このページでは、果物のさくらんぼを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
さくらんぼのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはさくらんぼの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 64 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 15.2 | g | |
└糖質 | 14.2 | g | 普通 |
└食物繊維 | 1.2 | g | 普通 |
たんぱく質 | 1.0 | g | 低い |
脂質 | 0.2 | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、果物分類に所属する正式名称「さくらんぼ 国産 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、さくらんぼがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
さくらんぼはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:DELISH KITCHEN
さくらんぼとは?どんな食材?
さくらんぼは、赤くて小ぶりな果物であり、日本では夏に収穫されることが一般的です。その甘酸っぱい味わいと、独特の食感が特徴です。
さくらんぼの特徴1:美しい赤色
さくらんぼは、美しい赤色をしています。その鮮やかな赤は、まるで桜の花びらのように華やかであり、見る者を魅了します。この美しい赤色が、さくらんぼの特徴の一つと言えます。
さくらんぼの特徴2:甘酸っぱい味わい
さくらんぼは、甘酸っぱい味わいがあります。果肉は柔らかく、口に入れるとほんのりと甘みが広がります。しかし、同時に微かな酸味も感じられ、そのバランスがさくらんぼの魅力となっています。
さくらんぼの特徴3:独特の食感
さくらんぼは、独特の食感を持っています。果肉はジューシーでありながらも、しっかりとした歯ごたえがあります。一粒一粒が小さくて丸い形状をしており、口の中で転がすように味わうことができます。
以上のように、さくらんぼは美しい赤色、甘酸っぱい味わい、独特の食感が特徴の果物です。その魅力を味わうためには、夏の収穫時期にぜひお試しください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はさくらんぼがダイエットにどう役立つか説明します!
さくらんぼはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:DELISH KITCHEN
1. 低カロリーであるため、ダイエットに適している
さくらんぼは100gあたり64kcalと、低カロリーな果物です。カロリー摂取を制限したい方やダイエット中の方にとって、さくらんぼは適した食材と言えます。お腹いっぱい食べることができるのに、摂取するカロリーを抑えることができます。
2. 糖質と食物繊維のバランスが良く、血糖値の上昇を抑える効果がある
さくらんぼは糖質が14.2g、食物繊維が1.2g含まれています。糖質はエネルギー源として重要ですが、過剰摂取は血糖値の上昇を引き起こすことがあります。しかし、さくらんぼの糖質と食物繊維のバランスは良く、血糖値の上昇を抑える効果があります。そのため、糖尿病や血糖値のコントロールが必要な方にもおすすめの食材です。
3. 脂質や塩分が少なく、健康的な食事に貢献する
さくらんぼは脂質が0.2g、塩分が0gと非常に低い値です。脂質の摂りすぎは生活習慣病のリスクを高めることが知られていますが、さくらんぼはその心配が少ない食材です。また、塩分の摂りすぎも高血圧や腎臓病のリスクを増加させることがありますが、さくらんぼは塩分が含まれていないため、健康的な食事に貢献します。
以上のように、さくらんぼは低カロリーでありながら糖質と食物繊維のバランスが良く、さらに脂質や塩分の摂取量も少ないため、健康的な食事に役立つ果物と言えます。ダイエットや血糖値のコントロール、生活習慣病や高血圧予防など、様々な健康効果を期待することができます。ぜひ積極的に摂取してみてください。
おすすめ:さくらんぼのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
さくらんぼに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:YouTube
1. 栄養バランスが良い
さくらんぼは、カリウムやカルシウム、鉄などの栄養素を含んでいます。これらの栄養素は、体内の機能を正常に保つために必要なものです。特にカリウムは、血圧を調整するために重要な役割を果たしています。さくらんぼは、これらの栄養素をバランスよく含んでいるため、健康な食事の一部として取り入れることができます。
2. ナトリウムやマグネシウムが低い
さくらんぼは、ナトリウムやマグネシウムの含有量が低い特徴があります。ナトリウムは、高血圧や心臓病のリスクを増加させる可能性がありますので、摂取を控える必要があります。一方、マグネシウムは、骨や筋肉の健康維持に関与しています。さくらんぼは、これらの栄養素を適度な量で摂取することができる食材として選ばれることができます。
3. ミネラルが少ない
さくらんぼは、鉄や亜鉛、銅などのミネラルの含有量が低い特徴があります。これらのミネラルは、体内の機能を正常に保つために必要なものです。しかし、さくらんぼはこれらのミネラルを多く含んでいないため、他の食材と組み合わせて摂取する必要があります。特に鉄は、貧血の予防や免疫力の向上に重要な役割を果たしていますので、鉄を多く含む食材と一緒に摂取することがおすすめです。
以上のように、さくらんぼは栄養バランスが良く、ナトリウムやマグネシウムが低く、ミネラルが少ない特徴を持っています。健康な食事の一部として、さくらんぼを取り入れることで、バランスの取れた栄養摂取を促すことができます。
さくらんぼに含まれるビタミンを解説!
引用元:DELISH KITCHEN
ビタミンAの特徴
「さくらんぼ」に含まれるビタミンAには、レチノールは無く、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量の量が多いです。また、レチノール活性当量は普通の量です。
ビタミンEの特徴
「さくらんぼ」に含まれるビタミンEには、α-トコフェロールが普通の量含まれていますが、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールは無くなります。
その他のビタミン
「さくらんぼ」にはビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、ビオチンが普通の量含まれています。また、ビタミンCの量は多いです。
ビタミンD、ビタミンB12、葉酸は「さくらんぼ」には含まれていません。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はさくらんぼの使用例としてレシピをご紹介します。
さくらんぼを使ったレシピ20選!
#1 コロンとかわいい! さくらんぼのクレープケーキ
さくらんぼ、カステラ、サラダ油、薄力粉、砂糖、溶かしバター(無塩)、レモン汁
このレシピはさくらんぼを使ったクレープケーキです。見た目も可愛く、おもてなしにもぴったりな一品です。…
レシピを見る#2 とろける食感♪ さくらんぼのカップムース
さくらんぼ、砂糖、レモン汁
このレシピはさくらんぼを使ったカップムースです。ほんのりピンク色がかわいいムースで、空気を含んでふわっととろける食感になります。…
レシピを見る#3 さくらんぼとヨーグルトカスタードのフルーツタルト
無塩バター、粉砂糖、アーモンドプードル、薄力粉、ホワイトチョコ、牛乳、バニラビーンズ、無糖ヨーグルト、生クリーム、等
カスタードクリームにヨーグルトを混ぜた、さっぱりとしたタルトのレシピ。今回はさくらんぼとブルーベリーを乗せていますが、メロンや桃、ぶどうなど、旬のフルーツをのせてみてもおいしくつくることができます。…
レシピを見る#4 焼かずに作れる! さくらんぼの生チョコチーズタルト
さくらんぼ、溶かしバター(無塩)、ホワイトチョコレート
このレシピはさくらんぼとホワイトチョコレートを使った生チョコチーズタルトの作り方です。チーズと生チョコの組み合わせにさくらんぼの爽やかさがぴったり!ビスケットを使って焼かずに作るお手軽タルトです。…
レシピを見る#5 白ワインでさわやか! さくらんぼジャム
さくらんぼ、砂糖、レモン汁、白ワイン
このレシピはさくらんぼを使ったジャムの作り方です。さくらんぼと言えば山形県!6月頃から旬を迎える美味しいさくらんぼを贅沢にジャムにしてみませんか?白ワインを使うのが人気のポイント。…
レシピを見る#6 ぷるんとさわやか♡ さくらんぼのゼリームース
さくらんぼ、カステラ、カルピス[原液、砂糖、お湯、レモン汁
このレシピはさくらんぼを使ったゼリームースです。さくらんぼをゼリーに閉じ込めて、水玉模様に仕上げます。…
レシピを見る#7 混ぜるだけで簡単! さくらんぼのクラフティー
さくらんぼ、砂糖、薄力粉、溶かしバター(無塩)
このレシピはさくらんぼを使った簡単なスイーツです。さくらんぼの美味しさを引き立たせるために、薄力粉を使用します。…
レシピを見る#8 ふわっとひんやり♪ さくらんぼのセミフレッド
さくらんぼ、砂糖、レモン汁
このレシピはさくらんぼを使ったセミフレッドのデザートです。手間がかかる分、そのおいしさは格別!ふわっととろける食感がたまりません。…
レシピを見る#9 キュンとする甘酸っぱさ♡ さくらんぼのパウンドケーキ
さくらんぼ、無塩バター、レモン汁、薄力粉、砂糖(さくらんぼ用)、ベーキングパウダー、砂糖(生地用)
このレシピはさくらんぼを使った甘酸っぱいパウンドケーキの作り方です。さくらんぼの酸味と甘みが生地と相性抜群で、しっとりとした口どけの良い生地が特徴です。…
レシピを見る#10 シンプルでおいしい! さくらんぼソース
さくらんぼ、砂糖、レモン汁
このレシピはさくらんぼを使ったシンプルなソースの作り方です。さくらんぼとレモン汁を使い、レンジで簡単に作ることができます。…
レシピを見る#11 さくらんぼのクラフティ
グラニュー糖、サワークリーム、アーモンドプードル、薄力粉、生クリーム、牛乳、バニラビーンズ、ブラックチェリー、キルシュ、等
材料は、卵、グラニュー糖、サワークリーム、アーモンドプードル、薄力粉、生クリーム、牛乳、バニラビーンズ、ブラックチェリー、キルシュ、バター、粉糖です。…
レシピを見る#12 丸ごと入った♪ 一口さくらんぼサイダーゼリー
さくらんぼ、サイダー、砂糖
このレシピはさくらんぼを使った一口サイダーゼリーの作り方です。さくらんぼをヘタつきのままゼリーで包み込み、可愛らしい見た目の一口スイーツを作ります。…
レシピを見る#14 簡単かわいい♡ さくらんぼゼリー
さくらんぼ、はちみつ、レモン汁
このレシピは旬のさくらんぼを使ったかわいいゼリーの作り方です。さくらんぼの美味しさを引き立てるため、はちみつとレモン汁を使って甘さ控えめのゼリーに仕上げました。…
レシピを見る#15 爽やかな味わい♪ さくらんぼのシャーベット
さくらんぼ、砂糖、レモン汁
このレシピはさくらんぼを使った爽やかなシャーベットの作り方です。火を使わずに作れるので、簡単で手軽に作ることができます。…
レシピを見る#16 2層で贅沢! さくらんぼとヨーグルトのゼリー
砂糖、さくらんぼ、レモン汁
このレシピはさくらんぼを使った贅沢なゼリーの作り方です。まろやかなヨーグルトゼリーとの相性が抜群で、フレッシュなさくらんぼの甘酸っぱさが楽しめます。…
レシピを見る#17 贅沢コンポートのせ♡ さくらんぼパンナコッタ
砂糖、さくらんぼ、レモン汁
このレシピはさくらんぼを使った贅沢なパンナコッタの料理です。まず、水とさくらんぼ、レモン汁を用意します。…
レシピを見る#18 パクッと食べられる♪ 一口さくらんぼチーズアイス
さくらんぼ、砂糖、レモン汁
このレシピはさくらんぼを使った一口サイズのチーズアイスの作り方です。さくらんぼの季節にぴったりのかわいいアイスです。…
レシピを見る#19 濃厚贅沢スイーツ♪ さくらんぼのチーズアイスケーキ
さくらんぼ、砂糖、レモン汁、無塩バター
このレシピはさくらんぼを使った贅沢なスイーツ、さくらんぼのチーズアイスケーキです。さくらんぼのコンポートの甘酸っぱさと濃厚なチーズアイスが絶妙な組み合わせです。…
レシピを見る#20 さくらんぼのクラフティ
サクランボ、小麦粉、グラニュー糖、バター、牛乳、生クリーム、バニラエッセンス、リキュール、薄力粉、等
フランスの伝統菓子「クラフティ」のレシピ。「クラフティ」とはフランスの地方に伝わる伝統料理で、果物入りのカスタードプディングのようなデザートです。…
レシピを見る最後に、さくらんぼの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「さくらんぼ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 64 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 15.2 | g | |
└糖質 | 14.2 | g | 普通 |
└食物繊維 | 1.2 | g | 普通 |
たんぱく質 | 1.0 | g | 低い |
脂質 | 0.2 | g | 低い |
「さくらんぼ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 10 | % | 特になし |
水分 | 83.1 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.5 | g | 低い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「さくらんぼ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 1 | mg | 低い |
カリウム | 210 | mg | 普通 |
カルシウム | 13 | mg | 普通 |
マグネシウム | 6 | mg | 低い |
リン | 17 | mg | 低い |
鉄 | 0.3 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.1 | mg | 低い |
銅 | 0.05 | mg | 普通 |
マンガン | - | mg | 無し |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | 0 | μg | 無し |
クロム | Tr | μg | 無し |
モリブデン | 1 | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 13 | μg | 多い |
└β-カロテン | 81 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 21 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 98 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 8 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.5 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (2) | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0.03 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.03 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.2 | mg | 低い |
ビタミンB6 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.24 | mg | 普通 |
ビオチン | 0.7 | μg | 普通 |
ビタミンC | 10 | mg | 多い |
別名: おうとう、スイートチェリー/廃棄部位: 核及び果柄
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。