やまもものカロリーは高い？低い？カロリーの内訳を理解してダイエットに役立てよう。糖質制限や低脂質などダイエットメニューに適しているかも判定！

やまもものカロリーは47kcal（100gあたり）！これってどうなの？

やまももの可食部100gあたりのカロリーは、47kcalです。

このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1276位です。これは多い順にすると上位80％に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「低い」です。

また、日本食品標準成分表の「果物」ジャンルのでやまもものカロリーを評価すると、118件中78位です。これは上位から66％に位置するカロリーで、評価は「やや低い」となります。

カロリー	47Kcal
全体での評価	1276位 / 1592件中（上位80％…低い）
「果物」ジャンル内での評価	78位 / 118件中（上位66％…やや低い）

なぜやまもものカロリーは低いの？なにが含まれているの？

やまもものカロリーは低い理由

やまもものカロリーは可食部100gあたり47kcalで、他の食材と比較して「低い」と評価されています。その理由について、以下の栄養データを参考に考察してみましょう。

糖質が低い

やまももは可食部100gあたり10.2gの糖質を含んでいます。この糖質量は他の果物と比較しても「低い」と言えます。糖質が少ないことにより、エネルギー摂取量が抑えられ、カロリーも低くなります。

食物繊維が普通

やまももは可食部100gあたり1.1gの食物繊維を含んでいます。食物繊維は消化吸収が遅く、満腹感を与える効果があります。このため、やまももを摂取することで満足感を得ることができ、カロリー過多になりにくくなります。

タンパク質がかなり低い

やまももは可食部100gあたり0.5gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は体の組織を作るために必要な栄養素ですが、やまももにはほとんど含まれていません。タンパク質はカロリーの源ではないため、やまもものカロリーは低くなります。

脂質が低い

やまももは可食部100gあたり0.2gの脂質を含んでいます。脂質は高カロリーな栄養素であり、摂り過ぎると肥満の原因になります。やまももの脂質量は非常に少ないため、カロリーも低くなります。

以上の栄養データから、やまもものカロリーが低い理由は、糖質や脂質が少なく、タンパク質もほとんど含まれていないことが挙げられます。これらの要素が組み合わさることで、やまももは低カロリーな果物として評価されるのです。

それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。

「やまもも」のカロリー内訳
栄養素	栄養素の量	1グラム あたりの カロリー	栄養素 によるカロリー
炭水化物のうち、糖質	10.2g	4	40.8kcal
炭水化物のうち、食物繊維	1.1g	2	2.2kcal
たんぱく質	0.5g	4	2kcal
脂質	0.2g	9	1.8kcal

※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。

やまももは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える！？

やまももは、低糖質ダイエットに使える？

果物の中でも、やまももは糖質量が10.2gと、他の果物に比べるとやや高めです。そのため、やまももは低糖質ダイエットにはどちらかというと不向きと言えます。

やまももの糖質量は10.2g

やまももは、美味しい果物の一つとして知られていますが、糖質量は10.2gとなっています。糖質制限を行っている方や低糖質ダイエットを実践している方にとっては、やや高い数値と言えるでしょう。

やまももは控えめな糖質量

一方で、他の果物と比較すると、やまももの糖質量は控えめと言えます。糖質制限を行っている方でも、適度に摂取することで、満足感や栄養摂取を考えると、やまももは選択肢の一つとなり得ます。

バランスを考えた食事に取り入れる

低糖質ダイエットを実践する際には、やまももを摂取する際には注意が必要です。他の果物との組み合わせや、バランスを考えた食事に取り入れることが重要です。また、個人の体質や目標に合わせて、適切な量を摂取することも大切です。

まとめ

やまももは低糖質ダイエットにはどちらかというと不向きですが、糖質量は他の果物に比べて控えめです。バランスを考えた食事に取り入れることで、満足感や栄養摂取を考える上で、やまももは選択肢の一つとなり得ます。ただし、個人の体質や目標に合わせて、適切な量を摂取することが重要です。

やまももは、低脂質ダイエットに使える！？

やまももは、低脂質ダイエットに使える？

果物の中でも、やまももは低脂質であることが知られています。実際、やまももの脂質含有量は0.2gと非常に低いです。そのため、やまももは低脂質ダイエットに特に効果的な果物と言えるでしょう。

やまももの低脂質効果

やまももには、低脂質であることによるさまざまな効果があります。まず、低脂質の食材を摂取することで、脂肪の摂取量を抑えることができます。これにより、体内に脂肪が蓄積されるリスクを減らすことができます。

また、やまももには食物繊維も豊富に含まれています。食物繊維は消化を助けるだけでなく、腸内環境を整える効果もあります。腸内環境が整うことで、便秘の予防や改善にも役立ちます。

さらに、やまももにはビタミンCやポリフェノールも含まれています。これらの成分は抗酸化作用があり、体内の老化や病気の原因となる活性酸素を抑制する効果があります。また、ビタミンCは美肌効果も期待できます。

やまももの食べ方のポイント

やまももを低脂質ダイエットに効果的に取り入れるためには、適切な食べ方が重要です。まず、やまももは新鮮なものを選ぶことが大切です。新鮮なやまももは風味も豊かで、栄養価も高いです。

また、やまももは生食やジャムとして食べることができます。生食の場合は洗ってからそのまま食べるか、カットしてサラダに加えるなどの方法があります。ジャムにする場合は、砂糖を控えめに加えることで低カロリーなおやつとして楽しむことができます。

まとめ

やまももは低脂質ダイエットに特に効果的な果物です。低脂質であることにより、脂肪の摂取量を抑えることができます。また、食物繊維やビタミンC、ポリフェノールなどの栄養素も含まれており、健康にも良い影響を与えます。適切な食べ方を心掛けて、やまももを取り入れることで、より効果的な低脂質ダイエットを実践することができるでしょう。

「やまもも」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	47	Kcal	低い
炭水化物	11.3	g
└糖質	10.2	g	低い
└食物繊維	1.1	g	普通
たんぱく質	0.5	g	かなり低い
脂質	0.2	g	低い
「やまもも」のその他栄養情報
廃棄率	10	%	特になし
水分	87.8	g	多い
有機酸	-	g	無し
灰分	0.2	g	低い
コレステロール	0	mg	無し
食塩相当量	0	mg	無し
アルコール	-	g	無し
「やまもも」のビタミン・無機質等
ナトリウム	4	mg	低い
カリウム	120	mg	普通
カルシウム	4	mg	低い
マグネシウム	7	mg	低い
リン	5	mg	低い
鉄	0.4	mg	普通
亜鉛	0.1	mg	低い
銅	0.03	mg	低い
マンガン	0.22	mg	普通
ヨウ素	-	μg	無し
セレン	-	μg	無し
クロム	-	μg	無し
モリブデン	-	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	(0)	μg	無し
└α-カロテン	0	μg	無し
└β-カロテン	18	μg	多い
└β-クリプトキサンチン	2	μg	多い
└β-カロテン当量	19	μg	普通
└レチノール活性当量	2	μg	普通
ビタミンD	(0)	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	0.3	mg	普通
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	-	μg	無し
ビタミンB1	0.04	mg	普通
ビタミンB2	0.03	mg	低い
ナイアシン	0.3	mg	低い
ビタミンB6	0.05	mg	普通
ビタミンB12	0	μg	無し
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.21	mg	普通
ビオチン	-	μg	無し
ビタミンC	4	mg	多い

試料： 栽培品／廃棄部位： 種子

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。