このページでは赤すぐりのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
赤すぐりのカロリーは43kcal(100gあたり)!これってどうなの?
赤すぐりの可食部100gあたりのカロリーは、43kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1298位です。これは多い順にすると上位81%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「低い」です。
また、日本食品標準成分表の「果物」ジャンルので赤すぐりのカロリーを評価すると、118件中85位です。これは上位から72%に位置するカロリーで、評価は同じく「低い」となります。
カロリー | 43Kcal |
全体での評価 | 1298位 / 1592件中(上位81%…低い) |
「果物」ジャンル内での評価 | 85位 / 118件中(上位72%…低い) |
赤すぐりはカロリーが低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜ赤すぐりのカロリーは低いの?なにが含まれているの?
赤すぐりのカロリーは低い理由
赤すぐりは、可食部100gあたりのカロリーが43kcalと非常に低いです。この低いカロリーの理由は、以下の栄養データから明らかになります。
糖質が低い
赤すぐりは、可食部100gあたりの糖質が7.2gと低いです。糖質が低いため、エネルギー源としてのカロリーも低くなります。糖質の摂取量を抑えたい方や糖質制限をしている方にとっては、赤すぐりは理想的な果物と言えるでしょう。
食物繊維が多い
赤すぐりは、可食部100gあたりの食物繊維が2.8gと多いです。食物繊維は消化吸収されにくく、満腹感を持続させる効果があります。食物繊維が多いことにより、赤すぐりは満腹感を得やすくなり、食事の量を減らすことができます。その結果、カロリー摂取量を抑えることができるのです。
タンパク質がかなり低い
赤すぐりは、可食部100gあたりのタンパク質が0.8gとかなり低いです。タンパク質は体の組織を作り、修復するために必要な栄養素ですが、赤すぐりにはそれほど含まれていません。そのため、カロリーの大部分が糖質や食物繊維から得られることになります。
脂質が低い
赤すぐりは、可食部100gあたりの脂質が0.3gと低いです。脂質はエネルギー源として重要ですが、過剰摂取は体に悪影響を与えることもあります。赤すぐりは脂質が低いため、カロリー摂取量を抑えることができます。
以上の理由から、赤すぐりのカロリーは低いと評価されています。糖質や脂質が低く、食物繊維が多いため、ダイエットや健康管理をしている方にとってはおすすめの果物と言えます。ぜひ、バランスの取れた食事に赤すぐりを取り入れてみてください。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「赤すぐり」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 7.2g | 4 | 28.8kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | 2.8g | 2 | 5.6kcal |
たんぱく質 | 0.8g | 4 | 3.2kcal |
脂質 | 0.3g | 9 | 2.7kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「赤すぐり」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、28.8kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
赤すぐりは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
赤すぐりは、低糖質ダイエットに使える?
果物の中でも、糖質を気にする方にとっては特に注目されるのが「赤すぐり」です。赤すぐりは、糖質量が7.2gと比較的低めですが、低糖質ダイエットにはどちらかというと不向きとされています。
低糖質ダイエットを実践している方々は、糖質摂取を極力控えることで体重の減少や血糖値の安定を図ります。そのため、果物の中でも糖質量の少ないものを選ぶことが求められます。
赤すぐりは、果物の中では糖質量が比較的控えめですが、それでも7.2gという数値は無視できるほど低いわけではありません。低糖質ダイエットを行っている方にとっては、他の果物と比べれば糖質量は少ない方ですが、それでも注意が必要です。
ただし、糖質量が控えめである赤すぐりには、栄養素が豊富に含まれています。ビタミンCや食物繊維、カリウムなど、体に必要な栄養素を多く含んでいます。そのため、栄養バランスを考えた食事に取り入れることで、健康的なダイエットをサポートすることができます。
赤すぐりは、低糖質ダイエットに使える果物の一つと言えるでしょう。糖質量が控えめでありながら、栄養素も豊富に含まれているため、バランスの取れた食事に取り入れることで、健康的なダイエットを実践することができます。
まとめ
赤すぐりは、低糖質ダイエットにどちらかというと不向きだが、糖質量は控えめです。糖質を気にする方にとっては、他の果物と比べれば糖質量は少ない方ですが、それでも注意が必要です。しかし、赤すぐりには栄養素も豊富に含まれており、健康的なダイエットをサポートすることができます。糖質制限をしながらもバランスの取れた食事を心掛けることが大切です。
赤すぐりは、低脂質ダイエットに使える!?
赤すぐりは、低脂質ダイエットに使える?
果物の中でも、赤すぐりは低脂質な選択肢として注目されています。赤すぐりは、その名前の通り赤い果肉を持つ果物であり、甘みと酸味が絶妙にバランスされています。その美味しさと低脂質の特徴から、赤すぐりは低脂質ダイエットに特に効果的な果物として知られています。
赤すぐりの低脂質性
赤すぐりは、100gあたりの脂質量がわずか0.3gと非常に低いです。この低脂質性は、ダイエットをしている人にとっては大きな魅力となります。低脂質の食品を摂取することは、体重管理や健康維持において重要な要素です。赤すぐりは、その低脂質性によって、ダイエット中でも食べることができる果物として選ばれる理由となっています。
赤すぐりの栄養価
赤すぐりは、低脂質だけでなく、他の栄養素も豊富に含んでいます。例えば、ビタミンCや食物繊維、カリウムなどが含まれており、健康に良い影響を与えます。また、赤すぐりには抗酸化作用もあり、老化や病気の予防にも役立つと言われています。これらの栄養素と抗酸化作用によって、赤すぐりはダイエット中でも栄養バランスを保ちながら健康的に体重を減らすことができる果物として適しています。
赤すぐりの食べ方
赤すぐりは、そのまま食べるだけでなく、さまざまな料理にも活用することができます。例えば、サラダやスムージー、ゼリーなどに加えることで、さらに美味しさを引き立てることができます。また、赤すぐりは保存性にも優れており、長期間保存することができます。そのため、手軽に摂取することができる果物としても人気があります。
まとめ
赤すぐりは、低脂質ダイエットに特に効果的な果物です。その低脂質性と栄養価の高さから、ダイエット中でも健康的に体重を減らすことができます。また、赤すぐりの美味しさと多様な食べ方のバリエーションも魅力的です。赤すぐりを取り入れることで、ダイエットがより楽しくなり、成功への道が開けるかもしれません。
最後に、赤すぐりの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「赤すぐり」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 43 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 12.2 | g | |
└糖質 | 7.2 | g | 低い |
└食物繊維 | 2.8 | g | 多い |
たんぱく質 | 0.8 | g | かなり低い |
脂質 | 0.3 | g | 低い |
「赤すぐり」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 20 | % | 特になし |
水分 | 86 | g | 多い |
有機酸 | 2.8 | g | 多い |
灰分 | 0.4 | g | 低い |
コレステロール | - | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「赤すぐり」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 1 | mg | 低い |
カリウム | 200 | mg | 普通 |
カルシウム | 21 | mg | 普通 |
マグネシウム | 6 | mg | 低い |
リン | 17 | mg | 低い |
鉄 | 0.4 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.1 | mg | 低い |
銅 | 0.08 | mg | 普通 |
マンガン | 0.11 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 2 | μg | 多い |
セレン | 0 | μg | 無し |
クロム | 5 | μg | 多い |
モリブデン | 1 | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | - | μg | 無し |
└α-カロテン | 1 | μg | 多い |
└β-カロテン | 10 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | Tr | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 10 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 1 | μg | 普通 |
ビタミンD | - | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0.3 | mg | 多い |
└γ-トコフェロール | 0.1 | mg | 普通 |
└δ-トコフェロール | 0.2 | mg | 多い |
ビタミンK | 13 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.03 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.01 | mg | 低い |
ナイアシン | 0.4 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | - | mg | 無し |
ビタミンB12 | - | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | - | mg | 無し |
ビオチン | 4.3 | μg | 多い |
ビタミンC | 33 | mg | 多い |
別名: レッドカーランツ/廃棄部位: 果柄及び種子/タンニン: 0.2g、ポリフェノール: 0.2g食物繊維:AOAC2011.25法
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。