このページでは、果物の花梨(かりん)を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
花梨(かりん)のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずは花梨(かりん)の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 58 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 18.3 | g | |
└糖質 | 9.4 | g | 低い |
└食物繊維 | 8.9 | g | 多い |
たんぱく質 | 0.4 | g | かなり低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、果物分類に所属する正式名称「かりん 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、花梨(かりん)がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
花梨(かりん)はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
花梨(かりん)とは?どんな食材?
花梨(かりん)は、甘くて爽やかな風味が特徴の果物です。その見た目は、外側が黄色く瑞々しい果肉が透明な半透明の果皮に包まれています。果肉は柔らかく、多汁でありながらも繊維が少ないため、食べやすい食材として人気があります。
花梨の味わいと香り
花梨の味わいは、甘みと酸味のバランスが絶妙であり、爽やかな風味が口いっぱいに広がります。その香りは、フレッシュでありながらも芳醇であり、食欲をそそります。熟した花梨は、より甘みが増し、香りも一層豊かになります。
花梨の使い方と料理への活用
花梨は、そのまま食べるだけでなく、さまざまな料理に活用することができます。例えば、サラダやフルーツ盛り合わせに加えることで、華やかで彩り豊かな一品に仕上げることができます。また、ジャムやソース、パイやケーキの材料としても利用され、独特の味わいを楽しむことができます。
以上、花梨(かりん)の特徴や味わい、料理への活用方法について説明しました。花梨は、その独特な風味と食べやすさから、幅広い料理に取り入れられています。ぜひ、機会があれば花梨を味わってみてください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次は花梨(かりん)がダイエットにどう役立つか説明します!
花梨(かりん)はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーであるため、ダイエットに適している
花梨は可食部100gあたりのカロリーが58kcalと低いです。この低カロリーな特徴から、花梨はダイエット中の方にとって理想的な食材と言えます。ダイエットでは、摂取カロリーを制限することが重要ですが、花梨を食べることで満腹感を得ながらカロリーを抑えることができます。
2. 糖質が低く、血糖値の上昇を抑える効果がある
花梨の糖質は9.4gと低いです。糖質の摂取が過剰になると、血糖値の上昇を引き起こし、糖尿病や肥満のリスクが高まります。しかし、花梨の糖質は低いため、血糖値の急激な上昇を抑える効果が期待できます。そのため、糖尿病や血糖値のコントロールが必要な方にとっては、花梨は健康的な食材と言えます。
3. 食物繊維が多く含まれており、腸内環境の改善に役立つ
花梨には食物繊維が8.9g含まれています。食物繊維は腸内環境の改善に役立ち、便通を促進する効果があります。また、食物繊維は満腹感をもたらし、食事の量を抑えることができます。そのため、花梨を摂取することで、腸内環境の改善やダイエット効果を期待することができます。
以上のように、花梨は低カロリーでありながら糖質が低く、食物繊維が多いという特徴を持っています。これらの特徴から、花梨はダイエットや血糖値のコントロール、腸内環境の改善に役立つ健康的な食材と言えます。
おすすめ:花梨(かりん)のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
花梨(かりん)に含まれる無機質の栄養を解説!
1. 栄養素のバランスが良い
花梨は、ナトリウムやリンの含有量が低く、カリウムやカルシウム、マグネシウムの含有量が普通とされています。また、鉄や亜鉛、銅、マンガンも普通の量が含まれています。これにより、花梨は栄養素のバランスが良い食材と言えます。
2. ミネラル豊富な食材
花梨には、カリウムやカルシウム、マグネシウムといったミネラルが豊富に含まれています。これらのミネラルは、体内の機能維持や骨の健康に重要な役割を果たしています。花梨を摂取することで、これらのミネラルを効果的に摂ることができます。
3. ヨウ素やセレン、クロム、モリブデンが含まれない
花梨には、ヨウ素やセレン、クロム、モリブデンといったミネラルは含まれていません。これらのミネラルは、体内の機能に影響を与える重要な栄養素ですが、花梨には含まれていないため、他の食材と組み合わせて摂取する必要があります。
花梨(かりん)に含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンAの特徴
花梨に含まれるビタミンAは、レチノールとα-カロテンは無く、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量の含有量が多い特徴があります。また、レチノール活性当量は普通です。
2. ビタミンEの特徴
花梨に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールの含有量が普通ですが、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールは無く、含まれていません。
3. その他のビタミンの特徴
花梨にはビタミンD、ビタミンK、ビタミンB12、葉酸、ビオチンは含まれていません。ビタミンB1は低い量、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸は普通量、ビタミンCは多い量が含まれています。
最後に、花梨(かりん)の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「花梨(かりん)」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 58 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 18.3 | g | |
└糖質 | 9.4 | g | 低い |
└食物繊維 | 8.9 | g | 多い |
たんぱく質 | 0.4 | g | かなり低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
「花梨(かりん)」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 30 | % | 特になし |
水分 | 80.7 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.5 | g | 低い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「花梨(かりん)」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 2 | mg | 低い |
カリウム | 270 | mg | 普通 |
カルシウム | 12 | mg | 普通 |
マグネシウム | 12 | mg | 普通 |
リン | 17 | mg | 低い |
鉄 | 0.3 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.2 | mg | 低い |
銅 | 0.09 | mg | 普通 |
マンガン | 0.05 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 38 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 200 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 140 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 11 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.6 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.01 | mg | 低い |
ビタミンB2 | 0.03 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.3 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.04 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.31 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 25 | mg | 多い |
廃棄部位: 果皮及び果しん部
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。