このページでは、きのこのぶなしめじを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
ぶなしめじのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはぶなしめじの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 26 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 4.8 | g | |
└糖質 | 2.5 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 3.0 | g | 多い |
たんぱく質 | 2.7 | g | 低い |
脂質 | 0.5 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、きのこ分類に所属する正式名称「(しめじ類) ぶなしめじ 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、ぶなしめじがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
ぶなしめじはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:キューピー
ぶなしめじとは?どんな食材?
ぶなしめじは、きのこの一種であり、日本原産の食材です。その名前の由来は、木の実である「ぶな」に似た形状をしていることからきています。主に秋から冬にかけて出回る季節限定の食材であり、その独特の風味と食感が特徴です。
ぶなしめじの特徴
ぶなしめじは、小さなかさと細長い茎を持つ姿が特徴的です。かさの直径は2〜5センチメートル程度で、茎の長さは5〜10センチメートルほどです。茶褐色から黒っぽい色合いをしており、見た目はシンプルでありながらも美しい形状をしています。
ぶなしめじの味と食べ方
ぶなしめじは、ほんのりとした甘みと深いコクを持つ風味があります。食感は柔らかく、噛むと口の中に広がる旨味が楽しめます。そのまま炒めたり、煮物やスープの具材として使ったりすることが一般的です。また、他のきのことの相性も良く、様々な料理に幅広く活用することができます。
以上のように、ぶなしめじは日本原産のきのこであり、秋から冬にかけて出回る季節限定の食材です。その特徴的な形状と深い風味、柔らかな食感が魅力であり、炒め物や煮物など様々な料理に使用することができます。ぶなしめじを使った料理を通じて、季節の味を楽しんでみてください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はぶなしめじがダイエットにどう役立つか説明します!
ぶなしめじはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:キューピー
1. 低カロリーでダイエットに適している
「ぶなしめじ」は可食部100gあたりのカロリーが26kcalと非常に低いです。この低カロリーな食材は、ダイエット中の方にとって非常に役立ちます。ダイエットでは摂取カロリーを制限することが重要であり、低カロリーな食材を選ぶことで満腹感を得ながらカロリー摂取を抑えることができます。
2. 糖質が低く血糖値の上昇を抑える
「ぶなしめじ」の糖質は可食部100gあたり2.5gと非常に低いです。糖質の摂取量が多いと血糖値が急激に上昇し、インスリンの分泌が増えるため、糖尿病や肥満のリスクが高まります。しかし、「ぶなしめじ」の糖質は低いため、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。
3. 食物繊維が豊富で腸内環境を整える
「ぶなしめじ」には可食部100gあたり3gの食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える役割を果たします。また、食物繊維は腸内の便のかさを増やし、便通を促進する効果もあります。このため、「ぶなしめじ」の摂取は腸の健康維持に役立ちます。
おすすめ:ぶなしめじのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
ぶなしめじに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:キューピー
1. カリウムが多い
ぶなしめじは、可食部100gあたりに370mgのカリウムを含んでいます。カリウムは体内の水分バランスを調整し、血圧をコントロールする重要な栄養素です。ぶなしめじを食べることで、カリウムの摂取量を増やすことができます。
2. ナトリウムが低い
ぶなしめじは、可食部100gあたりにわずか2mgのナトリウムを含んでいます。ナトリウムは塩分の主成分であり、高い摂取量は高血圧や心臓病のリスクを増加させることが知られています。ぶなしめじはナトリウムが低いため、塩分制限を必要とする人にとって良い選択肢です。
3. モリブデンが多い
ぶなしめじは、可食部100gあたりに6μgのモリブデンを含んでいます。モリブデンは体内の酵素の活性化に必要な微量元素であり、代謝や解毒に関与しています。ぶなしめじを摂取することで、モリブデンの必要量を満たすことができます。
以上のように、ぶなしめじはカリウムが多く、ナトリウムが低いという特徴があります。さらに、モリブデンの含有量も多いため、バランスの取れた栄養素を摂取することができる食材と言えます。ぶなしめじを積極的に取り入れることで、健康な食生活をサポートすることができます。
ぶなしめじに含まれるビタミンを解説!
引用元:キューピー
「ぶなしめじ」のビタミン含有量の特徴
1. ビタミンDの含有量が多い
「ぶなしめじ」には、ビタミンDが0.5 μg含まれています。ビタミンDは、カルシウムの吸収を促進するため、骨や歯の健康に重要な役割を果たします。このきのこは、他のきのこ類と比べてビタミンDの含有量が多いため、カルシウムの吸収をサポートする効果が期待できます。
2. ビタミンB群の含有量が多い
「ぶなしめじ」には、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビオチンなどのビタミンB群が多く含まれています。ビタミンB群は、エネルギー代謝や神経機能の維持に関与しており、健康な身体を維持するために必要な栄養素です。特にナイアシンは、消化器系や皮膚の健康に重要な役割を果たします。
3. ビタミンB6とビタミンB12の含有量は普通
「ぶなしめじ」には、ビタミンB6とビタミンB12も含まれていますが、その含有量は普通です。ビタミンB6は、タンパク質や脂質の代謝に関与し、免疫機能の維持にも重要な役割を果たします。一方、ビタミンB12は、赤血球の生成や神経系の正常な機能に必要な栄養素です。このきのこは、ビタミンB6やビタミンB12を摂取する良い食材と言えますが、他の食材と併せてバランスの取れた食事を心がけることが大切です。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はぶなしめじの使用例としてレシピをご紹介します。
ぶなしめじを使ったレシピ20選!
#1 ぶなしめじと豚肉のマヨネーズ炒め
豚もも肉(薄切り)、ぶなしめじ、小松菜、ミニトマト、黒こしょう、キユーピーマヨネーズ
ぶなしめじと豚肉を活用したマヨネーズ炒めのレシピ。ぶなしめじがマヨネーズで炒めた豚肉のうま味をしっかりと吸い込んでくれます。…
レシピを見る#2 鶏むね肉のすりおろしオニオンマヨ焼き 焼きねぎとぶなしめじ添え
鶏むね肉、ぶなしめじ、長ねぎ、サラダ油、キユーピーマヨネーズ、キユーピーすりおろしオニオンドレッシング
鶏むね肉としめじを活用したお手軽レシピ。味付けにはマヨネーズとオニオンドレッシングを活用することで、まろやかな和風の味わいに。…
レシピを見る#3 鶏むね肉とぶなしめじのマヨホイル焼き
鶏むね肉、玉ねぎ、ぶなしめじ、ミニトマト、アボカド、みりん、合わせみそ、キユーピーアマニ油マヨネーズ
鶏むね肉とぶなしめじを活用したマヨネーズ風味のホイル焼きのレシピ。鶏むね肉にはあらかじめ下味として、みそでしっかりと味つけしておくのがポイント。…
レシピを見る#4 カリフラワーとぶなしめじの蒸しサラダ
カリフラワー、ぶなしめじ、ベーコン、キユーピーハーフ、キユーピーあらびきマスタード
蒸したカリフラワーとしめじを使ったサラダのレシピ。ほろっとした食感の蒸しカリフラワーにマヨネーズが絡まり、まろやかな味わい。…
レシピを見る#5 かじきまぐろとぶなしめじの梅マヨ炒め
かじきまぐろ、ぶなしめじ、小ねぎ、梅干し(塩漬)、ごま油、キユーピーディフェ、白ごま(すり)、しょうゆ
かじきまぐろとぶなしめじを使った梅マヨネーズ炒めのレシピ。マヨネーズを加えることにより、コクが増し、たんぱくなかじきまぐろと相性バツグンです。…
レシピを見る#6 ぶなしめじとチキンのマヨソテー
ぶなしめじ、赤ピーマン、鶏もも肉、こしょう、キユーピーマヨネーズ
ぶなしめじとチキンのマヨソテーのレシピ。鶏もも肉は油を使わずにマヨネーズで炒めてコクをプラスします。…
レシピを見る#7 ほたてとぶなしめじのマヨネーズ炒め
ほたて、ぶなしめじ、長ねぎ、しょうゆ、こしょう、キユーピーマヨネーズ
マヨネーズと醤油のソースが食欲をそそる、ほたてとぶなしめじの炒め物のレシピ。帆立の旨味と、マヨネーズと醤油で作ったソースが相性抜群な一品です。…
レシピを見る#8 ぶなしめじとベーコンのマヨソテー
ぶなしめじ、エリンギ、ベーコン、キユーピーマヨネーズ
簡単につくれるおつまみのレシピ。ぶなしめじとベーコンのマヨソテー。…
レシピを見る#9 マヨネーズで!トマトとぶなしめじのふわふわたまご炒め
トマト、ぶなしめじ、こしょう、キユーピーマヨネーズ
マヨネーズを活用した、トマトとキノコのふんわりたまご炒めのレシピ。ぶなしめじはフライパンに入れたマヨネーズで炒めることでコクと香ばしさがアップ。…
レシピを見る#10 ぶなしめじとコーンの和風ポテトサラダ
じゃがいも、ぶなしめじ、サラダ菜、しょうゆ、キユーピーゼロノンコレステロール、サラダクラブ北海道コーン(ホール)
ぶなしめじとコーンを使用した和風ポテトサラダのレシピ。具材は、全て電子レンジで加熱することで、時短につながります。…
レシピを見る#11 そら豆とぶなしめじのマヨグラタン
そら豆、ミニトマト、ぶなしめじ、玉ねぎ、バター、キユーピーディフェ、牛乳、粉チーズ、こしょう、等
簡単に作れるそら豆とぶなしめじのマヨネーズグラタンのレシピ。マヨネーズと牛乳で作った優しい味わいのホワイトソースが、素材の味を引き立ててくれる一品です。…
レシピを見る#12 ぶなしめじとカリカリベーコンのポテトサラダ
じゃがいも、ぶなしめじ、ベーコン、パセリ、こしょう、キユーピーライト(80%カロリーカット)
ぶなしめじとカリカリに焼いたベーコンが入ったポテトサラダのレシピ。カリカリに焼いたベーコンが食感のアクセントに。…
レシピを見る#13 里いもとぶなしめじとベーコンのみそマヨネーズ焼き
里いも、ぶなしめじ、長ねぎ、ベーコン、合わせみそ、キユーピーマヨネーズ
里いもとしめじを使った、副菜におすすめのオーブン焼きのレシピ。電子レンジとオーブンだけで作れるお料理です。…
レシピを見る#14 にんじんとぶなしめじのごまマヨネーズサラダ
にんじん、ぶなしめじ、ほうれん草、キユーピーマヨネーズ、野菜百珍ごま和えの素
にんじんとぶなしめじのごまマヨネーズサラダのレシピ。具材は調味料を入れても6つなので、比較的簡単に作れます。…
レシピを見る#15 にんにくの芽とぶなしめじの炒め物
にんにくの芽、ぶなしめじ、ほたて水煮(缶詰)、しょうゆ、ごま油、キユーピーディフェ
にんにくの芽やほたての水煮を使ったおかずレシピ。塩分控えめで低カロリーながら、素材の香りやコクがダイレクトに味わえるので、おつまみにもおすすめです。…
レシピを見る#16 ぶなしめじとブラックオリーブのマヨトースト
食パン、ぶなしめじ、にんにく、ミニトマト、バター、こしょう、キユーピーハーフ、サラダクラブブラックオリーブ(スライス)
ブラックオリーブがアクセントになったトーストのレシピ。ぶなしめじはレンジで火を通すため、炒める手間が省けます。…
レシピを見る#17 ぶなしめじとツナの和風ポテトサラダ
じゃがいも、ぶなしめじ、長ねぎ、ツナ(缶詰)、めんつゆ、白ごま(すり)、キユーピーマヨネーズ
ぶなしめじをたっぷりと使用した、和風味のポテトサラダのレシピ。玉ねぎの代わりに長ネギを使用し、マヨネーズにめんつゆを合わせることで和風の味付けになっています。…
レシピを見る#18 ぶなしめじとアボカドと卵のマヨソテー
ぶなしめじ、アボカド、チャービル、キユーピーマヨネーズ
ぶなしめじとアボカドと卵を活用した彩り鮮やかなマヨネーズソテーのレシピ。具材を炒めるときには、油の代わりにマヨネーズを使うことで、コクと旨味を楽しむことができます。…
レシピを見る#19 ぶなしめじとかぼちゃのマヨソテー
ぶなしめじ、かぼちゃ、ミニトマト、豚ばら肉(薄切り)、キユーピーマヨネーズ
豚肉とぶなしめじを活用したマヨネーズ味の炒め物のレシピ。ミニトマトやかぼちゃも入っているので、マヨネーズのコクと一緒に甘味と酸味も味わえます。…
レシピを見る#20 ぶなしめじと鮭のポテトサラダ
じゃがいも、ぶなしめじ、小ねぎ、鮭フレーク、こしょう、キユーピーマヨネーズ、サラダクラブ北海道コーン(ホール)
しめじと鮭を使った、副菜におすすめのサラダのレシピ。いつものポテトサラダを一工夫したレシピ。…
レシピを見る最後に、ぶなしめじの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ぶなしめじ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 26 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 4.8 | g | |
└糖質 | 2.5 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 3.0 | g | 多い |
たんぱく質 | 2.7 | g | 低い |
脂質 | 0.5 | g | 低い |
「ぶなしめじ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 10 | % | 特になし |
水分 | 91.1 | g | 多い |
有機酸 | 0.3 | g | 多い |
灰分 | 0.9 | g | 普通 |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「ぶなしめじ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 2 | mg | 低い |
カリウム | 370 | mg | 多い |
カルシウム | 1 | mg | 低い |
マグネシウム | 11 | mg | 低い |
リン | 96 | mg | 普通 |
鉄 | 0.5 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.5 | mg | 普通 |
銅 | 0.06 | mg | 普通 |
マンガン | 0.16 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 1 | μg | 普通 |
セレン | 2 | μg | 普通 |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 6 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | 0.5 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 0 | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.15 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.17 | mg | 多い |
ナイアシン | 6.1 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.09 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 0.1 | μg | 普通 |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.81 | mg | 多い |
ビオチン | 8.7 | μg | 多い |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
試料: 栽培品/廃棄部位: 柄の基部(いしづき)/食物繊維:AOAC2011.25法
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。