このページでは、きのこのあらげきくらげを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
あらげきくらげのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはあらげきくらげの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 14 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 5.4 | g | |
└糖質 | 0.1 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 5.6 | g | 多い |
たんぱく質 | 0.7 | g | かなり低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、きのこ分類に所属する正式名称「(きくらげ類) あらげきくらげ 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、あらげきくらげがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
あらげきくらげはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
あらげきくらげとは?どんな食材?
あらげきくらげとは、きのこの一種であり、日本料理においてよく使用される食材です。その名前の由来は、その形状がくらげに似ていることからきています。
特徴1:歯ごたえのある食感
あらげきくらげは、食べるときに特徴的な歯ごたえを感じることができます。そのため、料理に加えることで食材のバラエティーを増やし、食感のアクセントを与えることができます。
特徴2:風味豊かな味わい
あらげきくらげは、独特の風味を持っています。深い味わいと香りがあり、料理に奥行きを与えることができます。そのため、和食や中華料理など、さまざまな料理に幅広く活用されています。
特徴3:栄養価の高さ
あらげきくらげは、栄養価が高い食材としても知られています。特に食物繊維やビタミンD、ミネラルなどが豊富に含まれており、健康に良い影響を与えることが期待されています。また、低カロリーなので、ダイエット中の方にもおすすめです。
以上のように、あらげきくらげは歯ごたえのある食感、風味豊かな味わい、栄養価の高さという3つの特徴を持つ食材です。料理に取り入れることで、食事のバリエーションを豊かにし、健康にも良い影響を与えることができます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はあらげきくらげがダイエットにどう役立つか説明します!
あらげきくらげはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーでダイエットに適している
「あらげきくらげ」は可食部100gあたり14kcalと、非常に低いカロリーです。これはダイエット中の方にとって嬉しい特徴です。低カロリーな食材を摂取することで、摂取エネルギーを抑えつつ満腹感を得ることができます。また、食物繊維も多く含まれており、腹持ちも良いため、食事のボリュームを確保しながらカロリーを抑えたい方に最適です。
2. 糖質がほとんど含まれていない
「あらげきくらげ」には可食部100gあたり0.1gの糖質しか含まれていません。糖質の摂取量が気になる方や糖質制限を行っている方にとっては、うれしい特徴です。糖質を抑えた食事は血糖値の上昇を抑える効果があり、糖尿病の予防や管理にも役立ちます。
3. 食物繊維が豊富で腸内環境を改善する
「あらげきくらげ」には可食部100gあたり5.6gの食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内環境を改善し、便通を促進する効果があります。また、食物繊維は腹持ちも良く、食事の満足感を高めることができます。腸内環境の改善は免疫力の向上や生活習慣病の予防にもつながるため、健康的な食事には欠かせない栄養素です。
以上のように、「あらげきくらげ」は低カロリーでダイエットに適しており、糖質がほとんど含まれていないため糖質制限にも適しています。さらに、食物繊維が豊富で腸内環境を改善する効果もあります。これらの特徴から、健康的な食事に役立つ食材と言えます。
おすすめ:あらげきくらげのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
あらげきくらげに含まれる無機質の栄養を解説!
1. 低い無機質栄養素含有量
「あらげきくらげ」は、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅の栄養素含有量が低い特徴があります。これらの栄養素は体内の機能に重要な役割を果たしており、不足すると健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
2. ヨウ素を含まない
「あらげきくらげ」にはヨウ素が含まれていない特徴があります。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に必要な栄養素であり、不足すると甲状腺機能低下症などの病気を引き起こす可能性があります。そのため、ヨウ素を摂取するためには他の食材との組み合わせが必要です。
3. クロムが多い
「あらげきくらげ」にはクロムが多く含まれている特徴があります。クロムは血糖値の調節に関与し、インスリンの働きをサポートする役割を持っています。適切なクロム摂取は血糖管理に役立ち、糖尿病の予防や管理にも寄与する可能性があります。
以上の特徴から、「あらげきくらげ」は無機質栄養素含有量が低い食材であり、ヨウ素は含まれていませんが、クロムが多く含まれています。そのため、バランスの取れた食事との組み合わせで摂取することが重要です。
あらげきくらげに含まれるビタミンを解説!
「あらげきくらげ」のビタミンの特徴
1. ビタミンDの含有量は多い
「あらげきくらげ」には、ビタミンDが0.1 μg含まれています。ビタミンDは、カルシウムの吸収を促進し、骨や歯の健康を維持するために重要な役割を果たします。このきのこには、他の食材と比べてビタミンDの含有量が多いため、骨や歯の健康を維持するためには適切な量を摂取することができます。
2. ビタミンB2・ナイアシン・ビオチンの含有量は普通
「あらげきくらげ」には、ビタミンB2が0.05 mg、ナイアシンが0.4 mg、ビオチンが1.9 μg含まれています。これらのビタミンは、エネルギー代謝や細胞の健康維持に関与しています。このきのこには、これらのビタミンが普通の含有量で含まれているため、バランスの良い食事を摂ることができます。
3. ビタミンB6・パントテン酸の含有量は低い
「あらげきくらげ」には、ビタミンB6が0.01 mg、パントテン酸が0.1 mg含まれています。これらのビタミンは、エネルギー代謝や神経機能の維持に関与しています。しかし、このきのこにはこれらのビタミンの含有量が低いため、他の食材から摂取する必要があります。
最後に、あらげきくらげの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「あらげきくらげ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 14 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 5.4 | g | |
└糖質 | 0.1 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 5.6 | g | 多い |
たんぱく質 | 0.7 | g | かなり低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
「あらげきくらげ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 4 | % | 特になし |
水分 | 93.6 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.2 | g | 低い |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「あらげきくらげ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 7 | mg | 普通 |
カリウム | 59 | mg | 低い |
カルシウム | 10 | mg | 低い |
マグネシウム | 9 | mg | 低い |
リン | 16 | mg | 低い |
鉄 | 0.1 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.1 | mg | 低い |
銅 | 0.01 | mg | 低い |
マンガン | 0.02 | mg | 普通 |
ヨウ素 | Tr | μg | 無し |
セレン | 1 | μg | 普通 |
クロム | 1 | μg | 多い |
モリブデン | 1 | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | 0.1 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
└β-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | - | mg | 無し |
ビタミンB2 | 0.05 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.4 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.01 | mg | 低い |
ビタミンB12 | Tr | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.10 | mg | 低い |
ビオチン | 1.9 | μg | 普通 |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
別名: 裏白きくらげ/試料: 栽培品/廃棄部位: 柄の基部(いしづき)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。