このページではたもぎたけのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
たもぎたけのカロリーは23kcal(100gあたり)!これってどうなの?
たもぎたけの可食部100gあたりのカロリーは、23kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1437位です。これは多い順にすると上位90%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「かなり低い」です。
また、日本食品標準成分表の「きのこ」ジャンルのでたもぎたけのカロリーを評価すると、24件中15位です。これは上位から62%に位置するカロリーで、評価は「やや低い」となります。
カロリー | 23Kcal |
全体での評価 | 1437位 / 1592件中(上位90%…かなり低い) |
「きのこ」ジャンル内での評価 | 15位 / 24件中(上位62%…やや低い) |
たもぎたけはカロリーがかなり低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜたもぎたけのカロリーはかなり低いの?なにが含まれているの?
「たもぎたけ」のカロリーはなぜかなり低いのか?
「たもぎたけ」は、きのこの一種でありながら、可食部100gあたりのカロリーが23kcalと非常に低いことが特徴です。この低カロリーの理由を、以下の栄養データを参照しながら説明いたします。
糖質がかなり低い
「たもぎたけ」に含まれる糖質は1.6gと非常に少ないです。糖質はエネルギー源となりますが、多く摂取するとカロリーが増える傾向があります。そのため、糖質が少ないことが、カロリーが低い理由の一つと考えられます。
食物繊維が多い
「たもぎたけ」には、可食部100gあたり3.3gの食物繊維が含まれています。食物繊維は消化吸収の遅い成分であり、満腹感を与えることが知られています。そのため、食物繊維が多いことによって、食べた後の満足感が得られ、カロリー摂取量が抑えられる可能性があります。
タンパク質が低い
「たもぎたけ」には、可食部100gあたり3.6gのタンパク質が含まれています。タンパク質は筋肉の材料となる重要な栄養素ですが、摂りすぎるとエネルギーとして蓄積されることがあります。そのため、タンパク質が低いことによって、カロリーが低くなっていると考えられます。
脂質が低い
「たもぎたけ」には、可食部100gあたり0.3gの脂質が含まれています。脂質は高カロリーな栄養素であり、摂りすぎると体脂肪が増える可能性があります。そのため、脂質が低いことによって、カロリーが低くなっていると考えられます。
以上の栄養データから、「たもぎたけ」のカロリーがかなり低い理由は、糖質、タンパク質、脂質が低く、食物繊維が多いことによると考えられます。これらの特徴が組み合わさって、カロリーを抑えた健康的な食材となっています。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「たもぎたけ」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 1.6g | 4 | 6.4kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | 3.3g | 2 | 6.6kcal |
たんぱく質 | 3.6g | 4 | 14.4kcal |
脂質 | 0.3g | 9 | 2.7kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「たもぎたけ」のカロリー内訳です。一番多いのはたんぱく質で、14.4kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
たもぎたけは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
たもぎたけは、低糖質ダイエットに使える?
きのこの一種である「たもぎたけ」は、糖質量が1.6gと非常に低いため、低糖質ダイエットに特に効果的です。
たもぎたけの糖質量はわずか1.6g
たもぎたけは、きのこの中でも特に低糖質な食材として知られています。その糖質量はわずか1.6gであり、ダイエット中の方にとっては非常に嬉しい数字です。
低糖質ダイエットにおすすめの食材
低糖質ダイエットは、糖質の摂取を制限することで血糖値の上昇を抑え、脂肪の燃焼を促すと言われています。そのため、糖質の少ない食材を選ぶことが重要です。
たもぎたけは、その低糖質な特性から、低糖質ダイエットにおすすめの食材として挙げられます。食事に取り入れることで、糖質摂取量を抑えながら満腹感を得ることができます。
たもぎたけの栄養価
たもぎたけは、糖質以外にも様々な栄養素を含んでいます。たもぎたけには、食物繊維やビタミンB群、ミネラルなどが豊富に含まれており、健康にも良い影響を与えます。
たもぎたけの調理方法
たもぎたけは、さまざまな料理に活用することができます。炒め物やスープ、鍋料理など、様々な料理に加えることで、食事のバリエーションを豊かにすることができます。
また、たもぎたけは調理にも時間がかからず、手軽に使うことができます。忙しい日常でも簡単に取り入れることができるため、低糖質ダイエットを続ける上での強い味方となります。
まとめ
たもぎたけは、糖質量が1.6gと非常に低く、低糖質ダイエットに特に効果的な食材です。その他にも、栄養価も高く、さまざまな料理に活用することができます。
低糖質ダイエットを実践している方や糖質を気にしている方にとって、たもぎたけはおすすめの食材です。ぜひ、日常の食事に取り入れて、健康的なダイエットをサポートしてください。
たもぎたけは、低脂質ダイエットに使える!?
たもぎたけは、低脂質ダイエットに使える?
「たもぎたけは低脂質ダイエットに特に効果的」と言われていますが、本当でしょうか?今回は、きのこの一種である「たもぎたけ」の低脂質の効果についてご紹介いたします。
たもぎたけの脂質量は0.3g
まず、たもぎたけの脂質量は0.3gと非常に低いことが特徴です。脂質は体に摂取されるとエネルギーとして蓄えられるため、ダイエット中には摂取を制限する必要があります。その点、たもぎたけは低脂質であるため、脂質摂取を抑えることができます。
たもぎたけの栄養価
また、たもぎたけには栄養価も高く、ダイエットに適しています。たもぎたけには食物繊維やビタミンB群、ミネラルなどが豊富に含まれており、健康維持にも役立ちます。さらに、たもぎたけは低カロリーでありながら、食べ応えもあります。これにより、満腹感を得ながらカロリー摂取を抑えることができます。
たもぎたけの調理方法
たもぎたけはさまざまな調理方法で楽しむことができます。炒め物や煮物、スープなど、様々な料理に活用することができます。また、たもぎたけは他の食材との相性も良いため、他の野菜やお肉と一緒に調理することもおすすめです。
まとめ
「たもぎたけは低脂質ダイエットに特に効果的」という言葉には根拠があります。低脂質でありながら栄養価も高く、さまざまな料理に活用できるため、ダイエット中の方にとって理想的な食材と言えるでしょう。ただし、食材の選択だけでなく、バランスの取れた食事や適度な運動も大切です。健康的なダイエットを目指す方は、たもぎたけを上手に取り入れながら、生活習慣の見直しも心掛けましょう。
最後に、たもぎたけの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「たもぎたけ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 23 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 3.7 | g | |
└糖質 | 1.6 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 3.3 | g | 多い |
たんぱく質 | 3.6 | g | 低い |
脂質 | 0.3 | g | 低い |
「たもぎたけ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 15 | % | 特になし |
水分 | 91.7 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.7 | g | 普通 |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「たもぎたけ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 1 | mg | 低い |
カリウム | 190 | mg | 普通 |
カルシウム | 2 | mg | 低い |
マグネシウム | 11 | mg | 低い |
リン | 85 | mg | 普通 |
鉄 | 0.8 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.6 | mg | 普通 |
銅 | 0.32 | mg | 多い |
マンガン | 0.06 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 1 | μg | 普通 |
セレン | 4 | μg | 多い |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | Tr | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | 0.8 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 0 | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.17 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.33 | mg | 多い |
ナイアシン | 12.0 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.12 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 1.32 | mg | 多い |
ビオチン | 23.0 | μg | 多い |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
別名: にれたけ、たもきのこ/試料: 栽培品/廃棄部位: 柄の基部(いしづき)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。