このページでは、果物のマンゴスチンを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
マンゴスチンのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはマンゴスチンの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 71 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 17.5 | g | |
└糖質 | 16.1 | g | 普通 |
└食物繊維 | 1.4 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0.6 | g | かなり低い |
脂質 | 0.2 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、果物分類に所属する正式名称「マンゴスチン 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、マンゴスチンがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
マンゴスチンはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
マンゴスチンとは?どんな食材?
マンゴスチンは、熱帯地域で栽培される果物であり、その外見や味わいから「果物の女王」とも称されています。日本ではあまり馴染みのない果物ですが、近年では健康食品として注目されています。
外見
マンゴスチンは、外見は小さな丸い形状をしており、直径は約3〜6センチメートル程度です。果皮は赤紫色で、表面には小さな突起があります。果実の内部には、白い果肉が詰まっており、果肉の周りには苦い皮があります。果肉は一つ一つがふっくらとしており、食感はジューシーで滑らかです。
味わい
マンゴスチンの果肉は、甘みと酸味がバランスよく調和しており、非常に爽やかな味わいを持っています。また、果肉の食感は柔らかでありながらも、ほどよい歯ごたえがあります。果肉を口に含むと、口の中に広がる芳醇な香りも特徴的です。
栄養価
マンゴスチンには、ビタミンCや食物繊維、ポリフェノールなどの栄養素が豊富に含まれています。特にビタミンCは免疫力を高める効果があり、美肌や風邪予防にも役立ちます。さらに、マンゴスチンには抗酸化作用があり、体内の活性酸素を除去する効果も期待されています。
マンゴスチンは、独特な味わいと栄養価の高さから、健康志向の人々に愛される果物です。ぜひ、その魅力を味わってみてください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はマンゴスチンがダイエットにどう役立つか説明します!
マンゴスチンはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーでダイエットに適している
マンゴスチンは、可食部100gあたり71kcalという低カロリーな果物です。カロリーが低いため、ダイエット中の方にとっては理想的な食材と言えます。マンゴスチンを適度に摂取することで、カロリー摂取を抑えつつ満腹感を得ることができます。
2. 糖質が普通でエネルギー補給に適している
マンゴスチンには、可食部100gあたり16.1gの糖質が含まれています。糖質は体にエネルギーを供給する役割を果たします。マンゴスチンの糖質量は普通の範囲にあり、適度なエネルギー補給に役立ちます。運動前後や疲労回復のために、マンゴスチンを摂取することでエネルギーを補給することができます。
3. 食物繊維が普通で腸内環境を整える
マンゴスチンには、可食部100gあたり1.4gの食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内環境を整える効果があり、便通を促進する働きがあります。マンゴスチンを摂取することで、腸内環境を整えることができます。健康的な腸内環境は、免疫力の向上や体内の老廃物の排出にも役立ちます。
以上のように、マンゴスチンは低カロリーでダイエットに適しており、糖質が普通でエネルギー補給に役立ち、食物繊維が普通で腸内環境を整える効果があります。健康的な食事に取り入れることで、バランスの取れた食事を実現することができます。
おすすめ:マンゴスチンのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
マンゴスチンに含まれる無機質の栄養を解説!
マンゴスチンの特徴
マンゴスチンは、以下の3つの特徴を持っています。
1. マンガンが多い
マンゴスチンは、マンガンの含有量が多い特徴があります。マンガンは骨や結合組織の形成に関与しており、酵素の働きをサポートする役割があります。
2. 低い無機質栄養素の含有量
マンゴスチンは、ナトリウム、カリウム、カルシウム、リン、鉄、亜鉛の含有量が低い特徴があります。これは、これらの栄養素が少ないことを意味し、特にナトリウムやカリウムの摂取制限を必要とする人にとっては適した食材と言えます。
3. マグネシウムと銅が普通の含有量
マンゴスチンには、マグネシウムと銅が普通の含有量で含まれています。マグネシウムは骨や筋肉の健康維持に関与し、銅は酵素の働きをサポートする役割があります。
マンゴスチンに含まれるビタミンを解説!
マンゴスチンに含まれるビタミンの特徴
マンゴスチンに含まれるビタミンの特徴を3つに絞って論じます。
1. ビタミンEの含有量が豊富
マンゴスチンには、α-トコフェロール、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールの4種類のビタミンEが含まれています。特にβ-トコフェロールとδ-トコフェロールの含有量は多く、ビタミンEの摂取源として適しています。
2. ビタミンB1の含有量が多い
マンゴスチンにはビタミンB1が多く含まれています。ビタミンB1はエネルギー代謝に関与し、神経系の正常な機能を維持するために必要な栄養素です。マンゴスチンを摂取することで、ビタミンB1の補給ができます。
3. ビタミンCの含有量が多い
マンゴスチンにはビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCは抗酸化作用を持ち、免疫力の向上やコラーゲンの生成に関与します。マンゴスチンを摂取することで、ビタミンCの補給ができます。
最後に、マンゴスチンの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「マンゴスチン」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 71 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 17.5 | g | |
└糖質 | 16.1 | g | 普通 |
└食物繊維 | 1.4 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0.6 | g | かなり低い |
脂質 | 0.2 | g | 低い |
「マンゴスチン」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 70 | % | 特になし |
水分 | 81.5 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.2 | g | 低い |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「マンゴスチン」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 1 | mg | 低い |
カリウム | 100 | mg | 低い |
カルシウム | 6 | mg | 低い |
マグネシウム | 18 | mg | 普通 |
リン | 12 | mg | 低い |
鉄 | 0.1 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.2 | mg | 低い |
銅 | 0.07 | mg | 普通 |
マンガン | 0.35 | mg | 多い |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | 1 | μg | 普通 |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 0 | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.6 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0.1 | mg | 多い |
└γ-トコフェロール | 0.1 | mg | 普通 |
└δ-トコフェロール | 0.1 | mg | 多い |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.11 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.03 | mg | 低い |
ナイアシン | 0.5 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.04 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.33 | mg | 普通 |
ビオチン | 0.6 | μg | 普通 |
ビタミンC | 3 | mg | 多い |
試料: 冷凍品/廃棄部位: 果皮及び種子
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。