このページでは、果物のドラゴンフルーツを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
ドラゴンフルーツのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはドラゴンフルーツの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 52 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 11.8 | g | |
└糖質 | 9.9 | g | 低い |
└食物繊維 | 1.9 | g | 普通 |
たんぱく質 | 1.4 | g | 低い |
脂質 | 0.3 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、果物分類に所属する正式名称「ドラゴンフルーツ 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、ドラゴンフルーツがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
ドラゴンフルーツはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:Eレシピ
ドラゴンフルーツとは?どんな食材?
ドラゴンフルーツは、熱帯地域で栽培される珍しい果物です。その外見は、鮮やかなピンクや赤色の皮に覆われており、鱗状の模様が特徴です。果肉は白色または赤色で、小さな黒い種がたくさん含まれています。
ドラゴンフルーツの味と香り
ドラゴンフルーツは、甘くて爽やかな味わいがあります。果肉はジューシーで、わずかに酸味がありますが、非常に食べやすいです。また、独特の香りもあり、フルーティーで芳醇な香りが広がります。
ドラゴンフルーツの栄養価
ドラゴンフルーツには、ビタミンCやビタミンE、食物繊維、カルシウム、鉄などの栄養素が豊富に含まれています。特にビタミンCは、免疫力を高める効果があります。また、食物繊維は腸内環境を整え、消化をサポートします。
以上のように、ドラゴンフルーツは見た目も美しい珍しい果物であり、甘くて爽やかな味わいと豊富な栄養価が特徴です。ぜひ一度お試しください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はドラゴンフルーツがダイエットにどう役立つか説明します!
ドラゴンフルーツはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:DELISH KITCHEN
ドラゴンフルーツの栄養データ
ドラゴンフルーツは、可食部100gあたりで以下のような栄養素を含んでいます。
1. 低カロリーである
ドラゴンフルーツは、可食部100gあたりで52kcalのカロリーを含んでいます。これは非常に低いカロリーであり、ダイエット中やカロリー制限をしている方にとっては優れた食材と言えます。
2. 糖質が低い
ドラゴンフルーツは、可食部100gあたりで9.9gの糖質を含んでいます。糖質の摂取を控えたい方にとっては、低糖質の食材として選ぶことができます。
3. 食物繊維が含まれている
ドラゴンフルーツは、可食部100gあたりで1.9gの食物繊維を含んでいます。食物繊維は腸内環境を整える効果があり、便通を促進することが知られています。また、食物繊維は満腹感を与えるため、食事の量を抑えることにも役立ちます。
以上のように、ドラゴンフルーツは低カロリーであり、糖質が低く、食物繊維を含んでいるため、健康的な食事に役立つ食材と言えます。特にダイエットや血糖値の管理を考えている方におすすめです。
おすすめ:ドラゴンフルーツのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
ドラゴンフルーツに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:DELISH KITCHEN
ドラゴンフルーツの特徴
ドラゴンフルーツは、以下の3つの特徴があります。
1. カリウムが多い
ドラゴンフルーツは、可食部100gあたり350mgのカリウムを含んでいます。カリウムは、体内の水分バランスを調整するために重要な役割を果たしており、心臓や筋肉の正常な機能を維持するのに必要です。ドラゴンフルーツの摂取は、カリウムの補給に役立つことができます。
2. カルシウムが低い
ドラゴンフルーツは、可食部100gあたりわずか6mgのカルシウムを含んでいます。カルシウムは、骨や歯の形成に重要な栄養素ですが、ドラゴンフルーツはカルシウムの供給源としては適していません。カルシウムを十分に摂取するためには、他の食材との組み合わせが必要です。
3. マグネシウムが多い
ドラゴンフルーツは、可食部100gあたり41mgのマグネシウムを含んでいます。マグネシウムは、骨や筋肉の健康維持に重要な役割を果たしており、エネルギーの代謝や神経伝達にも関与しています。ドラゴンフルーツはマグネシウムの良い供給源となるため、健康な体を維持するためには積極的に摂取することが推奨されます。
以上のように、ドラゴンフルーツはカリウムが多く、カルシウムが低い特徴を持ち、またマグネシウムの摂取にも役立つ食材です。正しい摂取方法を守りながら、バランスの取れた食事に取り入れることが大切です。
ドラゴンフルーツに含まれるビタミンを解説!
引用元:味の素
ドラゴンフルーツのビタミンの特徴
ドラゴンフルーツに含まれるビタミンの特徴を3つに絞って論じます。
ビタミンEの特徴
ドラゴンフルーツにはビタミンEが含まれています。ビタミンEは、α-トコフェロールとγ-トコフェロールの2つのタイプがあります。ドラゴンフルーツに含まれるビタミンEの量は、α-トコフェロールで0.4 mg、γ-トコフェロールで0.1 mgです。この量は一般的な範囲にあります。
ビタミンB群の特徴
ドラゴンフルーツにはビタミンB群も含まれています。ビタミンB1は0.08 mg、ビタミンB2は0.06 mg、ナイアシンは0.4 mg、ビタミンB6は0.05 mg、パントテン酸は0.53 mgです。これらの量は一般的な範囲にあります。
ビタミンCの特徴
ドラゴンフルーツにはビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCの量は7 mgで、これは多い量です。ビタミンCは抗酸化作用や免疫力向上に役立つとされており、ドラゴンフルーツの摂取によってこれらの効果を得ることができます。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はドラゴンフルーツの使用例としてレシピをご紹介します。
ドラゴンフルーツを使ったレシピ5選!
#1 ドラゴンフルーツと生ハムのサラダ
ドラゴンフルーツ、生ハム、水菜、プチトマト、イタリアンドレッシング
このレシピはドラゴンフルーツと生ハムを使ったサラダ料理です。10分の調理時間で、ドラゴンフルーツの優しい甘さと生ハムの塩気が楽しめる簡単な料理です。…
レシピを見る#2 おもてなしにも! ドラゴンフルーツパンチ
サイダー、ドラゴンフルーツ[ホワイト、ナタデココ、フルーツミックス缶
このレシピはドラゴンフルーツを使った贅沢なパンチのレシピです。まず、サイダー、ドラゴンフルーツ、ナタデココ、フルーツミックス缶、氷を用意します。…
レシピを見る#3 見た目も綺麗! ピタヤボウル
ドラゴンフルーツ[レッド、ミックスベリー[冷凍、バナナ[冷凍、はちみつ、グラノーラ、バナナ、キウイ、いちご
このレシピはドラゴンフルーツを使った見た目も綺麗なピタヤボウルの作り方です。冷凍したドラゴンフルーツやミックスベリー、バナナを使って、ひんやりとした食感を楽しめる一品に仕上げました。…
レシピを見る#5 世界各国のチーズ盛り合わせ
ラディッシュ、デンマーク産ホングブラビットチーズ、ドライフルーツのミックス、デンマーク産クリーミーハバティチーズ、フランス産ロックフォールチーズ、ドラゴンフルーツ、セルフィーユ
レストランではよく目にするチーズの盛り合わせ。前菜やおつまみとしても、おやつとしても活躍します。…
レシピを見る最後に、ドラゴンフルーツの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ドラゴンフルーツ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 52 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 11.8 | g | |
└糖質 | 9.9 | g | 低い |
└食物繊維 | 1.9 | g | 普通 |
たんぱく質 | 1.4 | g | 低い |
脂質 | 0.3 | g | 低い |
「ドラゴンフルーツ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 35 | % | 特になし |
水分 | 85.7 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.8 | g | 普通 |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「ドラゴンフルーツ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | Tr | mg | 無し |
カリウム | 350 | mg | 多い |
カルシウム | 6 | mg | 低い |
マグネシウム | 41 | mg | 多い |
リン | 29 | mg | 低い |
鉄 | 0.3 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.3 | mg | 普通 |
銅 | 0.03 | mg | 低い |
マンガン | 0.09 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.4 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.1 | mg | 普通 |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.08 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.06 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.4 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.05 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.53 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 7 | mg | 多い |
別名: ピタヤ/試料: レッドピタヤ/廃棄部位: 果皮
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。