |
モリブデン | 0 | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 0 | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 17.0 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0.3 | mg | 多い |
└γ-トコフェロール | 70.0 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 3.4 | mg | 多い |
ビタミンK | 5 | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0 | mg | 無し |
ビタミンB2 | 0 | mg | 無し |
ナイアシン | 0 | mg | 無し |
ビタミンB6 | (0) | mg | 無し |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0) | mg | 無し |
ビオチン | 0 | μg | 無し |
ビタミンC | (0) | mg | 無し |
別名: コーンオイル、コーン油/試料: 精製油/(100 g:109mL、100 mL:92g)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。