このページでは、きのこのうすひらたけを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
うすひらたけのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはうすひらたけの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 37 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 4.8 | g | |
└糖質 | 3.5 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 3.8 | g | 多い |
たんぱく質 | 6.1 | g | 普通 |
脂質 | 0.2 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、きのこ分類に所属する正式名称「(ひらたけ類) うすひらたけ 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、うすひらたけがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
うすひらたけはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
うすひらたけとは?どんな食材?
「うすひらたけ」とは、きのこの一種であり、食材として利用されることがあります。その特徴や効能について、以下に説明します。
特徴
うすひらたけは、小さな茸であり、その形状は平たい円盤のような形をしています。色は白く、表面は滑らかでつやがあります。また、柔らかい食感を持ち、風味も豊かです。
効能
うすひらたけには、栄養価が高く、ビタミンDや食物繊維、ミネラルなどが豊富に含まれています。これらの栄養素には、免疫力の向上や骨の健康維持、消化促進などの効果があります。また、うすひらたけには、抗酸化作用や抗炎症作用もあり、健康に良い影響を与えるとされています。
料理への活用方法
うすひらたけは、さまざまな料理に活用することができます。例えば、炒め物や煮物、スープなどに加えることで、風味豊かな味わいを楽しむことができます。また、生のままサラダに加えることもできます。調理方法によって、うすひらたけの風味や食感を最大限に引き出すことができます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はうすひらたけがダイエットにどう役立つか説明します!
うすひらたけはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーでダイエットに適している
うすひらたけは可食部100gあたり37kcalと、非常に低カロリーです。カロリー摂取を制限している方やダイエット中の方にとって、うすひらたけは健康的な食事に役立ちます。低カロリーながらも、食物繊維やタンパク質も含まれており、満腹感を得ることができます。
2. 糖質がかなり低く、血糖値の上昇を抑える
うすひらたけは糖質が3.5gとかなり低いです。糖質の摂り過ぎは血糖値の上昇を引き起こし、生活習慣病のリスクを高める可能性がありますが、うすひらたけを摂取することで血糖値の上昇を抑えることができます。糖質制限を行っている方や糖尿病の方にとって、うすひらたけは健康的な食事に役立つ食材です。
3. 食物繊維が多く、腸内環境を改善する
うすひらたけには可食部100gあたり3.8gの食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内環境を改善し、便通を促進する効果があります。また、食物繊維は腹持ちも良く、過食を防ぐ効果もあります。うすひらたけを摂取することで、健康的な腸内環境を保ち、消化器系の健康に役立てることができます。
おすすめ:うすひらたけのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
うすひらたけに含まれる無機質の栄養を解説!
1. ミネラルバランスが良い
「うすひらたけ」は、カリウム、マグネシウム、リンなどのミネラルをバランスよく含んでいます。これにより、体内の代謝や神経伝達物質の合成に必要な栄養素を摂取することができます。
2. 銅やセレン、クロムが豊富
「うすひらたけ」には銅、セレン、クロムが多く含まれています。銅は酵素の働きを助け、セレンは抗酸化作用を持ち、クロムは血糖値の調整に関与します。これらの栄養素は、健康な体を維持するために必要な役割を果たします。
3. ナトリウムやカルシウムが低い
「うすひらたけ」は、ナトリウムやカルシウムの含有量が低い特徴があります。ナトリウムは過剰摂取すると高血圧や腎臓病のリスクが高まるため、摂取量を抑えることが重要です。また、カルシウムは骨や歯の形成に関与しますが、過剰摂取すると尿路結石のリスクが増えることもあります。その点、「うすひらたけ」は低い含有量であるため、バランスの良い食事に取り入れることができます。
以上のように、「うすひらたけ」はミネラルバランスが良く、銅やセレン、クロムが豊富であり、ナトリウムやカルシウムが低い特徴があります。これらの特徴を活かして、健康な食事に取り入れることができます。
うすひらたけに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンDが多い
「うすひらたけ」にはビタミンDが2.4 μg含まれています。ビタミンDは骨や歯の健康に重要な役割を果たし、カルシウムの吸収を助ける働きがあります。また、免疫機能の向上や抗炎症作用もあるため、健康維持に欠かせない栄養素です。
2. ビタミンB群が多い
「うすひらたけ」にはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸が多く含まれています。ビタミンB群はエネルギー代謝に関与し、神経や筋肉の正常な働きをサポートします。また、皮膚や粘膜の健康維持にも重要です。これらのビタミンB群が豊富に含まれている「うすひらたけ」は、バランスの取れた食事に貢献します。
3. ビオチンが多い
「うすひらたけ」にはビオチンが26 μg含まれています。ビオチンは脂質や糖質の代謝に関与し、健康な皮膚や髪の成長にも重要な役割を果たします。また、エネルギーの生成や免疫機能の向上にも寄与します。ビオチンが豊富に含まれている「うすひらたけ」は、美容や健康に意識を持つ方におすすめの食材です。
以上のように、「うすひらたけ」にはビタミンD、ビタミンB群、ビオチンが豊富に含まれています。これらのビタミンは健康維持やエネルギー代謝に重要な役割を果たし、バランスの取れた食事に欠かせない栄養素です。
最後に、うすひらたけの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「うすひらたけ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 37 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 4.8 | g | |
└糖質 | 3.5 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 3.8 | g | 多い |
たんぱく質 | 6.1 | g | 普通 |
脂質 | 0.2 | g | 低い |
「うすひらたけ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 8 | % | 特になし |
水分 | 88.0 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.9 | g | 普通 |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「うすひらたけ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 1 | mg | 低い |
カリウム | 220 | mg | 普通 |
カルシウム | 2 | mg | 低い |
マグネシウム | 15 | mg | 普通 |
リン | 110 | mg | 普通 |
鉄 | 0.6 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.9 | mg | 普通 |
銅 | 0.15 | mg | 多い |
マンガン | 0.11 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 1 | μg | 普通 |
セレン | 7 | μg | 多い |
クロム | 1 | μg | 多い |
モリブデン | 2 | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | 2.4 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 0 | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.30 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.41 | mg | 多い |
ナイアシン | 6.9 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.23 | mg | 多い |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 2.44 | mg | 多い |
ビオチン | 26.0 | μg | 多い |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
試料: 栽培品/廃棄部位: 柄の基部(いしづき)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。