このページでは、きのこのはたけしめじを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
はたけしめじのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずははたけしめじの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 25 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 4.5 | g | |
└糖質 | 1.7 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 2.7 | g | 多い |
たんぱく質 | 2.6 | g | 低い |
脂質 | 0.3 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、きのこ分類に所属する正式名称「(しめじ類) はたけしめじ 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、はたけしめじがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
はたけしめじはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
はたけしめじとは?どんな食材?
「はたけしめじ」とは、日本の伝統的な食材であり、きのこの一種です。その名前の由来は、種をまくことができるほど小さく、畑で栽培されることからきています。
はたけしめじの特徴
はたけしめじは、小さなサイズでありながら、豊かな旨みを持っています。その食感は、しっかりとした歯ごたえがあり、噛むとジューシーな味わいが広がります。また、香りも豊かであり、料理に深い風味を与えることができます。
はたけしめじの栄養価
はたけしめじには、ビタミンB群や食物繊維、ミネラルなどが豊富に含まれています。特に、ビタミンDやカルシウムの含有量が多く、骨や歯の健康維持に役立つとされています。さらに、抗酸化作用もあり、免疫力の向上にも寄与します。
以上のように、はたけしめじは小さながらも風味豊かで栄養価の高い食材です。料理に取り入れることで、美味しさと健康を同時に楽しむことができます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次ははたけしめじがダイエットにどう役立つか説明します!
はたけしめじはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーでダイエットに適している
「はたけしめじ」は可食部100gあたり25kcalと、非常に低カロリーです。これはダイエット中の人にとって非常に魅力的な特徴です。低カロリーな食材を積極的に摂取することで、摂取エネルギーを抑えることができ、体重管理やダイエットに役立ちます。
2. 糖質が少なく血糖値の上昇を抑える
「はたけしめじ」の糖質は可食部100gあたり1.7gと非常に少ないです。糖質の摂取量が多いと血糖値が急上昇し、インスリンの分泌が増えてしまいますが、この食材の糖質は非常に低いため、血糖値の上昇を抑える効果があります。血糖値の急上昇を抑えることは、糖尿病の予防や血糖値コントロールに役立ちます。
3. 食物繊維が豊富で腸内環境を整える
「はたけしめじ」には可食部100gあたり2.7gの食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内環境を整える効果があり、便秘の改善や腸内の善玉菌の増加に寄与します。また、食物繊維は満腹感を与えるため、食事の量を抑えることができます。食物繊維を豊富に含む「はたけしめじ」は、健康的な腸内環境を作り出し、ダイエットや健康促進に役立ちます。
以上のように、「はたけしめじ」は低カロリーでありながら、糖質が少なく、食物繊維が豊富な食材です。これらの特徴から、ダイエットや血糖値コントロール、腸内環境の改善に役立つことが期待されます。
おすすめ:はたけしめじのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
はたけしめじに含まれる無機質の栄養を解説!
1. 低いナトリウム含有量
はたけしめじは、可食部100gあたりにわずか4mgのナトリウムを含んでいます。この低いナトリウム含有量は、塩分摂取を抑えたい方や高血圧の方にとっては嬉しい特徴です。
2. 多い銅含有量
はたけしめじは、可食部100gあたりに0.13mgの銅を含んでいます。銅は体内の酵素の働きを助け、骨や血液の形成にも関与しています。銅の含有量が多いため、はたけしめじは銅摂取に適した食材と言えます。
3. ヨウ素・セレン・クロム・モリブデンが無し
はたけしめじは、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンのいずれも含まれていません。これらの栄養素は体内の代謝や免疫機能に関与しており、不足すると健康に影響を及ぼす可能性があります。そのため、これらの栄養素を摂取したい場合は、他の食材と組み合わせる必要があります。
はたけしめじに含まれるビタミンを解説!
はたけしめじのビタミン含有量の特徴
はたけしめじに含まれるビタミンの特徴を以下の3つに絞って論じます。
1. ビタミンDが多い
はたけしめじには、ビタミンDが0.9 μg含まれています。ビタミンDは、カルシウムの吸収を促進し、骨の健康をサポートする重要な栄養素です。特に日光によるビタミンDの生成が難しい冬季などには、はたけしめじを摂取することでビタミンDの補給ができます。
2. ビタミンB群が多い
はたけしめじには、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸が豊富に含まれています。これらのビタミンB群は、エネルギー代謝や神経機能の維持に重要な役割を果たします。特にビタミンB6は、脳の発達や免疫機能の向上にも関与しています。はたけしめじを摂取することで、ビタミンB群のバランスの良い補給ができます。
3. ビタミンB6は普通
はたけしめじに含まれるビタミンB6の量は0.11 mgで、他のビタミンB群と比べるとやや少ないです。しかし、ビタミンB6は普通の量でも十分な効果を発揮する栄養素です。ビタミンB6は、たんぱく質の代謝や血液中のホモシステイン濃度の調整に関与し、心血管の健康をサポートします。はたけしめじをバランスの良い食事に取り入れることで、ビタミンB6の摂取量を補うことができます。
最後に、はたけしめじの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「はたけしめじ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 25 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 4.5 | g | |
└糖質 | 1.7 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 2.7 | g | 多い |
たんぱく質 | 2.6 | g | 低い |
脂質 | 0.3 | g | 低い |
「はたけしめじ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 15 | % | 特になし |
水分 | 92.0 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.7 | g | 普通 |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「はたけしめじ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 4 | mg | 低い |
カリウム | 260 | mg | 普通 |
カルシウム | 1 | mg | 低い |
マグネシウム | 8 | mg | 低い |
リン | 64 | mg | 普通 |
鉄 | 0.6 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.4 | mg | 普通 |
銅 | 0.13 | mg | 多い |
マンガン | 0.14 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | 0.9 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.12 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.44 | mg | 多い |
ナイアシン | 5.3 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.11 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 2.08 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
試料: 栽培品及び天然物/廃棄部位: 柄の基部(いしづき)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。