このページではしろきくらげのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
しろきくらげのカロリーは170kcal(100gあたり)!これってどうなの?
しろきくらげの可食部100gあたりのカロリーは、170kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中699位です。これは多い順にすると上位43%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。
また、日本食品標準成分表の「きのこ」ジャンルのでしろきくらげのカロリーを評価すると、24件中4位です。これは上位から16%に位置するカロリーで、評価は「高い」となります。
カロリー | 170Kcal |
全体での評価 | 699位 / 1592件中(上位43%…平均的) |
「きのこ」ジャンル内での評価 | 4位 / 24件中(上位16%…高い) |
しろきくらげはカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜしろきくらげのカロリーは平均的?なにが含まれているの?
しろきくらげのカロリーは平均的な理由
しろきくらげは、きのこの一種であり、可食部100gあたりのカロリーは170kcalです。このカロリーは他の食材と比較して「平均的」と評価されています。なぜしろきくらげのカロリーが平均的なのか、以下の栄養データを参考に考察してみましょう。
糖質が低い
しろきくらげの糖質は可食部100gあたり7.2gです。この値は他の食材と比較して「低い」と評価されています。糖質が低いことは、血糖値の急上昇を抑える効果があります。そのため、糖尿病やダイエット中の方にも適していると言えます。
食物繊維が多い
しろきくらげの食物繊維は可食部100gあたり68.7gも含まれています。この値は他の食材と比較して「多い」と評価されています。食物繊維は腸内環境を整え、便通を促進する効果があります。また、満腹感をもたらし、食事の摂取量を抑える効果もあります。
タンパク質が低い
しろきくらげのタンパク質は可食部100gあたり4.9gです。この値は他の食材と比較して「低い」と評価されています。タンパク質は体の組織や筋肉の形成に重要な栄養素ですが、しろきくらげはタンパク質が低いため、主要なタンパク源としては適していません。
脂質が低い
しろきくらげの脂質は可食部100gあたり0.7gです。この値は他の食材と比較して「低い」と評価されています。脂質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎると肥満や生活習慣病のリスクが高まります。しろきくらげは脂質が低いため、バランスの良い食事に取り入れることができます。
以上の栄養データから、しろきくらげのカロリーが平均的である理由が明らかになりました。糖質が低く、食物繊維が多いため、血糖値の急上昇を抑え、腸内環境を整える効果が期待できます。また、タンパク質と脂質が低いため、バランスの良い食事に取り入れることができます。これらの理由から、しろきくらげのカロリーは平均的と評価されているのです。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「しろきくらげ」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 7.2g | 4 | 28.8kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | 68.7g | 2 | 137.4kcal |
たんぱく質 | 4.9g | 4 | 19.6kcal |
脂質 | 0.7g | 9 | 6.3kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「しろきくらげ」のカロリー内訳です。一番多いのは食物繊維で、137.4kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
しろきくらげは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
しろきくらげは、低糖質ダイエットに使える?
しろきくらげは、きのこの一種であり、糖質量が7.2gとなっています。低糖質ダイエットを実践している方にとっては、糖質量が気になるポイントでしょう。
しろきくらげの糖質量は控えめ
しろきくらげは、低糖質ダイエットにどちらかというと不向きと言われることもありますが、その糖質量は控えめです。糖質制限を行っている方にとっては、しろきくらげは選択肢の一つとして考えられるでしょう。
しろきくらげの特徴
しろきくらげは、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。また、低カロリーであるため、ダイエット中の方にとっては魅力的な食材となります。
低糖質ダイエットに使える食材としてのしろきくらげ
低糖質ダイエットを実践している方は、糖質制限を意識しなければなりません。しかし、全ての食材を避ける必要はありません。しろきくらげは、糖質量が控えめでありながら、栄養価が高い食材です。
しろきくらげの摂取方法
しろきくらげを摂取する際には、調理方法によって糖質量が変わることに注意が必要です。できるだけシンプルな調理方法を選び、糖質を増やさないように心掛けましょう。
まとめ
しろきくらげは、低糖質ダイエットに使える食材の一つです。糖質量が控えめでありながら、栄養価も高いため、ダイエット中の方にとっては選択肢の一つとして考えられます。ただし、調理方法によって糖質量が変わるため、注意が必要です。低糖質ダイエットを実践する際には、バランスの良い食事を心掛けることが大切です。
しろきくらげは、低脂質ダイエットに使える!?
しろきくらげは、低脂質ダイエットに使える?
しろきくらげは、低脂質ダイエットに特に効果的な食材として注目されています。このきのこの特徴や栄養価について詳しく見ていきましょう。
しろきくらげの低脂質な特徴
しろきくらげは、他のきのこと比べて低脂質な食材です。その脂質量はわずか0.7gと非常に少なく、ダイエット中の方にとって理想的な食材と言えるでしょう。脂質の摂取量を抑えたい方や、カロリーコントロールを心掛けている方にとって、しろきくらげは優れた選択肢となります。
しろきくらげの栄養価
しろきくらげは、低脂質だけでなく、他の栄養価も豊富です。このきのこには、食物繊維やビタミンB群、ミネラルなどが含まれています。特に食物繊維は、腸内環境を整える効果があり、便秘の改善にも役立ちます。また、ビタミンB群はエネルギー代謝を促進し、疲労回復や美肌効果にも効果的です。ミネラルも健康維持に欠かせない栄養素であり、しろきくらげはその豊富な栄養価から、バランスの取れた食事に貢献します。
しろきくらげの調理方法
しろきくらげは、さまざまな調理方法で楽しむことができます。生のままサラダに加えるだけで、クリスピーな食感と爽やかな味わいを楽しむことができます。また、炒め物や煮物、スープなどにも活用することができます。しろきくらげの特徴である低脂質を生かしたヘルシーな料理を楽しむことができるでしょう。
まとめ
しろきくらげは、低脂質ダイエットに特に効果的な食材です。その低脂質な特徴と栄養価の豊富さから、ダイエット中の方におすすめです。さまざまな調理方法で楽しむことができるので、飽きることなく取り入れることができます。健康的な食事を心掛けながら、しろきくらげを取り入れて理想のボディを目指しましょう。
最後に、しろきくらげの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「しろきくらげ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 170 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 74.5 | g | |
└糖質 | 7.2 | g | 低い |
└食物繊維 | 68.7 | g | 多い |
たんぱく質 | 4.9 | g | 低い |
脂質 | 0.7 | g | 低い |
「しろきくらげ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 14.6 | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 5.3 | g | 多い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「しろきくらげ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 28 | mg | 普通 |
カリウム | 1400 | mg | 多い |
カルシウム | 240 | mg | 多い |
マグネシウム | 67 | mg | 多い |
リン | 260 | mg | 多い |
鉄 | 4.4 | mg | 多い |
亜鉛 | 3.6 | mg | 多い |
銅 | 0.10 | mg | 普通 |
マンガン | 0.18 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | 1 | μg | 普通 |
クロム | 7 | μg | 多い |
モリブデン | 1 | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | 15.0 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
└β-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
ビタミンK | 0 | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.12 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.70 | mg | 多い |
ナイアシン | 2.2 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.10 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 1.37 | mg | 多い |
ビオチン | 87.0 | μg | 多い |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
試料: 栽培品
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。