このページではオロブランコのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
オロブランコのカロリーは43kcal(100gあたり)!これってどうなの?
オロブランコの可食部100gあたりのカロリーは、43kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1294位です。これは多い順にすると上位81%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「低い」です。
また、日本食品標準成分表の「果物」ジャンルのでオロブランコのカロリーを評価すると、118件中86位です。これは上位から72%に位置するカロリーで、評価は同じく「低い」となります。
カロリー | 43Kcal |
全体での評価 | 1294位 / 1592件中(上位81%…低い) |
「果物」ジャンル内での評価 | 86位 / 118件中(上位72%…低い) |
オロブランコはカロリーが低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜオロブランコのカロリーは低いの?なにが含まれているの?
オロブランコのカロリーが低い理由
オロブランコは、果物の中でもカロリーが非常に低いとされています。その理由を以下の栄養データを参考に解説します。
糖質が低い
オロブランコは、可食部100gあたり9.5gの糖質を含んでいます。糖質が低いため、エネルギー源としてのカロリーも低くなります。
食物繊維が普通
オロブランコには、可食部100gあたり0.9gの食物繊維が含まれています。食物繊維は消化吸収がゆっくりと行われるため、満腹感を得やすくなります。また、食物繊維は便通を促進する効果もあります。
タンパク質がかなり低い
オロブランコには、可食部100gあたり0.8gのタンパク質が含まれています。タンパク質は筋肉の形成や修復に関与する栄養素ですが、オロブランコには少量しか含まれていないため、カロリーも低くなっています。
脂質が低い
オロブランコには、可食部100gあたり0.1gの脂質が含まれています。脂質はエネルギー源としてのカロリーを提供しますが、オロブランコにはほとんど含まれていないため、カロリーが低いと言えます。
以上のように、オロブランコのカロリーが低い理由は、糖質、食物繊維、タンパク質、脂質の含有量が他の食材と比べて低いからです。オロブランコを食べることで、低カロリーながら満腹感を得ることができます。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「オロブランコ」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 9.5g | 4 | 38kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | 0.9g | 2 | 1.8kcal |
たんぱく質 | 0.8g | 4 | 3.2kcal |
脂質 | 0.1g | 9 | 0.9kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「オロブランコ」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、38kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
オロブランコは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
オロブランコは、低糖質ダイエットに使える?
果物の中で、糖質量が9.5gと比較的控えめな「オロブランコ」について、低糖質ダイエットに適しているのかについて考えてみましょう。
オロブランコは、低糖質ダイエットにどちらかというと不向き?
オロブランコは、果物の中では糖質量が比較的控えめですが、低糖質ダイエットにおいてはどちらかというと不向きと言えます。低糖質ダイエットでは、糖質摂取を極力控えることが求められますが、オロブランコの糖質量は9.5gとなっています。
オロブランコの糖質量は控えめ
オロブランコは、果物の中でも糖質量が比較的控えめです。一般的な果物の糖質量が10g以上とされる中で、9.5gという数値は少し低めです。そのため、糖質を摂りたいけれども控えめにしたいという方には、オロブランコは適しているかもしれません。
低糖質ダイエットには注意が必要
しかし、低糖質ダイエットを実践している方にとっては、オロブランコは注意が必要です。低糖質ダイエットでは、血糖値の急激な上昇を避けるため、糖質の摂取を極力抑えることが重要です。オロブランコの糖質量は9.5gとなっており、他の果物と比べると控えめではありますが、それでも糖質を摂取することになります。
まとめ
オロブランコは、果物の中では糖質量が比較的控えめですが、低糖質ダイエットにおいてはどちらかというと不向きと言えます。糖質を摂りたいけれども控えめにしたいという方には、オロブランコは適しているかもしれません。しかし、低糖質ダイエットを実践している方にとっては、オロブランコは注意が必要です。糖質摂取を極力抑えるためには、他の低糖質な果物を選ぶことが推奨されます。
オロブランコは、低脂質ダイエットに使える!?
オロブランコは低脂質ダイエットに特に効果的
果物の中でも、オロブランコは低脂質ダイエットに特に効果的な食材です。オロブランコは、その特徴的な白い果肉と甘酸っぱい味わいで人気がありますが、その栄養価も見逃せません。特に、低脂質ダイエットを目指す方にとっては、オロブランコはぴったりの選択肢と言えるでしょう。
オロブランコの脂質量はわずか0.1g
オロブランコの特徴の一つは、その低脂質量です。オロブランコ100gあたりの脂質量はわずか0.1gであり、他の果物と比較しても極めて低い数値です。これは、ダイエット中の方にとって非常に魅力的なポイントと言えるでしょう。
オロブランコの低脂質がダイエットに効果的な理由
オロブランコの低脂質は、ダイエットに効果的な理由があります。まず、脂質は高カロリーな栄養素であり、摂り過ぎると体重増加の原因となります。しかし、オロブランコの低脂質量は、カロリー摂取を抑えることができます。また、脂質は満腹感を与えるため、低脂質のオロブランコを食べることで、満足感を得ながらカロリー摂取を抑えることができるのです。
オロブランコの他の栄養素も魅力的
オロブランコには、脂質以外にも様々な栄養素が含まれています。例えば、ビタミンCや食物繊維、ポリフェノールなどが豊富に含まれており、健康維持にも役立ちます。さらに、オロブランコには抗酸化作用もあり、老化や病気の予防にも効果的です。これらの栄養素も、ダイエット中の方にとっては嬉しいポイントと言えるでしょう。
まとめ
オロブランコは、低脂質ダイエットに特に効果的な果物です。その低脂質量は、カロリー摂取を抑えることができるため、ダイエット中の方にとっては非常に魅力的な食材と言えます。また、その他の栄養素も豊富に含まれており、健康維持にも役立ちます。オロブランコを活用して、健康的なダイエットを実践しましょう。
最後に、オロブランコの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「オロブランコ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 43 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 10.1 | g | |
└糖質 | 9.5 | g | 低い |
└食物繊維 | 0.9 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0.8 | g | かなり低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
「オロブランコ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 45 | % | 特になし |
水分 | 88.7 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.3 | g | 低い |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「オロブランコ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 1 | mg | 低い |
カリウム | 150 | mg | 普通 |
カルシウム | 12 | mg | 普通 |
マグネシウム | 9 | mg | 低い |
リン | 19 | mg | 低い |
鉄 | 0.2 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.1 | mg | 低い |
銅 | 0.05 | mg | 普通 |
マンガン | 0.02 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 1 | μg | 多い |
└β-カロテン | 4 | μg | 普通 |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 5 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | Tr | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.3 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.09 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.02 | mg | 低い |
ナイアシン | 0.3 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.04 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.47 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 38 | mg | 多い |
別名: スイーティー、スウィーティー/廃棄部位: 果皮、じょうのう膜及び種子
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。