にほんすもものカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

にほんすもものカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずはにほんすももの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	46	Kcal	低い
炭水化物	9.4	g
└糖質	8.0	g	低い
└食物繊維	1.6	g	普通
たんぱく質	0.6	g	かなり低い
脂質	1.0	g	低い
食塩相当量	0	mg	無し

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、果物分類に所属する正式名称「（すもも類）　にほんすもも　生」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、にほんすももがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

にほんすももはどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

にほんすももとは？どんな食材？

「にほんすもも」とは、日本で栽培される桃の一種であり、その特徴的な甘さと香りで知られています。この果物は、日本の農家によって丁寧に育てられ、厳しい品質管理のもとで収穫されます。では、にほんすももの特徴を3つに絞ってご説明いたします。

1. 甘さと酸味のバランスが絶妙

にほんすももは、その果肉がしっかりと詰まっており、噛むと口の中に広がるジューシーな味わいが特徴です。甘さと酸味のバランスが絶妙に調和しており、一口食べるだけで幸せな気持ちになることでしょう。熟すにつれて甘さが増し、より美味しくなります。

2. 豊かな香りが広がる

にほんすももは、その独特の香りでも知られています。果皮から広がる甘くフルーティーな香りは、食欲をそそります。食べる前からその香りに包まれると、ますます食べる喜びが増すことでしょう。

3. 栄養価の高さ

にほんすももには、ビタミンCや食物繊維、カリウムなどの栄養素が豊富に含まれています。これらの栄養素は、免疫力の向上や消化促進、美肌効果などに役立つとされています。健康に配慮しながら美味しくいただける果物として、にほんすももはおすすめです。

にほんすももはダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

1. 低カロリーであるため、ダイエットに適している

「にほんすもも」は、可食部100gあたり46kcalという低カロリーな食材です。カロリーが低いため、ダイエット中の方やカロリーコントロールを意識している方にとっては理想的な食材と言えます。食事のカロリー摂取量を抑えつつ、満腹感を得ることができるため、健康的な食事に役立つと言えます。

2. 糖質が低いため、血糖値の上昇を抑える効果がある

「にほんすもも」に含まれる糖質は、可食部100gあたり8gと低いです。糖質の摂取量が多いと、血糖値が急激に上昇してしまう可能性がありますが、糖質が低い「にほんすもも」を摂取することで、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。血糖値の急激な上昇を防ぐことで、糖尿病やメタボリックシンドロームの予防にも役立つと言えます。

3. 食物繊維が含まれているため、腸内環境の改善に寄与する

「にほんすもも」には、可食部100gあたり1.6gの食物繊維が含まれています。食物繊維は、腸内環境の改善に寄与すると言われており、便通の改善や便秘の予防に役立ちます。また、食物繊維には食事の満腹感を持続させる効果もありますので、食事の量を抑えることができ、ダイエットにも効果的です。腸内環境の改善は、免疫力の向上や健康維持にも繋がるため、健康的な食事には欠かせない要素と言えます。

以上のように、「にほんすもも」は低カロリーであり、糖質が低く血糖値の上昇を抑える効果があり、さらに食物繊維が含まれているため腸内環境の改善に寄与する食材です。これらの特徴から、健康的な食事に取り入れることで、ダイエットや血糖値の管理、腸内環境の改善に役立つと言えます。

おすすめ：にほんすもものダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

にほんすももに含まれる無機質の栄養を解説！

1. 低いナトリウム含有量

「にほんすもも」は、可食部100gあたりのナトリウム含有量が1mgと非常に低いです。ナトリウムは高血圧や心臓病のリスクを高めることが知られており、低ナトリウム食は健康にとって重要です。この点から、「にほんすもも」は健康に配慮した食材と言えます。

2. 普通のカリウム含有量

「にほんすもも」には、可食部100gあたりに150mgのカリウムが含まれています。カリウムは体内の水分バランスを調整したり、心臓の正常な機能を維持するために必要な栄養素です。カリウムの含有量が普通であることから、「にほんすもも」はバランスの取れた食事に適した食材と言えます。

3. 多いクロム含有量

「にほんすもも」には、可食部100gあたりに1μgのクロムが含まれています。クロムは血糖値の調節に関与し、糖尿病の予防や管理に役立つとされています。クロムの含有量が多いことから、「にほんすもも」は糖尿病対策に適した食材と言えます。

以上の特徴から、「にほんすもも」は低ナトリウム食に適しており、カリウムやクロムの含有量もバランスが取れているため、健康に配慮した食材と言えます。また、糖尿病の予防や管理にも役立つ特徴を持っています。

にほんすももに含まれるビタミンを解説！

ビタミンA

「にほんすもも」に含まれるビタミンAは、レチノールやα-カロテンは無く、しかし、β-カロテンやβ-クリプトキサンチン、β-カロテン当量は多く含まれています。また、レチノール活性当量も普通の量です。

ビタミンE

「にほんすもも」に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールが普通の量含まれていますが、β-トコフェロールやγ-トコフェロール、δ-トコフェロールは含まれていません。

その他のビタミン

「にほんすもも」にはビタミンB1やビタミンB2が低い量含まれており、ナイアシンやビタミンB6は普通の量です。また、パントテン酸は低い量、ビオチンは普通の量、ビタミンCは多く含まれています。

なお、「にほんすもも」にはビタミンD、ビタミンK、ビタミンB12、葉酸は含まれていません。

「にほんすもも」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	46	Kcal	低い
炭水化物	9.4	g
└糖質	8.0	g	低い
└食物繊維	1.6	g	普通
たんぱく質	0.6	g	かなり低い
脂質	1.0	g	低い
「にほんすもも」のその他栄養情報
廃棄率	7	%	特になし
水分	88.6	g	多い
有機酸	-	g	無し
灰分	0.4	g	低い
コレステロール	0	mg	無し
食塩相当量	0	mg	無し
アルコール	-	g	無し
「にほんすもも」のビタミン・無機質等
ナトリウム	1	mg	低い
カリウム	150	mg	普通
カルシウム	5	mg	低い
マグネシウム	5	mg	低い
リン	14	mg	低い
鉄	0.2	mg	低い
亜鉛	0.1	mg	低い
銅	0.03	mg	低い
マンガン	0.07	mg	普通
ヨウ素	0	μg	無し
セレン	0	μg	無し
クロム	1	μg	多い
モリブデン	1	μg	普通
ビタミンA
└レチノール	(0)	μg	無し
└α-カロテン	0	μg	無し
└β-カロテン	76	μg	多い
└β-クリプトキサンチン	6	μg	多い
└β-カロテン当量	79	μg	多い
└レチノール活性当量	7	μg	普通
ビタミンD	(0)	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	0.6	mg	普通
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	-	μg	無し
ビタミンB1	0.02	mg	低い
ビタミンB2	0.02	mg	低い
ナイアシン	0.3	mg	普通
ビタミンB6	0.04	mg	普通
ビタミンB12	(0)	μg	無し
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.14	mg	低い
ビオチン	0.2	μg	普通
ビタミンC	4	mg	多い

別名： すもも、はたんきょう、プラム／廃棄部位： 核

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。