このページでは、果物のまくわうりを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
まくわうりのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはまくわうりの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 34 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 7.8 | g | |
└糖質 | 7.0 | g | 低い |
└食物繊維 | 1.0 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0.8 | g | かなり低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、果物分類に所属する正式名称「まくわうり 黄肉種 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、まくわうりがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
まくわうりはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:DELISH KITCHEN
まくわうりとは?どんな食材?
まくわうりは、独特な形状と味わいを持つ果物です。以下に、まくわうりの特徴を3つご紹介します。
1. 外見
まくわうりは、細長い形状をしており、表面は緑色の皮で覆われています。また、表面には細かい突起があり、触ると少しザラザラとした感触があります。この特徴的な外見は、まくわうりを他の果物と区別するポイントとなります。
2. 味わい
まくわうりの味わいは、甘みと酸味のバランスが絶妙です。果肉はしっかりとした食感があり、噛むと爽やかなジューシーさが口いっぱいに広がります。甘さと酸味の絶妙な調和が、まくわうりの魅力の一つと言えます。
3. 利用方法
まくわうりは、生で食べるほか、さまざまな料理に活用することができます。サラダやスムージーに加えると、爽やかな味わいが引き立ちます。また、まくわうりをスライスしてデザートに添えると、見た目にも華やかさを添えることができます。さまざまな料理で活躍することができる多機能な果物です。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はまくわうりがダイエットにどう役立つか説明します!
まくわうりはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:DELISH KITCHEN
1. 低カロリーでダイエットに適している
まくわうりは100gあたり34kcalと、非常に低カロリーです。カロリー摂取を制限したい方やダイエット中の方にとって、まくわうりは優れた選択肢となります。食事の中でボリュームを出したい場合にも、まくわうりを取り入れることで満腹感を得ることができます。
2. 糖質が低く血糖値の上昇を抑える効果がある
まくわうりは糖質が7gと低いため、血糖値の急激な上昇を抑える効果があります。糖質の摂取量を気にされている方や糖尿病の方にとって、まくわうりは血糖値のコントロールに役立つ食材と言えます。
3. 食物繊維が豊富で腸内環境を改善する効果がある
まくわうりには食物繊維が1g含まれており、腸内環境を改善する効果があります。食物繊維は便通を促進し、腸内の善玉菌の増殖を助けます。健康な腸内環境を保つためには、まくわうりを積極的に摂取することがおすすめです。
以上のように、まくわうりは低カロリーでダイエットに適しており、糖質が低く血糖値の上昇を抑える効果があり、さらに食物繊維が豊富で腸内環境を改善する効果があります。健康的な食事に取り入れることで、バランスの取れた食生活を実現することができます。
おすすめ:まくわうりのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
まくわうりに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:DELISH KITCHEN
1. 低いナトリウム含有量
「まくわうり」はナトリウムの含有量が1 mgと非常に低いです。ナトリウムは高血圧や心臓病のリスク因子となることが知られており、摂取を控える必要があります。この点で「まくわうり」は健康に配慮した食材と言えます。
2. 普通のカリウム含有量
「まくわうり」にはカリウムが280 mg含まれています。カリウムは体内の水分バランスを調整したり、神経や筋肉の正常な機能を維持するために必要な栄養素です。カリウムの含有量が普通とされる「まくわうり」は、健康な体を維持するために適切な量のカリウムを摂取できる食材と言えます。
3. 低いカルシウム含有量
「まくわうり」にはカルシウムがわずか6 mg含まれています。カルシウムは骨や歯の形成に重要な役割を果たす栄養素であり、不足すると骨粗しょう症などのリスクが高まります。しかし、「まくわうり」にはカルシウムが低いため、他の食材と組み合わせてバランスの取れた食事を摂る必要があるでしょう。
まくわうりに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンAの特徴
「まくわうり」に含まれるビタミンAは、レチノールは含まれず、代わりにα-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチンなどが多く含まれています。これらの成分は、体内で必要な分だけレチノールに変換されるため、ビタミンAの摂取源として効果的です。
2. ビタミンEの特徴
「まくわうり」に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールが少量含まれています。一方で、β-トコフェロールやδ-トコフェロールは含まれていません。したがって、ビタミンEの摂取には他の食材を組み合わせる必要があります。
3. その他のビタミンの特徴
「まくわうり」にはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、ビタミンCが含まれています。これらのビタミンの含有量は普通から低いものが多いですが、ビタミンCは多く含まれています。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はまくわうりの使用例としてレシピをご紹介します。
まくわうりを使ったレシピ3選!
#1 さっぱりと味わう! まくわうりのマリネ
まくわうり、オリーブオイル、黒こしょう
このレシピは、まくわうりを使ったさっぱりとしたマリネの作り方です。まくわうりはジューシーで甘みがあるので、酢と合わせるとさっぱりとした味わいになります。…
レシピを見る#2 さわやかな味わい♪ まくわうりのシャーベット
まくわうり、砂糖、レモン汁
このレシピはまくわうりを使ったシャーベットです。まくわうりとレモン汁を撹拌して固めるだけで、簡単に作ることができます。…
レシピを見る#3 簡単デザート♪ マクワウリコンポート
まくわうり、砂糖
このレシピはまくわうりを使った簡単デザートです。まくわうりを砂糖とレモンで煮ることで、まくわうりのおいしさがギュギュっと凝縮されます。…
レシピを見る最後に、まくわうりの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「まくわうり」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 34 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 7.8 | g | |
└糖質 | 7.0 | g | 低い |
└食物繊維 | 1.0 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0.8 | g | かなり低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
「まくわうり」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 40 | % | 特になし |
水分 | 90.8 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.5 | g | 低い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「まくわうり」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 1 | mg | 低い |
カリウム | 280 | mg | 普通 |
カルシウム | 6 | mg | 低い |
マグネシウム | 12 | mg | 普通 |
リン | 8 | mg | 低い |
鉄 | 0.2 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.1 | mg | 低い |
銅 | 0.02 | mg | 低い |
マンガン | 0.05 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 68 | μg | 多い |
└β-カロテン | 140 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 4 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 180 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 15 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.1 | mg | 低い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.3 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.03 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.03 | mg | 低い |
ナイアシン | 0.8 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.06 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.16 | mg | 低い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 30 | mg | 多い |
廃棄部位: 果皮及び種子
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。