このページでは、きのこのたもぎたけを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
たもぎたけのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはたもぎたけの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 23 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 3.7 | g | |
└糖質 | 1.6 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 3.3 | g | 多い |
たんぱく質 | 3.6 | g | 低い |
脂質 | 0.3 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、きのこ分類に所属する正式名称「たもぎたけ 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、たもぎたけがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
たもぎたけはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
たもぎたけとは?どんな食材?
「たもぎたけ」とは、きのこの一種であり、和名を「玉黍茸(たまぎたけ)」といいます。この食材は、日本を代表するきのこの一つであり、豊かな風味と独特の食感が特徴です。
豊かな風味とは
「たもぎたけ」は、独特の風味を持っています。香りは非常に華やかで、深い味わいがあります。そのため、和食をはじめとするさまざまな料理に活用されています。また、その風味は加熱調理においても失われにくく、料理を引き立てる役割を果たします。
独特の食感とは
「たもぎたけ」は、食感も特徴的です。柔らかさと歯ごたえのバランスが絶妙であり、噛むとほどよい弾力を感じることができます。そのため、料理にアクセントを与えるだけでなく、食べる楽しみも提供してくれます。
まとめ
「たもぎたけ」は、豊かな風味と独特の食感を持つきのこであり、和食をはじめとするさまざまな料理に活用されています。その香りは華やかで味わい深く、加熱調理においても持続します。また、食感は柔らかさと歯ごたえのバランスが絶妙であり、食べる楽しみを提供してくれます。ぜひ、料理に取り入れて美味しい料理を楽しんでください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はたもぎたけがダイエットにどう役立つか説明します!
たもぎたけはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーでダイエットに適している
「たもぎたけ」は可食部100gあたりのカロリーが23kcalと非常に低いです。この低カロリーな食材は、ダイエットをしている方にとって非常に有益です。ダイエット中は摂取カロリーを制限する必要がありますが、たもぎたけを食べることで満腹感を得ることができ、カロリー摂取を抑えることができます。
2. 糖質が低く血糖値の上昇を抑える
「たもぎたけ」の糖質は可食部100gあたり1.6gと非常に低いです。糖質の摂取が過剰になると血糖値の上昇が引き起こされ、糖尿病や肥満のリスクが高まります。しかし、たもぎたけの糖質は低いため、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。血糖値の管理が必要な方や糖質制限を行っている方にとって、たもぎたけは健康的な食材と言えます。
3. 食物繊維が豊富で腸内環境を改善する
「たもぎたけ」には可食部100gあたり3.3gの食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内環境を改善する効果があり、便通を促進することが知られています。また、食物繊維は食べ物の消化を遅らせるため、満腹感を持続させる効果もあります。このため、たもぎたけを食事に取り入れることで、腸内環境の改善やダイエットにも役立つことが期待できます。
以上のように、「たもぎたけ」は低カロリーでありながら糖質が低く、食物繊維が豊富な健康的な食材です。ダイエットや血糖値の管理、腸内環境の改善に役立つため、積極的に取り入れることをおすすめします。
おすすめ:たもぎたけのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
たもぎたけに含まれる無機質の栄養を解説!
「たもぎたけ」の特徴
「たもぎたけ」は、以下の3つの特徴があります。
1. ナトリウムが低い
「たもぎたけ」は、可食部100gあたりのナトリウム含有量が1mgと非常に低いです。ナトリウムは高血圧や心臓病のリスクと関連しているため、ナトリウムが低い食材は健康に良いとされています。
2. 銅が多い
「たもぎたけ」には銅が0.32mg含まれており、多いと言えます。銅は体内の酵素の働きを助ける役割を持っており、免疫機能や骨の形成にも関与しています。銅が多い食材は、銅の摂取量を増やすために適しています。
3. クロムとモリブデンが無し
「たもぎたけ」にはクロムとモリブデンが含まれていません。クロムとモリブデンは微量栄養素であり、体内で必要な量は非常に少ないですが、一部の酵素の活性化に関与しています。ただし、一般的にはクロムとモリブデンの欠乏は稀であり、他の食材から摂取することができます。
たもぎたけに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンDの含有量が多い
「たもぎたけ」にはビタミンDが0.8 μg含まれています。ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きがあり、骨や歯の健康維持に重要です。そのため、ビタミンDが多く含まれている「たもぎたけ」は、骨粗鬆症や歯のトラブル予防に役立つと言えます。
2. ビタミンB群の含有量が多い
「たもぎたけ」にはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、ビオチンが多く含まれています。ビタミンB群はエネルギー代謝や神経機能の維持に関与しており、健康な体を維持するために必要な栄養素です。特にビタミンB1は糖質の代謝を促進し、エネルギー産生に重要な役割を果たします。
3. ビタミンB6の含有量は普通
「たもぎたけ」にはビタミンB6が0.12 mg含まれています。ビタミンB6はたんぱく質の代謝に関与し、免疫機能の維持や神経伝達物質の合成にも必要です。ビタミンB6の含有量は普通とされていますが、他のビタミンB群とのバランスを考えると、健康な食生活に取り入れる価値があります。
最後に、たもぎたけの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「たもぎたけ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 23 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 3.7 | g | |
└糖質 | 1.6 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 3.3 | g | 多い |
たんぱく質 | 3.6 | g | 低い |
脂質 | 0.3 | g | 低い |
「たもぎたけ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 15 | % | 特になし |
水分 | 91.7 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.7 | g | 普通 |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「たもぎたけ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 1 | mg | 低い |
カリウム | 190 | mg | 普通 |
カルシウム | 2 | mg | 低い |
マグネシウム | 11 | mg | 低い |
リン | 85 | mg | 普通 |
鉄 | 0.8 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.6 | mg | 普通 |
銅 | 0.32 | mg | 多い |
マンガン | 0.06 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 1 | μg | 普通 |
セレン | 4 | μg | 多い |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | Tr | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | 0.8 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 0 | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.17 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.33 | mg | 多い |
ナイアシン | 12.0 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.12 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 1.32 | mg | 多い |
ビオチン | 23.0 | μg | 多い |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
別名: にれたけ、たもきのこ/試料: 栽培品/廃棄部位: 柄の基部(いしづき)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。