このページではドラゴンフルーツのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
ドラゴンフルーツのカロリーは52kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:Eレシピ
ドラゴンフルーツの可食部100gあたりのカロリーは、52kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1249位です。これは多い順にすると上位78%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「低い」です。
また、日本食品標準成分表の「果物」ジャンルのでドラゴンフルーツのカロリーを評価すると、118件中60位です。これは上位から50%に位置するカロリーで、評価は「平均的」となります。
カロリー | 52Kcal |
全体での評価 | 1249位 / 1592件中(上位78%…低い) |
「果物」ジャンル内での評価 | 60位 / 118件中(上位50%…平均的) |
ドラゴンフルーツはカロリーが低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜドラゴンフルーツのカロリーは低いの?なにが含まれているの?
引用元:DELISH KITCHEN
ドラゴンフルーツのカロリーは低い理由
ドラゴンフルーツは、可食部100gあたりのカロリーが52kcalと、他の食材と比較して「低い」と評価されています。その理由を以下の栄養データを参考に解説します。
糖質が低い
ドラゴンフルーツには、可食部100gあたり9.9gの糖質が含まれています。この量は他の果物と比較しても「低い」と言えます。糖質が少ないことから、エネルギー源としてのカロリーも低く抑えられています。
食物繊維が普通
ドラゴンフルーツには、可食部100gあたり1.9gの食物繊維が含まれています。この量は「普通」と評価されます。食物繊維は消化を助け、満腹感を与えるため、カロリー摂取を抑える効果があります。
タンパク質が低い
ドラゴンフルーツには、可食部100gあたり1.4gのタンパク質が含まれています。この量も他の食材と比較して「低い」と言えます。タンパク質はエネルギー源としてのカロリーを提供しますが、その量が少ないため、ドラゴンフルーツのカロリーも低くなっています。
脂質が低い
ドラゴンフルーツには、可食部100gあたり0.3gの脂質が含まれています。この量も他の食材と比較して「低い」と評価されます。脂質は高カロリーな栄養素であるため、その量が少ないことが、ドラゴンフルーツのカロリーを低く保つ要因となっています。
以上の理由から、ドラゴンフルーツのカロリーは低いと評価されています。糖質、食物繊維、タンパク質、脂質の量が他の食材と比較して低いため、カロリー摂取を抑える効果があります。健康やダイエットを意識する方にとって、ドラゴンフルーツはおすすめの果物と言えるでしょう。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「ドラゴンフルーツ」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 9.9g | 4 | 39.6kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | 1.9g | 2 | 3.8kcal |
たんぱく質 | 1.4g | 4 | 5.6kcal |
脂質 | 0.3g | 9 | 2.7kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「ドラゴンフルーツ」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、39.6kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
ドラゴンフルーツは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:DELISH KITCHEN
ドラゴンフルーツは、低糖質ダイエットに使える?
ドラゴンフルーツは、果物の一種であり、糖質量が9.9gとなっています。このことから、ドラゴンフルーツは低糖質ダイエットにどちらかと言えば不向きとされていますが、糖質量は控えめです。
低糖質ダイエットは、血糖値の上昇を抑えることを目的としています。糖質摂取を制限することで、血糖値の急激な上昇を防ぎ、インスリンの分泌をコントロールすることができます。
しかし、ドラゴンフルーツは果物の中でも糖質量がやや高めです。そのため、低糖質ダイエットを行っている方にとっては、摂取量には注意が必要です。
ただし、ドラゴンフルーツは他の果物と比べると糖質量が控えめです。また、食物繊維やビタミンC、カリウムなどの栄養素も豊富に含まれています。これらの栄養素は健康維持に役立ちます。
したがって、ドラゴンフルーツは低糖質ダイエットに完全に適しているとは言い難いですが、糖質量が控えめであることから、適度な摂取量ならば取り入れることができます。
まとめ
ドラゴンフルーツは低糖質ダイエットにどちらかと言えば不向きですが、糖質量は控えめです。低糖質ダイエットを行っている方は、摂取量には注意が必要ですが、ドラゴンフルーツには栄養素も豊富に含まれています。適度な摂取量ならば、ドラゴンフルーツを取り入れることができます。ただし、個々の体質やダイエットの目的に合わせて、適切な食事プランを立てることが重要です。
ドラゴンフルーツは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:味の素
ドラゴンフルーツは、低脂質ダイエットに特に効果的
ドラゴンフルーツは、美味しさと栄養価の高さで人気のある果物ですが、その低脂質な特徴も魅力の一つです。ドラゴンフルーツは、100gあたりの脂質がわずか0.3gと非常に低い値を示しています。
低脂質ダイエットは、健康的な体重管理や生活習慣病の予防に効果的です。脂質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎると体重増加や血液中のコレステロール値の上昇などのリスクがあります。そのため、脂質の摂取量を制限することは、健康維持に欠かせません。
ドラゴンフルーツの低脂質効果
ドラゴンフルーツは、低脂質ダイエットに特に効果的な果物と言えます。その低脂質効果は、ダイエットや健康志向の方にとって大きな魅力です。
また、ドラゴンフルーツには食物繊維やビタミンC、抗酸化作用のあるポリフェノールなど、健康に良い成分が豊富に含まれています。これらの成分は、脂質の代謝を促進したり、体内の老廃物を排出する効果があります。さらに、ドラゴンフルーツは低カロリーでありながら、満腹感を与えることができるため、ダイエット中でも満足感を得ることができます。
ドラゴンフルーツの活用法
ドラゴンフルーツは、そのまま食べるだけでなく、様々な料理に活用することができます。朝食には、ヨーグルトやシリアルと一緒に食べることで、栄養バランスの良い食事を摂ることができます。また、サラダやスムージーに加えることで、さらなる健康効果を享受することができます。
低脂質ダイエットを実践する際には、ドラゴンフルーツを積極的に取り入れることをおすすめします。その美味しさと健康効果は、ダイエットをより楽しく効果的にすることができるでしょう。
まとめ
ドラゴンフルーツは、低脂質ダイエットに特に効果的な果物です。その低脂質効果や栄養価の高さから、健康志向の方やダイエット中の方にとって、理想的な食材と言えるでしょう。積極的にドラゴンフルーツを取り入れることで、健康的な体重管理や生活習慣病の予防に役立つことが期待できます。ぜひ、食事の一部としてドラゴンフルーツを楽しんでみてください。
最後に、ドラゴンフルーツの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ドラゴンフルーツ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 52 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 11.8 | g | |
└糖質 | 9.9 | g | 低い |
└食物繊維 | 1.9 | g | 普通 |
たんぱく質 | 1.4 | g | 低い |
脂質 | 0.3 | g | 低い |
「ドラゴンフルーツ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 35 | % | 特になし |
水分 | 85.7 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.8 | g | 普通 |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「ドラゴンフルーツ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | Tr | mg | 無し |
カリウム | 350 | mg | 多い |
カルシウム | 6 | mg | 低い |
マグネシウム | 41 | mg | 多い |
リン | 29 | mg | 低い |
鉄 | 0.3 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.3 | mg | 普通 |
銅 | 0.03 | mg | 低い |
マンガン | 0.09 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.4 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.1 | mg | 普通 |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.08 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.06 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.4 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.05 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.53 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 7 | mg | 多い |
別名: ピタヤ/試料: レッドピタヤ/廃棄部位: 果皮
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。