このページではぶなしめじのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
ぶなしめじのカロリーは26kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:キューピー
ぶなしめじの可食部100gあたりのカロリーは、26kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1415位です。これは多い順にすると上位88%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「かなり低い」です。
また、日本食品標準成分表の「きのこ」ジャンルのでぶなしめじのカロリーを評価すると、24件中12位です。これは上位から50%に位置するカロリーで、評価は「平均的」となります。
カロリー | 26Kcal |
全体での評価 | 1415位 / 1592件中(上位88%…かなり低い) |
「きのこ」ジャンル内での評価 | 12位 / 24件中(上位50%…平均的) |
ぶなしめじはカロリーがかなり低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜぶなしめじのカロリーはかなり低いの?なにが含まれているの?
引用元:キューピー
「ぶなしめじ」のカロリーはなぜかなり低いのか?
「ぶなしめじ」は、きのこの一種でありながら、そのカロリーは可食部100gあたり26kcalと、他の食材と比較してかなり低いと評価されています。その理由を探るために、以下の栄養データを参照してみましょう。
糖質がかなり低い
「ぶなしめじ」の糖質は可食部100gあたり2.5gと、かなり低い値です。糖質はエネルギー源となるため、糖質の摂取量が多い食材はカロリーも高くなります。しかし、「ぶなしめじ」は糖質が少なく、そのためカロリーも低く抑えられています。
食物繊維が多い
「ぶなしめじ」には可食部100gあたり3gの食物繊維が含まれています。食物繊維は消化吸収が遅く、満腹感を与える効果があります。そのため、「ぶなしめじ」を摂取することで満腹感を得ることができ、カロリー摂取を抑えることができます。
タンパク質・脂質が低い
「ぶなしめじ」のタンパク質は可食部100gあたり2.7g、脂質は0.5gと、どちらも低い値です。タンパク質と脂質はカロリーの主要な源となるため、これらの量が少ない食材はカロリーも低くなります。そのため、「ぶなしめじ」はタンパク質と脂質の量が少ないため、カロリーも低いのです。
以上の理由から、「ぶなしめじ」はカロリーがかなり低い食材と評価されています。糖質が少なく、食物繊維が多いことに加え、タンパク質と脂質の量も低いため、カロリー摂取を抑えたい方にはおすすめの食材です。ぜひ、健康的な食生活に取り入れてみてください。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「ぶなしめじ」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 2.5g | 4 | 10kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | 3.0g | 2 | 6kcal |
たんぱく質 | 2.7g | 4 | 10.8kcal |
脂質 | 0.5g | 9 | 4.5kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「ぶなしめじ」のカロリー内訳です。一番多いのはたんぱく質で、10.8kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
ぶなしめじは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:キューピー
ぶなしめじは、低糖質ダイエットに使える?
きのこの中でも、特に注目されている「ぶなしめじ」。その糖質量はたったの2.5gと、低糖質ダイエットに適していると言われています。では、ぶなしめじは本当に低糖質ダイエットに効果的なのでしょうか?
ぶなしめじの糖質量は2.5g
ぶなしめじは、他のきのこと比べても糖質量が非常に低いです。一般的なきのこの糖質量は3〜5g程度ですが、ぶなしめじはその中でも最も低い2.5gとなっています。これは、低糖質ダイエットを実践する上で非常に魅力的な要素です。
ぶなしめじの栄養価
ぶなしめじは、糖質以外にもさまざまな栄養素を含んでいます。たんぱく質や食物繊維、ビタミン類などがバランスよく含まれており、健康的な食生活をサポートしてくれます。また、ぶなしめじにはカリウムや鉄分も多く含まれており、体の調子を整える効果も期待できます。
ぶなしめじのダイエット効果
ぶなしめじは、低糖質でありながら栄養価も高いため、ダイエットに効果的です。低カロリーでありながら、満腹感を得ることができるため、食事制限をしながらも満足感を得ることができます。また、食物繊維の多さから腸内環境を整え、便秘の改善にも役立ちます。
ぶなしめじの活用方法
ぶなしめじは、さまざまな料理に活用することができます。炒め物や煮物、スープなど、幅広い料理に使うことができますので、ダイエット中の食事のバリエーションを増やすことができます。また、ぶなしめじは味が濃く、食材の旨みを引き立てる効果もありますので、ダイエット中の食事を美味しく楽しむことができます。
まとめ
ぶなしめじは、低糖質ダイエットにおいて少し効果的な食材と言えます。糖質量が2.5gと非常に低く、栄養価も高いため、健康的な食事をしながらダイエットを行うことができます。ぶなしめじを上手に活用して、美味しく健康的なダイエットを実践しましょう。
ぶなしめじは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:キューピー
ぶなしめじの低脂質成分
ぶなしめじは、きのこの一種であり、その特徴は低脂質であることです。実際、ぶなしめじ100gあたりの脂質量はわずか0.5gと非常に少ないです。この低脂質成分が、ぶなしめじを低脂質ダイエットに特に効果的な食材として位置づける理由となっています。
低脂質ダイエットの効果
低脂質ダイエットは、健康的な体重管理や生活習慣病の予防に役立つと言われています。脂質はエネルギー源として重要ですが、摂り過ぎると体脂肪として蓄積される可能性があります。そのため、脂質摂取量をコントロールすることは、ダイエットや健康維持において重要な要素となります。
ぶなしめじの特徴
ぶなしめじは、低脂質であるだけでなく、他の栄養素も豊富に含まれています。例えば、食物繊維やビタミンB群、ミネラルなどが含まれており、健康的な食事に欠かせない栄養素を摂取することができます。また、ぶなしめじは味や食感が豊かで、さまざまな料理に活用することができます。
ぶなしめじの活用方法
ぶなしめじは、さっと洗って水気を切り、そのまま炒めるだけでも美味しく食べることができます。また、スープや煮物、サラダなどにも加えることができます。その他にも、ぶなしめじを使ったパスタやおにぎりなど、アレンジ次第でさまざまな料理に活用することができます。
まとめ
ぶなしめじは、低脂質ダイエットに特に効果的な食材です。低脂質でありながら、他の栄養素も豊富に含まれているため、健康的な食事に欠かせない食材となっています。ぶなしめじを活用して、美味しく健康的な食事を楽しむことができます。ぜひ、ぶなしめじを取り入れて、低脂質ダイエットをサポートしましょう。
最後に、ぶなしめじの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ぶなしめじ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 26 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 4.8 | g | |
└糖質 | 2.5 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 3.0 | g | 多い |
たんぱく質 | 2.7 | g | 低い |
脂質 | 0.5 | g | 低い |
「ぶなしめじ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 10 | % | 特になし |
水分 | 91.1 | g | 多い |
有機酸 | 0.3 | g | 多い |
灰分 | 0.9 | g | 普通 |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「ぶなしめじ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 2 | mg | 低い |
カリウム | 370 | mg | 多い |
カルシウム | 1 | mg | 低い |
マグネシウム | 11 | mg | 低い |
リン | 96 | mg | 普通 |
鉄 | 0.5 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.5 | mg | 普通 |
銅 | 0.06 | mg | 普通 |
マンガン | 0.16 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 1 | μg | 普通 |
セレン | 2 | μg | 普通 |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 6 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | 0.5 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 0 | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.15 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.17 | mg | 多い |
ナイアシン | 6.1 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.09 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 0.1 | μg | 普通 |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.81 | mg | 多い |
ビオチン | 8.7 | μg | 多い |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
試料: 栽培品/廃棄部位: 柄の基部(いしづき)/食物繊維:AOAC2011.25法
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。