このページでは、きのこのほんしめじを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
ほんしめじのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはほんしめじの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 21 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 2.8 | g | |
└糖質 | 0.9 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 1.9 | g | 普通 |
たんぱく質 | 2.5 | g | 低い |
脂質 | 0.4 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、きのこ分類に所属する正式名称「(しめじ類) ほんしめじ 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、ほんしめじがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
ほんしめじはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
ほんしめじとは?どんな食材?
ほんしめじは、キノコの一種であり、日本料理において重要な食材として広く使われています。その名前の由来は、日本で昔から食べられていた「舌しめじ」というキノコに似ていることからきています。
外見と特徴
ほんしめじは、小さなかさと細長い茎を持つ特徴的な形状をしています。かさは白色で、表面は滑らかで光沢があります。茎は細くて柔らかく、白色または淡黄色をしています。
味と食感
ほんしめじは、優れた風味と豊かな旨みを持っています。食べるときの歯ごたえは柔らかでありながらも、少しの弾力があります。そのため、さまざまな料理に使われることができます。
料理における使い方
ほんしめじは、さまざまな料理に幅広く使われています。炒め物や煮物、スープなど、様々な調理法に適しています。また、そのまま生で食べることもできます。ほんしめじは他の食材との相性も良く、野菜や肉と一緒に調理することで、料理の味を一層引き立てることができます。
以上のように、ほんしめじは日本料理において重要な食材であり、その風味と食感を活かした様々な料理に利用されています。ぜひ、ほんしめじを使った料理を楽しんでみてください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はほんしめじがダイエットにどう役立つか説明します!
ほんしめじはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーでダイエットに適している
ほんしめじは、可食部100gあたり21kcalと、非常に低カロリーです。このため、ダイエット中の人やカロリー制限をしている人にとっては、積極的に取り入れることができる食材と言えます。低カロリーながら、食物繊維も含まれており、満腹感を得ることができます。
2. 糖質がかなり低いため、血糖値の上昇を抑える効果がある
ほんしめじに含まれる糖質は、可食部100gあたり0.9gと非常に低いです。このため、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。糖質の摂取を控えたい方や、糖尿病の管理をしている方にとっては、ほんしめじは健康的な食材と言えます。
3. 食物繊維が普通量含まれており、腸内環境の改善に役立つ
ほんしめじには、可食部100gあたり1.9gの食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内環境を改善し、便通を促進する効果があります。また、食物繊維は腸内で善玉菌のエサとなり、腸内フローラのバランスを整えることもできます。このため、ほんしめじを摂取することで、腸の健康を維持することができます。
おすすめ:ほんしめじのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
ほんしめじに含まれる無機質の栄養を解説!
1. 栄養バランスが良い
ほんしめじは、ナトリウムやカリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、マンガンなど、様々な栄養素を含んでいます。特に銅の含有量は多く、バランスの良い栄養摂取に役立ちます。さらに、低カロリーであるため、ダイエット中の方にもおすすめの食材です。
2. ナトリウムやカルシウムが低い
ほんしめじは、ナトリウムやカルシウムの含有量が低いため、塩分やカルシウム摂取を気にする方にも適しています。これにより、高血圧や骨粗鬆症の予防に役立つことが期待されます。
3. ヨウ素やセレン、クロム、モリブデンが無い
ほんしめじには、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンといった栄養素が含まれていません。これらの栄養素は必須ではありませんが、不足すると健康に影響を及ぼす可能性があります。そのため、ほんしめじを食べる場合は、他の食材との組み合わせやバランスの取れた食事を心掛ける必要があります。
以上のように、ほんしめじは栄養バランスが良く、ナトリウムやカルシウムが低いという特徴を持っています。また、ヨウ素やセレン、クロム、モリブデンが無いため、他の食材との組み合わせやバランスの取れた食事が必要です。これらの特徴を考慮しながら、ほんしめじを摂取することで健康をサポートすることができます。
ほんしめじに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンDが多い
「ほんしめじ」に含まれるビタミンの中で、ビタミンDの含有量は0.6 μgと多いです。ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、骨の健康をサポートする重要な栄養素です。
2. ビタミンB群が多い
「ほんしめじ」にはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸が含まれており、これらのビタミンB群の含有量は多いです。ビタミンB群はエネルギー代謝や神経機能の維持に関与し、健康な体を維持するために必要な栄養素です。
3. ビタミンA・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB12・葉酸・ビオチン・ビタミンCは含まれない
「ほんしめじ」にはビタミンA、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB12、葉酸、ビオチン、ビタミンCは含まれておらず、これらの栄養素を摂取したい場合は他の食材との組み合わせが必要です。
最後に、ほんしめじの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ほんしめじ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 21 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 2.8 | g | |
└糖質 | 0.9 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 1.9 | g | 普通 |
たんぱく質 | 2.5 | g | 低い |
脂質 | 0.4 | g | 低い |
「ほんしめじ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 20 | % | 特になし |
水分 | 93.6 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.6 | g | 低い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「ほんしめじ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 1 | mg | 低い |
カリウム | 310 | mg | 普通 |
カルシウム | 2 | mg | 低い |
マグネシウム | 8 | mg | 低い |
リン | 76 | mg | 普通 |
鉄 | 0.6 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.7 | mg | 普通 |
銅 | 0.32 | mg | 多い |
マンガン | 0.18 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | 0.6 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
└β-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.07 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.28 | mg | 多い |
ナイアシン | 5.1 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.19 | mg | 多い |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 1.59 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
別名: だいこくしめじ/試料: 栽培品及び天然物/廃棄部位: 柄の基部(いしづき)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。